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先日、CSIをいつものように見ていましたが、
ある場面でベートーベンの「運命」が流れました。
それを聞いて、鳥肌が立つほど感動し、CSIの話そのものではなく、
「運命」を聞きたいためにDVDを何回も再生してしまいました。
有名な曲ですので、もちろん聞いたことはありましたし、
最初の「タタタターン」が 運命が扉をノックする音を象徴していることも知っていましたし、
また指揮者ごとに「ターン」の伸ばし加減が違うことを
比較して聞いた時期もありました。
でも、この曲の最初の部分が持つ焦燥感を強く感じたこともなく、
これだけ感動したことはなかったので、
自分でもとても驚いたわけです。
以前、ERを見ていたときに、何話か忘れましたが、
内科医で経験豊富なグリーン先生と、まだ新米の医者のカーター先生の会話で
グリーン先生が医者で一番大事なことは何だと思うかカーター先生に訊く場面がありました。
カーター先生が「情熱を持って仕事をしていくこと」と答えると、
グリーン先生が「それは違う、毎日の仕事をきちんとこなしていくことだ」と答えるのです。
完全に再現しているわけではないので、多少言葉が違うところはご容赦ください。
これを最初に見たとき、もう何年も前でしたが、
このときは私も、カーター先生の意見と同じで、
グリーン先生の意見を何か平凡でつまらないもののように感じたのでした。
しかし、ここ最近になって、
毎日のことを丁寧に積み重ねていくことの重要性をとても強く感じるようになり、
グリーン先生の言っていた意味を理解できるようになってきました。
毎日を大切に過ごすことが自分の経験になり、
その経験があるからこそ、
今まで気づかなかったことに 感動することが出来る。
「運命」をきいて新しい感動をしたことから
自分の変化を感じることができ、
「年をとるのも面白い」と思うことができました。