ちのぴぃの雑記録

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君の瞳に恋してる~FC東京にハマった訳



 私が始めてFC東京の試合を観たのは一昨年の11月14日、対ベガ
ルタ仙台戦。場所は駒沢陸上競技場。

 Jリーグにしてはチケットが安くて、しかもスポンサーのAMPMさ
んの紙パックコーヒーをタダでもらえてラッキーだな、と思いながらバ
ックスタンドに移動する。

 ちょうどその時に「君の瞳に恋してる」の曲に合わせた東京サポの歌
が聞こえてきたのだった。

 その日は抜けるような晴天だったことを今でも良く覚えている。
 昼間の試合だったのでポカポカ陽気で冬の始まりにしては暖かかった。

「FC東京のサッカーは面白い」

 私が毎朝会社の通勤の時に車の中で浦和レッズ中心のサッカーネタで
盛り上がっている番組の中でDJの方が常々口にしていたことだった。
 それと、日本代表サポーターの中心的人物である植田朝日さんのイン
タビュー記事を雑誌か何かで読み、関心を持ち始めた。

 そして、駒沢に行こうと思ったのはちょうどその1週間前、11月8
日対大宮戦、あの日帰りの車の中でNACK5とTOKYOーFMで同
時中継があり、それを聞いていた。
 結局大宮が勝ったために今度の日曜日にJ1昇格が決まるかもしれな
いな。。。と思い「一体、どんなサッカーをしているのだろう。。。」
という興味が次第に私の中で大きくなり、今回足を運ぶことにしたので
ある。

 実際に観に来てはみたものの、選手の名前すらわからず困ってしまっ
た。しかし、その中で佐藤由紀彦選手の名前を発見。
「あれ、あの清商の佐藤?へ~、今東京なんだ」

 その昔、川口能活選手見たさに高校選手権の後に行われたユース大会
を友達とやはりここ駒沢まで観に来た覚えがあり、ちょっと懐かしかっ
た。

 ベガルタ仙台は清水監督ぐらいしか知らなかったのは言うまでもない。

 試合の途中で審判のミスジャッジに対し

「ヘボ審判」コールの東京サポ。

 対して
「その通り」コールで返す仙台サポ。

 今まで私が観てきたJ1の世界とは全く異なる世界であり、新たな
驚きを感じていた。

 肝心の試合内容はと言えば、東京が中盤でパスを回してはいるもの
の、シュートまで行かず、ベガルタ仙台の守りを突破できず、逆に交通
事故のようなミドルシュートが入り、その1点を守り切ってジエンド。

 後半途中から鏑木選手が出てきて、「おー地元出身(茨城県出身)頑
張れ!!」と思ったものの、点を取ることができなかった。
 結局その日、大分が勝ったために勝ち点が逆転され、J1昇格が厳し
くなっていた。

 試合終了後、「何が面白いのかわからん。。。ひでえ試合だったな」
と思いつつ帰ろうと移動した時、選手がクールダウンを終え、ピッチを
去ろうとするその時までサポーター集団がずっと残っているでは。。。
 しかも、暖かい声援を送っているではないか。

 その姿を観ていて、私もじっとピッチを見つめていた。
「何てアットホームな選手とサポーターとの関係なのだろう。。。」

 その時、不覚にも私はジーンときてしまった。
 それでも大分が上にいる現実がある以上J1昇格は無理。
 来年は水戸ホーリーホックがJ2昇格するから今度は地元で観られる
かも。。。と思いつつ、その日は家に帰った。

 でも結局その次の週で奇跡が起き、FC東京は念願のJ1昇格を果た
す。

 そして、月日は変わって昨年の3月11日。J1開幕戦。
 私は国立競技場で鹿島アントラーズの試合を観戦していた。

 名古屋相手に完勝し、横浜国際競技場へと移動する。
 FC東京が横浜Fマリノスにどう戦うのかを。。。

 昼間は晴れていたとは言え、3月でしかも夜はまだまだ肌寒い。
 あの駒沢での不様な負け方から今回どう戦うのか、はたまた通用する
のか。。。をじっくりと観てみたかった。

 もともと私はマリノスファンであった。
 しかし、井原選手を放出したあたりからあまり興味が持てなくなって
しまっていた。選手の能力は高いけど、それを組織化できなかったデラ
クルス監督。そして個人で勝手に試合を進めてしまう選手達に失望を覚
えて。。。
 それでも清水エスパレスを強豪チームに育てたアルディレス監督がど
う建て直すのかには興味があった。

 試合は前半からFC東京のひたむきなプレーが目立ち、カウンター攻
撃の早さにワクワクしながら観ていた。
 決して巧いとは言えないんだけど、必死に食らい付いてボールを奪う
と素早く攻撃する。。。というスタイルが妙に新鮮なものに写った。

 試合はと言うと、結局PKによる1点を守り切って勝った。
 その後、何度か試合を観ているが、この時の爽快感は今でも忘れるこ
とができない。

「J1なんてララ~ラ~ララララ~ラ~」
「人間なんて」の曲に乗せて東京サポが歌う。(煽る?)

 それ以来、FC東京にすっかりハマってしまった。  


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