遅ればせながら、大洲、佐田岬の次の日です。
10月15日のこと
万年橋(10:10)~御祝山998m(11:50)~三本杭1226m(13:00)昼食(13:20)~熊のコル~千畳敷(14:45)~日本の滝百選に選ばれた雪輪の滝(14:55)~万年橋(15:20)
一泊で帰るつもりが、雨のおかげで2泊。
娘たちとの生活を堪能できてうれしいことこの上なし。
保育園に行く孫を見送って出発。
山の中に向かって森の道をひたすら走ると、右手に「森の国ホテル」がやっと見えました。
宇和島というと海を思い浮かべますが、
少し入っただけで深~い森の国です。
とてもおしゃれで素敵なホテルですが、
深い森の中なのでサルが出ます。
ホテルで案内図をもらっていよいよ登山開始。
登山口の万年橋辺りは勝手知ったる・・・と甘く見たおかげで、
さっそく道を間違えて帰路に選んだ道に行ってしまい、 「出会橋」から引き返す。
20分のロス。
万年橋の袂にあるこれを見落とすとは困ったことです。
木漏れ日を浴びながらよく手入れされた桧林の中を登っていく。
危険度は低いが、急な登りが続くので体力は必要。
一つの標識もなく、ジクザグに急な道を登りながら不安になりながらも、
やっと「御祝山」の頂上に到達。
無事に棟上げが出来て良かったね・・・という気持ちで娘に写メール。
展望は全くなし。
ここからは天然林の中の平たんな道が続く。
シャクナゲの群生が続き、満開のころを想像しながら歩く。
ヒメシャラやブナ林の広がる緩やかな上りを楽しんでいると、
急に展望が良くなり「三本杭」が目の前に現れる。
三本杭頂上
松野町の集落が谷間に見えます。
「熊のコル」という面白い名の分岐から下り「滑床渓谷」の「奥千畳」へ。
ここから万年橋までは標高差200m。
よって川は滝の集りのようです。
かと思えば数多くのナメリ滝があり、変化に富んだ渓谷美を堪能できました。
雨のあとで水量も多く、渓流の音を聞きながら素晴らしい景色を楽しむこと2時間。
ただしこれほどの渓流沿いの道は、
苔むした板状の滑りやすい岩ばかり、ナメリ滝を渡るところも数ヶ所あり、
変化に富んだ山登りでした。
ロープから手が離れれば底なしの岩すべり地獄です。
万年橋ではアマゴ釣りでしょうか。
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