わんころりん☆にゃんころりん

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2008年06月23日

考え方の差・・・

カテゴリ：動物愛護

命を救う・・・

・多くの命を連れて来て　多くの人の力や財力を借り　その中で強く生き残ったものを譲渡する方法
・1頭（1匹）でも確実に自分の経済と手でケアをし譲渡する方法

まぁ　その組み合わせ色々ではあるが　それぞれの考えに基づく愛護の方法がある
保護する人間の知識不足や不注意で亡くしている命が絶対ないと言い切れないところが悲しい

事実多くを保護していれば見落としや　手遅れがあるのも事実である事を否めない
表向きに公表している人はまだまだ良心があると思われる
闇から闇・・・残念ながら無いと断言できない

しかしまた　どんなに手を尽くしても救えない命があることも事実なのである

スクスクと育ち何の異常もなく１回目のワクチンが済んだので飼って下さる方を探し始めた
何分にも情報網を持たない人だったので難航していた
飼い主探しの方法などを某愛護団体にお力を拝借しようと　相談をかけた
ネットでのやり取りに不安を覚えリアルで話がしたいと思い　有料参加であってもかまわないので　持込で譲渡会に参加させて貰う事は可能であるかの問い合わせをした

乳飲み子から手をかけ時間をかけて　育ててきたのであるから繋いだ命を御渡しする上で不安のない方を多くの中から選びたい
そう考えるのはごく普通であろうと思った

当然お願いするのであるから　自分の猫の状態や連絡先・氏名などは知らせてのことである
検討頂くと言う事で連絡を待っていた
そうこうしている内に口コミでいいお話が来て　幸いにも２匹一緒に譲って欲しいということになった
願ってもない環境で　親御さんも近所にいて長いこと猫を飼っているので　何かの折には後見人になってくださると確約を頂いた
形の上でトライアルとしたが　すっかり馴染んでいる様子を毎日画像付きのメールで自慢満載で送信してきてくれるそうである

何時でもご協力させていただきますのでまた何かの折には御連絡下さい
と　勝手なお願いをしたのに恐縮するくらいの対応だったと喜んでいた

数日後　その団体の関係者の方から連絡があった

仔猫は先方に慣れましたか？
状況をお話しすると　我が事のように喜んでくれた
なんとフォローの行き届いた団体なのだろうと感激した

・・・がそうではなかった

当方で保護している犬の預かりをしていただけませんか？

目の見えない犬なのでケージに入れたままで結構です
外へ出すと何処でもかまわずマーキングをしてしまいますので・・・

それって　預かりという名目の終生飼養なのだろうか・・・
詳細を聞いてしまえば断り難くなると思って

『孫が悪戯盛りなので何か間違いがあってからでは取り返しが付きませんので・・・』

と婉曲ではあるが断ったのだが・・・
このまま団体の檻の中で死ぬまで暮らすことになってしまうのだろうかと　日が経つに連れ断ってしまったことに対して自責の念に苛まされているという

結局ペット可とはいえ　賃貸のアパートなので犬もう１頭は無理だと自分に言い聞かせて自分を納得させたと言っていた

そんなに預かりが必要な愛護って・・・
充分な個体管理の状態ではないのではないだろうか

１回の預かりで命が１つ救えます

こんな言葉をよく見かける
これは明らかにキャパオーバーなのではないのだろうか・・・

命に対して『何とかなる』という希望的観測は危険この上ない綱渡りだと思う

それとも単なる素人の私の老婆心なのだろうか？

今日の だちぇ

１８時現在　　 ４２６ｇ

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