狸の方丈記

2008.11.18
XML
カテゴリ: 山歩き

遅ればせながら、大洲、佐田岬の次の日です。

10月15日のこと

万年橋(10:10)~御祝山998m(11:50)~三本杭1226m(13:00)昼食(13:20)~熊のコル~千畳敷(14:45)~日本の滝百選に選ばれた雪輪の滝(14:55)~万年橋(15:20)

一泊で帰るつもりが、雨のおかげで2泊。

娘たちとの生活を堪能できてうれしいことこの上なし。

保育園に行く孫を見送って出発。

山の中に向かって森の道をひたすら走ると、右手に「森の国ホテル」がやっと見えました。

宇和島というと海を思い浮かべますが、

少し入っただけで深~い森の国です。

とてもおしゃれで素敵なホテルですが、

深い森の中なのでサルが出ます。

森の国ホテル

ホテルで案内図をもらっていよいよ登山開始。

登山口の万年橋辺りは勝手知ったる・・・と甘く見たおかげで、

さっそく道を間違えて帰路に選んだ道に行ってしまい、 「出会橋」から引き返す。

20分のロス。

万年橋の袂にあるこれを見落とすとは困ったことです。

標識

木漏れ日を浴びながらよく手入れされた桧林の中を登っていく。

危険度は低いが、急な登りが続くので体力は必要。

登り

一つの標識もなく、ジクザグに急な道を登りながら不安になりながらも、

やっと「御祝山」の頂上に到達。

無事に棟上げが出来て良かったね・・・という気持ちで娘に写メール。

展望は全くなし。

御祝山

ここからは天然林の中の平たんな道が続く。

シャクナゲの群生が続き、満開のころを想像しながら歩く。

ヒメシャラやブナ林の広がる緩やかな上りを楽しんでいると、

急に展望が良くなり「三本杭」が目の前に現れる。

三本杭頂上

松野町の集落が谷間に見えます。

三本杭

「熊のコル」という面白い名の分岐から下り「滑床渓谷」の「奥千畳」へ。

ここから万年橋までは標高差200m。

よって川は滝の集りのようです。

かと思えば数多くのナメリ滝があり、変化に富んだ渓谷美を堪能できました。

滑床渓谷

滑床渓谷

滑床渓谷

滑床渓谷

雪輪の滝

雨のあとで水量も多く、渓流の音を聞きながら素晴らしい景色を楽しむこと2時間。

ただしこれほどの渓流沿いの道は、

苔むした板状の滑りやすい岩ばかり、ナメリ滝を渡るところも数ヶ所あり、

変化に富んだ山登りでした。

ロープから手が離れれば底なしの岩すべり地獄です。

滑床渓谷

万年橋ではアマゴ釣りでしょうか。

滑床渓谷






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008.11.18 16:25:59


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: