わんころりん☆にゃんころりん

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2010年08月17日

トーニャ　お家の子記念日

カテゴリ：トロン

１２歳になった・・・・

年間に　何匹繁殖して放置しているか解らない家の仔猫として生まれたトーニャ
この家の主とは面識は無い
しかし　この家を良く知る　同じマンションの住人によれば　猫は何匹居るのか解らない・・・と言うほどの多頭飼いらしい

トーニャは我家初の保護猫
パフィーかーちゃん（先代ヨーキー）が　逃げ後れた仔猫をその場に居た多くの犬達から守り　我子の様に慈しんだ

事の成り行きは　公園内の植え込みに八割れ二匹と雉トラ（トーニャ）がくんずほぐれつじゃれあっていた
散歩の犬が行き交う時間帯で　フリーリードの犬が多い公園・・・

そこへ一頭の犬が乱入！

八割れ２匹は　あっという間に逃走！
ポツンと残されたのが　トーニャ

かーちゃんがこの犬から　仔猫を守りきった

どんどん犬が来るので危険を感じ　自転車で犬を連れて来た人が　仔猫を籠に保護した
かーちゃんは　届かなくなってしまい　飛び上がって自転車によじ登ろうとする
危険なので　後ろ籠に仔猫とかーちゃんを入れた

仔猫はかぁちゃんに縋る様にしがみ付いて来た

仕方がないので　そのまま籠の中で過ごさせた

仔猫の飼い主の住むマンションの住人が　犬の散歩に現れ　『今年もまた　放置してるんだ。。。』
聞けば　生まれた仔猫も　不要になった猫も　ベランダや　外通路に出すのだと言う

だから　『逃げちゃった！』なのである
決して『捨てた』のではないと言うのだそうである

確かにそうではあるが・・・
毎年数回はマンション住人とトラブルを起こしていると言う

返却に行ってもらった所　『家の猫ではない！』とけんもほろろ・・・

猫ボラさんに　連絡が取れない日が続いていたが　その間に　健康診断　蚤の駆除　虫下し等　できる範囲の健康管理をしておいた
フロントラインで　蚤の幼生が　のた打ち回って　仔猫の体中から　無数に這い出してきたのには驚いた

・・が　猫ボラさんと連絡が取れる前に重大疾病発覚！
緊急処置を施して貰ったが　尿道閉塞！
カテーテルによる緊急処置であったが　こんな仔猫にしてはかなり重症との事

その３ヵ月後に体力をつけて　大きな手術を行う事になった

免疫力が全くなく　風邪をひいても生死の境を彷徨うし　ストラバイト尿石症　腎炎・・
何やら沢山背負い込んだ仔猫だった

家の子にするしかないか・・・
と言うことで　我家の猫の起源が・・・・

その日から　１２年・・・
上手に病気と付き合いながら　健康に（？）過ごしてくれている
当に　一病息災・・・
昔は無病息災と言ったが　今は１つくらい持病があった方が　健康に気をつけて暮らすので　良いそうである

後１０年　共に暮らしたいとは思うが　贅沢は言わない
健やかに　楽しく毎日を過ごして行く事を積み重ねてさえくれれば　それで良い

頑固で　無愛想で　強暴で　他所から見れば　可愛くも何ともない老猫
我家にとっては　何よりもかけがいのない可愛いトーニャちゃん！なのである
他の猫と　比べる事は無いが　貴重な猫歴史の第一歩の猫である事に　深い感慨がある

特別扱い　結構！
大事な　大事な　トーニャちゃん！
また　健やかな１年が過ごせるよう　頑張って　健康管理をして行こうね♪

＊　一緒に居た八割れにゃん２匹　その後　別々な場所で保護されたと聞いたが　
　　その後の詳細は不明である　＊

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