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トラさんと狼さんあらすじ狩りの途中で、可愛いトラ模様の仔猫を拉致ってしまった狼さん。可愛いお嫁さんとして、巣につれてきたはずだったのに・・・半年の狩りから帰ってみたら。可愛い仔猫は、自分よりも大きなベンガル虎のオスだった!!そして、成り行き?でトラさんに押し倒されてしまった狼さんは・・トラさんの素敵な奥さんになったのでした・・・キャスト遊佐浩二(トラさん)×鳥海浩輔(狼さん)ワンコさん(羽多野渉)×森川智之(トラ兄さん)宮田幸季(ちびトラさん)相馬幸人(トラ父さん)、藤田圭宣(トラ爺さん)井上悟(狼の長老さん)、川野剛稔(狩人)、ゆりん(リス)感想お友達のブログで紹介されていて。宮田さんのズッキューンものの「オオカミしゃん」は超絶可愛い!とありました。しかも。情けない受けの狼さんに鳥海さん。成長した可愛い?トラさんに遊佐さん!!おぉお!!こ、これは是非とも聞きたい!と即探しに行きましたら。兄命斗宮崎店では、予約分で入荷数が一杯になったほどの人気作(^^;帰宅後に、ネットで即注文。届いて、えーっと何回聞きましたっけ?もう、毎晩のように枕元ポータブルCDに入れたまま・・・そのくらい楽しいやら、ちょっとしんみりしたり。聞く度にいろいろ発見して、またそれも楽しくて。久しぶりに、感想が自分の中からあふれ出してくる感覚となりました。感想書きの気分上昇??そこの貴女!!この作品聞かないで年越ししちゃうなんて勿体ないですよ!!(おぉ・・そこまで言うか?自分・・・)さて。狼さんは、狼の部族の切り込み隊長さんなので。基本的には格好良く、ツンデレで素敵な男性狼さんです。なのに、ショタの気があったのか?いや・・その時には男の子とは気が付いていないのですから。単に可愛いもの好きのオレ様・・だけど、過保護なほどの世話好きさん。二言目・・ではなく、一言目(大笑)には、いいか?トラ!!オレ様の言うことを聞けないのなら、頭から丸かじりしてやるからな!!とすごんでみせますが。仔猫?時代から、トラさんはちーっとも丸かじりされる心配なんてしていません。ホケホケ~のぽわわん(大笑)で、狼さんの父性本能直撃しまくっています。厳しい野生の掟・・と狼さんは言いますが、どこがやねんと思いっきり巨大ハリセンで突っ込みをしたくなるほどの甘甘な生活っぷり・・温かい~~と狼さんにすり寄って、安眠しているんですもの。そんな狼さんとトラさんの立場が、逆転してしまうのは。半年の狩りから、戻った時。巣穴には、成長したベンガル虎のオス。しかも狼さんよりも大きな体格。そのトラさんが、ずっとこうしたかった・・僕じゃ駄目ですか? と上目遣いに見ようものなら。狼さんも一目惚れだったのですから。否やはなく。そのまま、トラさんの言うとおりに腰をあげて、優しくされてしまいます(大笑)この時の、鳥海さん@狼さんのあれ?あれれ?あれれれれ~~? のなんとも間抜けな疑問符の嵐は、一度聞いて知っていても笑えてしまうほどです。可愛い仔猫かと思いきや。狼さんに目をつけたのは僕が先!と言い切るだけあって。トラさんは、見た目ほど可愛い?存在ではありません。狼さんの言うことに素直に「はい」と答えてはいますが。狼の群れの皆さん公認の仲になるため実家に戻った後そして、狼さんとよりを戻す時の画策可愛い顔して、ちょっと腹黒なのですね(大笑)兄上は黙っていて下さい! と、実の兄でさえぴしりと釘を刺しますし。狼さんと一緒に居るためなら、飛び降りますと脅すところなど。いやはや!!もう、きらりーんと光る爪なり牙なりが見えるほどです。このトラさんだけは、敵に回しちゃいけませんぜ・・何しろ、本能のままに狩りをさせたなら。一匹?一頭で、狼の群れ以上のハンターぶりですし。愛する人をとどめる為なら、罠を使って監禁・拘束・・なんでもありなんですもの。しかし。ラブラブな二匹(二人)ではありますが。トラさんが、狼さんとの約束を破って。本能のままに狩りをしてしまい。彼らがトラさんの実家で過ごすようになってから。二人の間に、ちょっと悲しい風が吹き始めます。狼の寿命は9年。トラの寿命はその倍の20年・・しかも、狼さんの方が年上。例えは悪いですが。60歳の女性が、二十歳そこそこの若いお婿さんをもらったようなもの??違う??そういうものじゃないな・・夫婦概念や、交尾(大笑)の事以上に種族の壁は厚く高く、狼さんにのしかかってきます。そもそも。幼いトラに、狼のような生活の刷り込みをしたのは自分ではないのか?と思い悩んでしまっていましたから。狼さんは、トラさんから距離と時間をおこうと思ってしまう・・そこまでは。狼は、冬だけに一回だけ交尾するのに対して。トラは、発情期には二日に百回の交尾をする・・と言うナレーションの後でも聞き間違いかな? 正しくは・・半年に百回ではなく、二日に百回です。んふっなどのやりとりに大笑いしていたのに。話を聴け!と憤る狼さんを押し倒すトラさんのちょっと黙っていてくれませんか? に悲しみが透けて見えてしまうんです。激しい攻めの吐息に、「一緒に居られる時間が短いからこそ、大事にしたい!」と言う心の声が聞こえてくるようです。トラさんの熱意が伝わって。二人はこれからも仲良しさんで居るでしょうが。ちょっと切なさも感じてしまっていました。そして。トラ兄さんとワンコさんでは。ツンツンしているオレ様なトラ兄さんですが。このトラ兄さんって、弟思いだし。結構太っ腹で、人情味あふれる(トラだけど)ワンコさんにほだされる辺り。根は素直で優しい良い人~~と思ってしまうんですよね(^-^)。そんなトラ兄さんのお婿さん?は、狩人の所から一緒に来たワンコさん。勘違いしてワンワン泣いているトラ兄さんが、ワンコさん事情を知ったなら。本当に、どう出るかな?喜んでくれる?それとも激怒する?んふふ~~激怒したふりをしつつも、実際には喜んでくれているのじゃないかしらね?と思わせてくれます。さてさて。オレ様だけど、過保護で優しい狼さんを演じたのが鳥海さん。あ・・・あ・アゥ・・オーンの遠吠えに混じる、やるせなさや色気たっぷりの喘ぎ(遠吠えなのに、喘ぎなの)そして、仔猫トラさんの一挙手一投足に、身体をくねらせてぐは!!っと撃ち抜かれている様。心臓が持たない・・のではなく、鼻粘膜からの大量出血で貧血になる方が先かも?なんて思わせてくれました。遠吠えに、トラックごとのタイトルコールなどなど・・本当に楽しく聞かせて頂きました。純情なんだけど、ちょこっと(大笑)腹黒。天下無敵?な攻めのトラさんに遊佐さん。いきなり成長して、トラか?と慌てる狼さんに。トラ・・ですけど?と、小首をかしげて言う辺り。そして上にも書きましたが。時々見え隠れする、牙や爪(大笑)種族の違いによる悲しみを埋めるかのような激しい攻めのシーンで、悲しみを感じさせて下さいました。もう、もう・・2009年の個人的BLアクターナンバーワンです!!可愛く答えるシーンや。岩場からの眺めも素敵なんですよ~と言うシーン。見せびらかすためのチュ!の愛らしさに、もうメロメロになりました。そんなトラさんの子供時代。これまた、純情可憐でありながら。ちょっと腹黒(大笑)を演じさせたらナンバーワン(褒めてますからね)の宮田さん!!可愛い奥しゃん!や、オオカミしゃん!には、狼さんでなくてもズッキューンですよ。いやもう、凶悪なほど可愛い!!ほえ~と見上げたり。狼さんの言いつけに、1つ1つはいっと答えて見上げる様の愛らしさ。ほわほわの毛並みとふさふさの尻尾。愛らしい口元まで見えるほどの可愛さでした。最近、腹黒な大人な役が多かったので。久しぶりに可愛いお声を堪能させていただきました。そして。トラさん一家の弟の嫁息子の嫁孫の嫁でも笑わせていただきました。狼さん以上にツンデレで、強面っぽいのに素朴で優しいトラ兄さんの森川さん。迫力あるのに、可愛い一面も持っている兄さんにベストマッチ!!わんこの羽多野さんも、面倒見のよいわんこさんで。わんこさんの出番は、多くはないけど。今後に期待してしまいます。あぁ・・楽しかった。こういうBL、好きやわ~~教えていただいたお友達に、感謝です!!そして。鳥海さん好きな貴女、遊佐さん好きな貴女!!買って損は致しません!(多分・・・)ギリギリ年末にノミネート候補のBLCDとなりました(^^)v
2009年12月19日
今朝の朝日新聞の記事で。『そこで採用されたのが、「ひっそりと」作戦だった。BLとは表示せず・・・・』とあった瞬間に、一体何?何の記事?と目が覚めてしまいましたねぇ(大笑)。朝刊に、BL?って、何故に?しかも、天下の朝日新聞だぞ?と思って、良くみたら。この記事、実は新潟産コシヒカリBLと言う品種のお話で。市場で、売りに出す時にBLの表示を出さなかった・・・と言う記事なので。まるで関係ないと言えば関係ないのですが。いやぁ・・朝っぱらから、「やっぱり、目が腐っていますかね??」と、ちょっと自嘲してしまいました。そんな私が、久しぶりにこれは、BL界でもかなりのゲテモノか?と思ったドラマCDの感想を・・作者さんが、木原さん。この方は、かなり左右に揺れ幅が広い作家さんではなかろうか?と思うものですから。この作品は、振り子がかなりどちらかに偏ってしまった作品かな?なんて思っております。Don’t Worry Mama(ドント ウォーリー ママ) インターコミュニケーションCD☆Don't Worry Mama(ドント ウォーリー ママ)☆あらすじ・・・東山裕一は、製薬会社に勤めるサラリーマン。新種の薬草を求めて、無人島に上陸するが。いろいろな偶然が重なって、この上なく嫌な上司である今蔵と二人、島に取り残されてしまうのだった・・・・キャスト・・・檜山修之(東山裕一)×山口勝平(今蔵隆)市来光弘(東山修司)ふくまつ進紗(野鳥研究員A)、三浦潤也(野鳥研究員B)中村浩太郎(池之端厳造)、矢口アサミ(吉原タエ)一城みゆ希(今蔵芳江)感想・・・そうですねぇ・・感想の第一番が、まさか!こんなBLがあるとは思わなかった(大笑)・・・に尽きます。何しろ、受けの今蔵の体重が100キロ越え。しかも、BLでなくても嫌がられるだろう男性のナンバーワンタイプ(大笑)のマザコン!!おまけに、お世辞にも良い人だとは言えない性格!!100キロオーバーの体重と言う時点で、こんなBLは初めてよぉ!と思いましたもの。お話の内容は知らないで買った時。「お母さん、心配しないで」と言うタイトルからして・・まぁ、山口さんの受けがマザコンである可能性、もしくは母親にばれたBLと言う想像は出来ましたが。檜山さんと山口さん。うんうん、小児科病棟コンビだし。山口さんの演じる役が、ショタキャラかもしれないから、マザコンはありえても。まさか檜山さんよりも年上で体重過多と言う役は思いもしませんでしたわ(大笑)。どちらかと言うと、ご本人もスリムですし。子供や小柄な可愛い役が多かっただけに、登場したシーンでぶっ飛びましたもの。え?この作品ってゲテモノ?とすら思いましたよ。実は、知り合いが体重100キロ越えていまして・・。彼の体格を考えた時、一瞬ムンクの叫び状態になっちゃいました(大笑)。お腹なんて、気持ちが良いくらいにプヨンプヨン。手を回しても、背中まで届かない・・・え?と思って、CDジャケットを良く見てみたなら。あはは・・確かに。今蔵の手がふくよかに描かれていますねぇ(大笑)。ブックレットの内側の絵では、スリムになった絵しか描かれていません。うわぁ・・それは詐欺や(^^;。それはさておき。おそらく、山口さんにしても。今までに演じたどのキャラクターの中で、最重量キャラだったのではないでしょうか?どうやったらデブいえ太った方の声となるか試行錯誤なさったみたいです。含み綿ならぬ含みティッシュを口に頬張って、もごもごとした喋り口を表現なさっていました。(一応、彼の名誉?の為に書いておきますが。喋り方は、お相撲さんのような感じじゃないです。普通ですよ。えぇ。だから、太っている人が、皆もごもごとした「ごっつあんです・・」とした発音ではありません)この今蔵くんが、また最初の方はとんでもない人なんですよね。コンプレックスの固まりだったとしても、そりゃなかろう?と思ってしまいます。何しろ、二人取り残された島で。食料がないと分かっていて。自分はリュックの中にお菓子を持ち込んで来ている。だけど、これは僕の物!だから、相手が寝静まってから1人でガツガツと食べる。それを気づかれたら「どうして、僕が自分のおやつを君に食べさせなきゃならないんだ?今までは、君に気を遣っていたけど。これで、心おきなく目の前でも食べることが出来る!」と開き直ってこれ見よがしに食べる・・・この時点で、うわぁ・・なんて奴?と思いますが。それだけではなく、今蔵のお菓子がなくなって空腹になった時。裕一が野生化したニンジンを見つけて。それを煮た物を作った時に、食べませんか?と声をかけてくれるのに。その鍋をひっくり返し、食べ物が!と慌てた裕一に「君は、地面に落ちた物を食べると言うのか?犬だね・・犬以下だね」と地面に落ちたニンジンを踏みつける始末。自分は携帯を持って来ていなかったくせに、相手の携帯の充電が切れたなら、とことん攻めてしまう。責任転嫁をして、自分ではなく相手が悪い!と言いつのる。例え、この世界に二人しか居ないとしても。絶対に奴だけはごめんだぁ!!いや・・そういう相手としてだけでなく、こんな人と二人きりと言う時点で悲劇だと思ってしまいますわ(^^;。この世界に二人っきりだとしても!奴だけは、ごめんだ!おい、相手はあの今蔵だぞ?と裕一が自分に言い聞かせるのは。実は、裕一は根っからのゲイ。しかも、かなり変わった趣味・嗜好の持ち主で。ショタコン・・毛が生えていなくて、子供のような甘酸っぱい匂いをさせる相手が好き・・とモノローグで語っているんですね・・・。うわぁ・・いくら格好良く見えたとしても、十二分に変態じゃない!!いやぁああ!!この作品はやっぱりゲテモノのBLじゃないか?!!今蔵が、その体型故に女性とそういう事をした事がない・・・と知った裕一は、手取り足取り彼に教え始め。ついには、なんと!やっちゃうんですよねぇ!!・・・今蔵さん、君はその時点でおかしいと思わなかった?初めての体験で、気持ちよくて何どころじゃなかったにしても。やり方を教えてやる・・・と言いつつ、そこまで教えてもらうって変でしょう?(大笑)。もう、その頃には。女性相手にキスをするやり方とか、どこかに行ってしまっているんでしょうけど。山口さんとの共演も多い檜山さんですが。自らゲイだと宣言?しているキャラは初めてだったと語っていらっしゃいます。裕一の聞き所は、無人島で今蔵相手に、手を出してはダメだ!と一生懸命自制しようとするシーンでしょうかね・・。ここまでは、まだまともな判断ですもの(大笑)。そして。裕一の弟役の市来さん。出番はあまり多くはありませんでしたが。爽やかさが印象に残りました。まぁ、結局は無事に無人島から帰還した後。今蔵の母親に関係がばれてしまった事で、引き裂かれてしまう二人ですが。偶然にも、今蔵が働いているレストランで再会し。焼けぼっくいに火がついて(大笑)。スリムになった今蔵と、裕一は結ばれる。今蔵も、「おまえだけよ」と言いつつ再婚してしまった母親の呪縛から逃れ、愛する人を選ぶ・・と言うラストになりますが・・個人的には、このシーンの後の修羅場が聴きたかったかなぁ?(大笑)。何しろ、電話で一方的に話すお母さんの一城さんの怖さが光っていましたもの。うわぁ・・聞く耳持ってないぞ・・これ、今から速攻で乗り込んできたとして。刃物とか持ち出しかねないけどなぁ・・・ブックレットには、恋人としてのその後が描かれているから。何とか収拾つけたのでしょうが・・・気になるわぁ。オカマバーのお友達も多いと語っていらした一城さん。このCDについての感想・・そのお友達は何と仰っていたでしょうか?それもものすごく気になって仕方ありません。
2008年07月29日
自分でも、太ってきているかな?と思っていたのですが。同僚に指摘された事で、久しぶりに(半年ぶり?年末に体重を申告しなくてはいけないので)体重計にのったなら。あらまぁ・・・自分でも思った以上に太っていて(大笑)昨日も書きましたが、自己最高?最重量?記録になりそうな勢いで、びっくりしています。それを意識したら、本当に膝とか腰が痛いし、ズボンも太股がパンパンに張っているように感じられてきた(^^;・・・熱があるかな?って思って、それまで平気だったのが、体温計を見た瞬間にクラクラくるようなものかもしれません。なので、今朝から早速。千葉進歩さんのかけ声に合わせてラジオ体操第1をしてますが。いやぁ・・・身体が固い固い・・・どうしましょう?と言う感じにバキバキです。道のりは遠く果てないのかもしれませんね・・さて。今日は、痩せていないと似合わない!のは、スーツ姿になる(着ぐるみとは言えない)ヒーローじゃないか?と無理矢理こじつけて。ドラマCD『特殊戦闘員育成機関ヒーローアカデミーJ』の感想を・・。あらすじ・・・本郷守は、不良に絡まれていたところをに正義のヒーローに助けられて以来、ヒーローオタク(゜゜)\バキッ☆もとい!正義の味方になる事を夢見る少年となった。そして今、特殊戦闘員育成機関への入学試験を前に、同じ受験生達と(それぞれにかなり癖のある)親しくなるのだった・・・・キャスト・・・鈴村健一(本郷守)、遊佐浩二(蓮沼心)、宮田幸季(信濃仁志)神谷浩史(御徒町正義)、浜田賢二(大門勇吉)稲田徹(赤沢一)、土田大(ガンナイト)、川村拓央(茶畑実)保村真(アレックス神田)、斉藤亮太(デヤンス兵1)、遠藤大輔(デヤンス兵2)感想・・・1枚のドラマCDに、2話まででしたら。守くんがヒーローとなって巣立って行く所まで描くとしたら・・一体何枚のCDが必要となるのかなぁ?などと思ってしまったのが一番最初の感想でした(大笑)でも、永遠に続くお話があれば良いのに・・楽しい時間は、何時までも続いて欲しいと願うなら。ドラマCD1枚に2話でもかまわないのですが・・ちょおーっとテンポがぬるくないですかね?お話としては、とぉっても楽しかったです。お話が楽しいと言うよりも、ヒーロー物に対する愛やオマージュが強すぎて、どちらかと言うとマニアックと言うか・・キャラの個性に助けられたお話として笑ってしまうと言うのか・・話は多少ヒーローアカデミーJから逸れますが。自分自身に振り返って考えた時。σ(^ ^)の感想はサイト立ち上げの頃に比べて、どんどんどんどん長くなる傾向にあります。良い!と思った場合など(とことんダメ!と思った場合は愛故に突っ込みが激しくなりますが)、気持ちを書き表すのに文字が足りない!言葉が足りない!と思ってしまって、どんどん書き足して長くなるんです・・。まぁ・・もう一つの理由としては、自分が長文の感想を読むのが嫌いじゃないから・・と言うのがあります。力作の感想をよむのが楽しいし、書いた方の気持ちや感想が、長ければ長いほどラッキー(^^)v・・読み応えがある感想って大好きなんですよね。コンパクトにまとめてある感想もあるんですが。やっぱり、読み終えた時の充実感ってのは、長い方かなぁ・・。そういう自分が長いのが平気と言う理由もあって、どんどん長くなっておりまして(゜゜)\バキッ☆・・。ふと、長い感想って。自分は良くても、読む人にしてみたら「うざい」ってなるかもしれないなぁ・・と思う時があります。実は、このCDを聞いた時に。ふと、尽きせぬ愛を語るにしても、受け取る方にしたら「あぁ、鬱陶しい」となる事もあるよね・・・と、とりとめもなく思ってしまったのです。あ・・別にこのお話の中のヒーロー談義がうざいとか、鬱陶しいと言う事では決してないのですが、本郷くんが熱く熱く語れば語るほど、「半分以上は意味が分からないけどなんか凄い!」(by信濃仁志くん)、と言う感想になっちゃったりしたので。あ・・書けば書くほど墓穴を掘りそうな気がしてきました(^^;閑話休題!!さて!!キャラクター設定もお話の一つだとは思いますが。それにしても、ヒーローとなるべく5人の若者の個性が無茶苦茶強くて。それだけで、お話がいくつも作られてしまいそうですよ(^-^)。主人公の本郷くんは、もういかにもレッド!!熱血で、真っ直ぐで勇気と希望と平和を愛し、自らを律することが出来るヒーロー。しかし、その実は戦隊オタクで。戦隊物について熱く語り始めると、止まることがない(大笑)。鈴村さんもそうなんでしょうか?個人的に受けていたのが、過去の戦隊ものの話をしているシーンでの「前年のマグロレッドの必殺技・カブト割りが・・・」と言う部分でしたね。マグロレッドって・・マグロレッドって・・・・お魚戦隊だったのかしら?つーか、マグロだけにカブト割りですか?もう、この台詞はCDを一度止めて笑ってしまいました。でも・・ちょっと突っ込みを入れるとするなら。彼がガンナイトに助けられたのは、かなり昔の話よね?なのに、その録画ビデオ?DVD?か何かを未だに見ているのは・・・それ以外の戦隊やヒーローはどうなんだろう?彼の中で、ガンナイトさんが一番!と言うのは分かりますけどねぇ・・。一体何年前の作品をしつこく繰り返して見ているって事になるのかしら?毎年、ライダーさんと戦隊物で2本は新作が出ていると思われるのですが・・(^^;。そして、任侠の一人息子。可愛い顔をしているけれど、言動のあちこちに一般家庭とは違う要素が入ってきている信濃くん。明るく元気な彼は、イエローですかね?家庭が家庭なので、やっぱり普通に居てもらっては困るような気がします。これが、また宮田さんの声にぴったりでした。気は優しくて、力持ち。でも、趣味は手芸にお菓子作りのパティシェさん!の大門くん。魔法少女に憧れての受験と言う設定が、ありえない・・・と思わせますが。力持ちならイエローなのに、うん・・・彼は絶対にピンクよねと思ってしまいました。今回は、浜田さん演じる大門くんメインのお話がなかったので・・。次回に期待ですね。そして、気が弱くて美形の御徒町くんの神谷さん。確かに、あまり皆と絡むシーンがなかったので。別録音でも大丈夫だったかな?とは思えますが。御徒町くんは、色としたら白?うん・・多分・・・なんとなく。神谷さんは、本編と言うよりも。皆さんの無茶ぶりを受けてのトークに笑えました。・・・って事は、後から皆の演技やトークを聞いての録音だったんでしょうね。特に、トークでは初回特典のロングバージョントークの方が、その真価?を発揮していらしたように思います。そしてそして!!一番好きな物は一番最後の一人っ子体質(大笑)(いえ・・・一人っ子じゃありませんが。何故か嫌いな物から食べて、最後におとっとき!となってしまうんですよね)の今回の一押しは、やっぱり蓮沼くんでしたねぇ・・。見かけは、冷静沈着でクールなブルーさんなのに。その実、マゾ体質で放置プレイだの縛り方にうっとりするだの、飛んできた瓶を顔面で受け止めるために、眼鏡を外して「よしっ!」と気合いを入れるところなどなど・・。もう、もう・・こんな人がヒーローになったら困るって(大笑)。わざとつかまるとか言い出しそうな気がしてしまいますもの。蓮沼くんは、本編も凄かったですが・・。一番は、やっぱり初回特典の節分イベントでしたねぇ・・。いや、呼吸困難になるかと思いました。ここまではっちゃけて変態マゾの役って、ウラちゃんのイメージ(同じブルーだし(゜゜)\バキッ☆)を引きずって聞いたら失敗しますよぉ(大笑)。投げてくれ!と皆を追いかけ回すシーンは、苦しかったぁ・・。今も聞く度に笑えてしまいます。もう、本当に遊佐さんお疲れ様でしたm(_ _)m・・と頭を下げたくなりましたね。今回は、とりあえず御徒町くんと主人公の本郷くん、そして初回特典で蓮沼くんにスポットが当たっていたみたいなので。次回で、大門くんと信濃くんかなぁ?って、1とあるからには続いてくれると良いのですが・・。新規レーベルさんは、ちょっとだけ不安もあるんですが。どうでしょう?
2008年05月22日
先日、ブログのお友達が。書籍にしても、CDにしても。(読む事が出来るor聴く事が出来る、適した)時期と言うのは存在する!と書いていらして。そう!そうなのよ!!とパソコンの前でブンブンと激しく頷いていました。小学生で英語の新聞を読むのが無理なように(私は大人でも無理だけど)。BLの初心者が、いきなりハードルの高い(大笑)ハードな作品を聴いたり読んだりするのは、厳しいかな?などと思います。私などは、復帰直後に石田さんだから!と言うので、「お金」シリーズを聴いてしまって。そのハードさにクラクラきましたもの。今聴くと、「うん・・・別にさ、道具を使っているわけじゃないし。まぁOK!」と思いますが。ある程度、場数をこなして(大笑)からこそ、平気になるモノもあるかと思います。まぁ・・たまに、昔聴いた時にはハードだと思っていたのに。今聴いたら全然大したことないとか、なっちゃう時もありますけどね(゜゜)\バキッ☆本日は、そういう意味ではないのですが。昔は聴くのが辛くて。今はなんとか聴くことが出来るようになった作品です。白泉社CD☆旦那さま、お手をどうぞ☆あらすじ・・・社長室に入った瞬間割れたツボ。国宝級だと言うツボの弁償代の代わりに、藤野遥は江崎社長に「スパイとして、望月豪志宅に入るように」と言いつけられる。無事に執事として望月邸に入った遥だが、嫌いだったはずの旦那様が少しずつ気になり始めて・・・キャスト・・・鈴置洋孝(望月豪志)×宮田幸季(藤野遥) 田畑ゆり(西田)、川崎恵理子(莞奈)、川村拓央(村田国広)高田べん(江崎)、込山順子(遥の家の大家)、河相智哉(訪問客A) 感想・・・この作品も、鈴置さんの訃報を知った時に求めた1枚です。まだまだお元気だと思っていたから、何時でもいいや・・・と思っていたのもありましたので。購入は発売年月日よりも4年近く後になりました。まだ、そんなに古いとも思えない鈴置さんご出演の他のBL(櫻井さんとの共演の色男は・・)が、廃盤になっている事などを知り。慌てましたね・・・そして。届いた時に聞いたのですが。この作品に関しては、感想を書くのが辛くて後回しになっていました。そう・・。こちらは純粋に鈴置さんのお声を何度も聞くのが当時は辛かったからです。訃報の直後だったこともありますが、可愛らしい受けの宮田さんと、渋い低音の旦那様の鈴置さん。初対決?なのに、絶妙のカップリングで。その作品を聴くのが、辛かったんです。もう、いらっしゃらないんだ!と思ってしまったために・・。さて。この作品は、冒頭のタイトルコールで先ずノックアウトされます。「お手をどうぞ」と言うタイトルで、考えられるのは「シャルウィダンス?」的なダンスを誘う時に手を差し出す。あの仕草を思いますが、このお手をどうぞは、それとは違うのが分かるトーンとイントネーションなんですね。例によって(゜゜)\バキッ☆、原作は読んでいなかったので。ブックレットの表紙の可愛い執事姿の少年??と、旦那様の絵に、タキシード?姿って事は、ダンス大いにあり得る!と思っていたのですが。「あぁ・・違うんだ」と即座に理解しましたもの。それをタイトルコールで分からせてしまう宮田さんに、完敗しましたねぇ。遥の設定が。まっすぐに相手をじっと見つめてしまい。その可愛らしい容姿の要素もあって、多くの男達に言い寄られてきた。実際に、そういう行為を何度も経験してきた・・・・と言うのが、ちょっと辛かったですね。純真無垢な少年を求めるのは、女性に処女を求める心理に近いかもしれません。こだわるわけではありませんが。やっぱり、初めてのお相手=好きな人。そういう行為だからこそ、愛する人と・・・と思ってしまうんです。実際に、BLの世界では。「愛すればこそ」と言うパターンが多い事などから、現代社会では数少なくなったかもしれない純愛ファンタジーであり。ファンが多いのもそれ故かもしれない・・と思うのです。そう、もうちょっと年上のお姉様方が韓国ドラマの、一昔前の赤いシリーズを彷彿とさせる純愛ドラマにはまってしまったような物かもしれないとさえ・・・。そういう思いで見た時には、遥は旦那様と結ばれる前に、彼自身の述懐で「幾人もの男と」と語られているのがねぇ・・。しかも、宮田さんのハイトーンボイスで、そういう台詞が何回もあると。「うえぇえん・・・(T^T)」となってしまうのです。しかし。その設定故に生きたトラック7の遥の懊悩と、11トラックの801シーンでしたね(^-^)。なので、この作品に関しては。主人公の経験が生きた(゜゜)\バキッ☆(゜゜)\バキッ☆特殊な例として認める!!(って、凄く偉そうですね。私・・何様なんでしょう?)つまりは、心だけの苦しみではなく。身体の問題として「抱かれたい」と思ってしまう遥。実際に、妄想してしまうくらいに旦那様が好きになっている彼の悩みは、経験者ならではだと考えます。また、旦那様の設定からして、彼がリードを取らざるをえない状況となった時。初めてだったら、そりゃちょっと無理だものねぇ・・(はい、良い子はこれを読んでいないと思いますけど。一応、念のため。何が無理?・・等の追求は、なしです。大人の方は、実際に原作を読むなりCDを聞いて納得?して下さい)。あぁ・・このシーンのためにあった遥くんの設定なのかもしれないな・・と。それ以外は。江崎社長さんが、なんともパターン的な悪役で。それにだまされる遥もどうかな?などと思いますが。一番「えぇ?」と思ったのは、江崎社長の差し金で。遥が旦那様のお屋敷で住み込みにせざるをえなくなった状況。あれは、犯罪でしょ?昔だったら、江戸市中引き回しの上、磔獄門になっちゃうのよぉ!!遥を一方的に責めた大家さんの台詞と、あの状況で自分の荷物を心配した遥・・・おいおい・・・特に、大家さん!普通、そのくらいじゃ納得しないと言うか。とことん責任追及しない?事実関係を追求して、賠償問題に持っていきませんか?今回聞き直しをしていて。とても気になったのが。遥の親友で村田くんが登場するシーン。某魔王陛下のお友達の賢者様で、宮田さんが演じているキャラと同じ名字だったので。関係はないのは分かっていても、思わず吹き出してしまいました。あと・・・・このCDを持っている他の方に確認したいのですが。最後のトラック、いきなり切れませんか?鈴置さんの旦那様が、愛する人に捧げる歌を歌っているのですが。そこで余韻も何もなく終わってしまいます。何度聞いても、はい?となってしまうのです。私のCDだけでしょうか?新品を買ったのに、歌っているところで終了してしまうんですよね・・・あの歌の後は、空白タイムかもしくはちょっと甘い音楽くらいあっても良い感じなんですけど?
2008年04月03日
今日から、4月ですが。3月に聴いたBLCDの中で、ちょっと異色な作品と言うことで、本日は「長恨歌~蛇性の淫~」を・・。あらすじ・・・油問屋・吉野屋の娘お澪は、悪党どもに拐かされそうになった所を沙門小次郎と名乗る侍崩れに助けられる。危険な香りのする小次郎に一目惚れしたお澪であったが、訪ねた先の古寺で愛人と抱き合うところを見てしまう。しかし、その美貌の愛人が男である事を偶然に知ったお澪は・・・キャスト・・・鈴置洋孝(沙門小次郎)×塩沢兼人(弁天) 田仲美夕紀(お澪・瑞穂)、長嶝高士(鉄)、岸野一彦(吉野家宗左衛門)大島信一(舟前屋太吉)、萩原恵美子(お万)、茂呂田かおる(お絹)花田光(猪股小平治・木村屋藤十郎)、平井誠一(ナレーション)松本大(牢人)、山崎優(牢人)、遠近孝一(牢人) 感想・・・鈴置さんが亡くなった時。鈴置さんの出演作品を検索して探しました。その時に求めた作品となります。その当時も、CD-R版でしか入手出来ず。オークションなどでは、ーRでない物はとんでもない高額になってたので。まぁ・・CD-R版とはいえ(どう違うのかしら?確かに、ブックレットがかなりお粗末なペラペラでしたが)新品をゲット出来て良かったとしなくてはならないでしょう。しかも、BLでお相手があの!!あの!!塩沢さんであると知り。到着すぐにプレイヤーに入れたのですが。最後まで聴くことが出来ませんでした。鈴置さんと塩沢さん。私の声優好きに多大な影響を及ぼしたお二人は、もう居ないんだ!と言う感傷に浸ったから?いえ、違います。これはBLだとして聞き始めましたが、BLじゃない!と思った事。つまり、主人公は小次郎と弁天ではないと言うこと。それが一番の理由でしょうか?一応、分類としては。男同士の絡みがあると言うのでBLに入れていますが。ボーイズラブじゃない(しつこいって)ボーイズではなく、メンズ(苦笑)に近いなどと、どうでも言い話はおいといて。これは、女視点のドロドロとした横恋慕のお話。しかも、どうしようもない女の性(さが)のお話。いや、情念の話だわ。そうなると、BLはファンタジーだとして聴くことが出来ていますが、こと女性のお話となると。自分がそうだし(大笑)、なぁんか・・思いっきりドロドロと生臭くなってしまう。つまりは、途端に現実味を帯びた生々しいものに変化してしまったからではないか?と思います。好きな男にどうしても抱かれたい!しかし、惚れた男は「女ごときの恨みなぞ・・・」とお澪の恋心など軽んじてしまい、相手にさえしない。彼の目線の先にいるのは、弁天だけ。それをなんとか振り向かせたい!として、お澪が取った行動の凄まじさ・・。うひゃあ・・・ちょ、ちょっと待って!!これ、一応BL(自分で違うと言っておいて、なんですが)なのに、男性と女性の絡み(と言えるのか?ほんのちょっとだけど)が入るなんて。ちょ、ちょっと待て。ちょ、ちょっと待って!ちょ・・以下略・・・慌てふためいてしまいましたよ。おそらくは、一人娘として大事に育てられたお嬢様。その太股などは、日に焼ける事もなく真っ白だと思います。それが男性に絡みつくところを想像すると、タイトルにある蛇性の淫が納得出来てしまうのです。そう・・一番分かりやすい例えを挙げるなら。道成寺の安珍・清姫の物語ですね。好きな男を追いかけて、自らを蛇にしてしまうほどの執念を見せる女。江戸時代の16歳が、今の16歳と同じ感覚のはずはないですが。お澪の感性はまさに、少女のそれではなく女そのもの。このお話は、お澪の女としての執念と情念が燃えさかるドラマなのです。彼女を嫌いだ!と言い放つ事は出来ませんが。でも、好きじゃない。分かるような分からないような・・・いえ、例え理解したとしても。好きとは言いたくない(゜゜)\バキッ☆。なんじゃそりゃ・・・(^^;そんなBLにしては(だから、違うと自分で書いたくせに)女性目線で進むお話だと、嫌われキャラになるだろうお澪(お邪魔キャラだものね)の変貌を見事に!まさに、見事としか言い様がない演技で魅せて下さったのが田仲さんでした。田仲さんは、弁天の許嫁である瑞穂も演じていらっしゃいましたが。やはり、最後のトラックの演技は筆舌に尽くしがたく。背筋が凍ってしまいそうになりました。お澪の唇が、おそらくは紅く濡れて光っているだろう様が見えるほどで。乙女から女になった凄まじさ!これは、お澪が嫌いだとおっしゃる方も脱帽する事でしょう。お澪にお株を奪われた形になった、メイン?カップルですが。鈴置さんの沙門は、凄味がありましたねぇ(^-^)。いやぁ、剣の達人だと言うのがあの気合いで分かるほどですよ。何故に危険な男と分かっていても、お澪が惹かれずにはいられなかったのか・・。目を引きつけてやまない剣さばき。彼の渾身・裂帛の気合いの凄味の中に、言うに言われぬ色気が漂っているのですもの。あぁ・・・暗黒の魅力と言う奴ですか?それを声だけで表現されている鈴置さんに乾杯です。そして、武士道とは死ぬことと見つけたり!と言われていますが。武士でありながら、許嫁を奪われお家も断絶の憂き目に遭い、そして剣でも沙門に負けてしまい(小次郎と書くと、某タイガーショットを放った少年を思い出しますので敢えて書きたくないのです)死ぬことすらままならぬ弁天。彼は、沙門が死ぬところを見たいが為に沙門の側で生きている。女とも見まごう色気と退廃の美。まさに塩沢さん以外のキャストは想像が出来ません。退廃の美学を秘めた山藍作品に欠かせない存在と言えましょう。また、二癖くらいありそうなお澪の父親の岸野さんや、おぉ!!二役?かすかに聞こえる役者の台詞も言っているのね?の花田さん。芝居小屋で仕掛けてくるけど、これじゃあ振られてしまうわな・・と思わせてくれた大島さんなど、かゆい所に手が届くキャストに恵まれたCDと言えるでしょう。後、キャスト欄の補足?ですが。牢人とあるからには、何か牢に繋がれた罪人?と思っていましたが。浪人とイコールのようです。ブックレットに沙門の事が牢人と書いてあって、あぁ!と気が付きました(大笑)。この作品は、上にしつこく書いた理由で。好き嫌いは別れるかと思いますm(_ _)m。
2008年04月01日
続けて「西洋骨董洋菓子店」3巻の感想を書きたかったのですが。ちょっと一息休憩を。アフィリも何もありませんが、まだ廃盤にはなっていないと思いますので。若本さんの怪演を聴いてみたい!とおっしゃる方は、是非!!一度聴いてみていただけると嬉しいドラマCDを取り上げました。原作は、RPGのゲームです。テイルズシリーズって必殺技?のコンボとかがあって、あの微妙なアクションが出来ないので(凄く不器用なのです)、買ったはいいけど積んでしまっているゲームの一つです。2と題名にある通り。前作の主人公の息子がメインヒーロー。運命とは?英雄とは?について、語っている作品です。感想・・・1巻からずっと入っているオープニングで、名前だけ出てきていた、今回のメイン6英雄であるハロルドが、ようやく登場した記念の巻とも言えます。なぁんだ、ハロルドって言うから男かと思っていたのに女だったんだ(゜゜)\バキッ☆。しかも、マッドサイエンティストを地でいくような女性で・・・あらら・・と、ちょっと肩すかしを食らったような気持ちがした巻でした。または、主人公達が過去に飛んで、ソーディアンの原型?と言いますか、初代マスター(当然、人格を模写された当人達)との憧れの共演!!との見方も出来るCDです。剣に投影したマスターの人格と、剣の人格が一致するはずはないかもしれませんが、シャルティエさんの場合は、剣の人格とマスターの人格の差に、役者さんの上手さを見いだす事も出来ました。そして。スタンの事について、こだわりがあったロニがカイルと再び一緒に歩き出すお話で、カイルくんもちょっとは主人公(ヒーロー)らしく、1巻の時に比べたらちゃんと成長していますな・・。ディムロスさんに酷い言い方をしたのは、ディムロスさんを奮起させるためであり、剣を交えた事でディムロスの迷いを見切っている・・・・と感心も出来るお話です。もう一つには、英雄とは?運命とは?と言う大きな命題について語っているドラマ(ゲーム)に於いて、一つの大きな問題が提示されたお話でもありました。人質となった恋人の命と、国や軍に携わるより多くの命を天秤にかけて。苦渋の選択を強いられた場合。英雄と呼ばれた人は、どうするべきなのか?と言う問題です。どちらか一つを選択しなくてはいけない。でも、自分にとっては(自分の命よりも)大事な恋人の命。それは、彼を慕っているより多くの仲間の命と天秤になどかけられるものではない。選べる筈もない、選びたくもない。でも、選ばなくてはいけない時。立場や責任。いろいろなしがらみなどを乗り越えて、ディムロスは一度は多くの仲間の命=作戦の遂行を優先させます。作戦上は、そのやり方が正しいと分かってはいる。多対一なら、数の上なら多の方を優先すべきだから。しかし、イクティノスは「間違ってはないだろう?」と言うディムロスのその問いだけに「はい」とは答えてくれない。冷静に分析して、それが正しいと分かってはいるものの、気持ち的には割り切ることが出来ない・・と思ってしまいます。まぁ、お話の場合(゜゜)\バキッ☆。主人公と言うのは、気持ち的に優先される一人の人を救えない者がもっと大きな物を救う事は出来ないだろう?気持ち的に納得のいかない方法を取る事はなく、自分は我が儘だからどちらも選択するんだ!と、行動した結果、一人を救う事が全体を救う事にも繋がって、めでたしめでたしで終わってくれます。そうならないお話は、あまり見た事も聴いた事もありません。大抵、恋人を救って結局は大局も何とかなってしまうケースがほとんどです。つーか。この場合。アトワイトさんは、助けに来たディムロスをひっぱたいて「二度とこんな事をしたら、許さない」と言いますが。そこまで言うのなら。足手まといになると分かっているのなら、相手が助けに来なくて良い方法を選ばないのか?って思ってしまうんですよねぇ・・(゜゜)\バキッ☆。結局は、貴女は相手が助けに来る事を待っていません?等と意地悪く思ってしまうんです(^^;。キャスト的には、主人公カイル役の福山さんの「皆さん、こにゃにゃちは。いつも元気に空回り」と言う挨拶文句に、受けまくっておりました。いやあぁ・・こういう的確な表現って、好きです(大笑)。過去チームでは、やはりクレメンテ老の八奈見さんですよ!!もう、ここでお声を聴く事になろうとは!!状態でしたねぇ・・。特に、キスの一つでも・・とそそのかしたり。真っ先に剣を放り出し、カイル達にディムロスを託すシーンの台詞など、もうベテランの名演技にほれぼれとしました。そして、今回から参加となった主人公メンバーの一人となるハロルドの平松さん。カイル達を引き合わせるシーンでの「却下」と話を進めるシーンが好きでした。・・・でも。なんとなく、上の文章の書き方の歯切れが悪いな・・って思われた方、貴方は鋭い!そう・・メインは上に書いた通りのお話で。全5巻のお話の中では、そういう位置づけの巻でしたが、今回の私にとってのメインは、別になってしまったんです!それは・・バルバドスさんです!倒したと思ったバルバドスが生き返り(ではないのです。実は、エルレインによって甦ったバルバドスが過去に飛ばされて、たまたま倒された直後の時空に登場しただけなのですが。ディムロス達、登場人物にとっては同一人物ですわね(^^;)、英雄と称される事となったディムロスに悪態をついて、アトワイトを手中に去っていく・・・もう、このトラックとアトワイトとの会話を聴いたら。他はどうでも良くなってしまいました(゜゜)\バキッ☆。バルバドスは、自分が・・・ではなく英雄と称される事になってしまったのが、ディムロスであることに反感を抱いたのか、ねたましく思ったのか・・・いろいろな理由はあるでしょうが、天地戦争の最終局面で地上軍を裏切ってしまう悪役です。しかし、彼は彼なりに「運命」とは。「英雄」とは・・について思うところがあります。7トラックに於いて、「英雄とは、力ある者の称号。群れず媚びず、頼らず。己の力だけで運命を切り開く者が名乗る事を許される称号!」と言ってのけます。そして、その称号にふさわしいのは俺一人。例え世界が、鬼と呼ぼうが。俺一人が英雄にふさわしいのだ!として、英雄を狩るために行動している!と言ってのけてくれます。この7トラックと、オープニング前?の1トラックでのディムロス達との戦いのシーンの素晴らしさと言ったら!!言葉に出来ないくらいです。そう・・若本さんの怪演のあまりの素晴らしさに、主人公なんて目じゃないよ。となってしまったのです。どうするよ。。。単純熱血!一直線のヒーローが、ついに宿敵に主役の地位を奪われてしまったぞ?と思ってしまえるくらいなんです。若本さんが好きな方は、このCDは堪らない1枚となるに違いありません。期待を裏切らないんだもの。笑う・嗤う・叫ぶ・吠える・・・その巻き舌になる絶妙の台詞回しなどの数々。あぁ・・・・本当に、言葉に尽くせない自分の筆力に限界を感じてしまうほどです。1巻でも、若本さんの笑いに釣られて笑ってしまいましたが。今回、トラック1のシーンを聴いたら、他は本当にどうでも良い(゜゜)\バキッ☆となってしまいまして・・。それじゃあ困るので、なんとか最後まで聴いたのですが。エルレインの鎖から解き放たれ、自らの意志でカイル達と対峙する最終巻のバルバドスさんに、期待してしまいます。
2008年01月11日
「ときめきメモリアル Girl’s Side」Clovers’ Graffiti3 鈴鹿和馬ときメモで、攻略キャラ(こういう書き方、ちょっと嫌なのですが)ではスポーツ少年!の鈴鹿くん個人アルバム。アルバムと言っても、歌は新曲が一つだけで。他は、バスケット試合中の活動的な彼のワンシーンであったり、「あいつ」と待ち合わせして出かける事は、デートなのか?と言う事に初めて気が付いて、おたおたしている(一人しか登場しない)ミニドラマでした。檜山さんの歌は、そうですね・・。上手い!!と手放しで褒めるものでは決してありません。・・まぁ、幽遊白書の当時に比べると、格段上手くなっていらっしゃいますが、ご本人が「酷い音痴から、人並みの音痴になった」とおっしゃるほどですから。えーっと・・その・・まぁ、なんだ!!台詞で演じる事と歌う事は別だし!!(ここは、檜山さん口調で声を思い浮かべながら読んで下さい。そのつもりで書いてます)演技が上手い人が全て歌も滅茶苦茶上手ではない・・・と(゜゜)\バキッ☆。あぁ・・フォローになっていない感じもしますが。でも、聴いていて気持ちは清々しいんですよ。多少音がずれていたって、力一杯!全力投球!で、勢いがあって。例えば「イエーッ!!」と言う歌詞があったとしたら(実際には、この歌の中に「OH!イエーッ!」なんてありませんけど)力一杯握りしめた拳を突き上げて、一緒に青春を謳歌しましょう!!みたいな感じがしてくるから、外そうがなんだろうが(褒めてますよ)気持ちがスカッとします。よっしゃあ!!と言う気持ちになってこれる。一緒にノレるってところですね・・。そして。ドラマでは、もちろん本領発揮!です。バスケットの試合の疾走感の中の「背が低いからって、なめんじゃねぇよ。小さけりゃ高く跳べってな!」と「ちっきしょー!どいつもこいつも愛してるぜ!!」が好きです(^-^)。もう一つの「男女が待ち合わせをすること」は、もう大笑いしてしまいました。車の中で聴いたのが一番最初なのですが。道路が渋滞していたから、対向車からは私がいきなり大口開けて笑っているのが見えたはずです(大笑)。ふと、待ち合わせしてどこかに行く・・・と言う行為は、これは・・なんだ・・あれか?いや、あれは、カップルがする事で。付き合っている者同士がする事で・・自分たちは、たまたま気があって・・と、「あいつ」と待ち合わせをして出かける行為は、デートであると認めたくない鈴鹿くん。じゃあ、デートの意味をちゃんと調べてみよう!と言うので辞書を引っ張り出して。この辞書が新品同様と言うのは、台詞が来る前に絵に浮かんだものですから。実際に台詞で言われた時には、噴き出しました。結果、まんま・・自分がやっている事だ!として。こういう事に詳しい(大笑)姫条に訊いてみよう・・と電話をかける。姫条の答えに怒ってしまった彼は、守村くんにかけて「そうだよな・・」と納得のいく答えに満足する。そこに、自分はそうでも「あいつ」はどう考えているんだろう?と思い始め。「あいつ」からの電話に「これってで・・デ・・デートか?」と尋ねることが出来ずに約束だけして、電話を切ってしまう鈴鹿くん。実際に、一人の部屋でここまで独り言を言いながらドタバタ騒いでいたら、ちょっと心配と言うか問題(大笑)だとは思いますが。もう、なんだか見えるんですよ。鈴鹿くんの部屋が。新品の辞書にあまり開けていないだろう教科書やノート(大笑)。壁にポスターか何かが貼ってあって・・。そして、何よりも!電話の相手の声が聞こえてくるんです。姫条との会話では、ちゃんと置鮎さんの声で「自分、何言うとるん?自分かて○○○とデートしとるやん?」と電話の向こうで言っているような・・。そして、守村くんとの会話ではこれもまた石田さんの声で「そうですね・・お互いに恋人同士と確認しあっていれば、デートと言う事になるのではないでしょうか?」と言っているように聞こえる!!ヒロインは・・これは、自分なので(大笑)声は聞こえませんが。鈴鹿くん一人しか出てこないドラマなのに、部屋やバスケットコートの空間、そして相手選手や電話の相手が見えたり聞こえたりする・・・・凄い!とかなり感動しておりました(^-^)。
2007年11月09日
【送料無料選択可!】堕天使ゲーム 後編 / ドラマCDそう言えば、前編まで感想をブログに公表していて。後編をアップしていなかったなぁ・・と思い出しました。他にも、前編をアップしていて。他を書いていない作品もありますし。それらも、近日中に少しずつアップしようと思います。ホームページにはアップしていますが。そちらをご覧下さいってのは、不親切ですし。「ドラマCDのブログ」と言うタイトルに偽りあり?って感じに最近なってきていたので。お薦めも、そうでないのも含めて。感想をアップしていこうと思います。うーん・・南原さんの作品ですので。ちょっと酷評になりそうですが・・。そこは、ご容赦下さい。あらすじ・・・・社交的ではない薫を笑いものにしようと、真百合がガーデンパーティを開催する。しかし、その頃。自分の中に居る黒い翼を持った別人格の「カオル」に戸惑っている薫。二つの人格が一つの身体を使うには無理がある。ブラック・カオルは告げる。強い方が生き延びればいいのさ・・と。感想・・・すみません・・どう突っ込んだら良いのか?言葉を選んで書きたいのですが、大丈夫か?私?・・・と言う感じですね(^^;。お話に関しては、かーーーーなーーーーり!!不満が残ります。第三巻目である堕天使・ゲームの前編でも、いきなり執事の榊さんが登場して。かなりのキーパーソンだったのにも関わらず、前2巻での印象ないし(゜゜)\バキッ☆。うわぁ・・この急展開は何?と目が点になったものですが。今回も、いろいろ突っ込みを入れたくてむずむずしましたm(_ _)m>いや、実際にはかなり入れてましたけど(苦笑)。思えば、この天使様ゲームの4巻とも、突っ込みを入れずに(普通にフンフン・・って)聴いたお話がないような気がします。ここまで突っ込み満載のお話ってのも珍しいです。褒めているんだか、けなしているんだか・・(゜゜)\バキッ☆。だって、4巻終わってどういうお話だったか?と言うと。財産相続を控えた高校生テニスプレイヤーの鷹塔薫は、コーチに来た麻生司と恋に堕ち。いろいろあったものの、プライベート(H)でもテニスでも一緒に生きていく事になりましたとさ!なんだもの(大笑)。まとめすぎですか??時計塔の最上階のベッドで、行方不明だった薫の両親の白骨化した遺体が見つかった。それは、執事である榊の仕業だった。そこから身を投げた薫であったが、間一髪司によって一命を取り留める・・と言う続きであるこの4巻(堕天使ゲーム 後編)では、前巻の続きである時計塔の上の部屋で、史彦くんと元紀くんがイチャイチャしているシーンから始まります。ま、このシーンは前の続きだから良しでしょうが・・。白骨化した死体がある部屋で。しかもまだ警察は来ていないのですから、榊は時計の機械部に挟まれてけがして倒れているはず(気は失っていますけど)なのに。この二人と来たら・・・時と場所を考えなさい!!って感じですよね。ようやく落ち着いて、夜景の綺麗なホテルに移動した後も、思いっきりH三昧。おいおい・・折角の夜景意味ないじゃん。ここの史彦くんのモノローグが痛いですね・・。心の中では既に元紀くんを受け入れているのですが、そうする事によって今まで薫を見つめていた時間は何だったのか?と戸惑っている彼。新しい恋や気持ちを、今までの年数と比較して否定してしまう。だったら、最初からそういうシチュエーションの場所に行かなければ良いじゃない(大笑)。元紀くんを可愛がってやりたいと思うのならともかく。身体だけ・・心はやれないってのは、相手にとって失礼じゃない?元紀くんはそれでも良い。何時かは振り向かせてみせる!って言っていますけど。でも、その分彼にとっても辛い事を強いるわけでしょ?どうなんでしょうねぇ・・。ただ、この話は元紀役の鳥海さんと史彦役の鈴木さんのHシーンがメインでして。鈴木さんの喘ぎ声に撃沈されましたね。お上手な方だとは思っていましたが、クライマックスの吐息と言うか声が、壮絶色っぽかった(大笑)。うわ。うわ・・どうしましょ・・って感じで。BLにご出演の声優さん達が、攻めは自分のリズムで演じていられる。だけど、受けは攻めの息に合わせなくてはいけない事と、実際に自分がそういう状態でエクスタシーの絶頂を迎える事がないから、どういう感じか良く分からない(あったら怖い(゜゜)\バキッ☆)。ある程度、クライマックスの声は想像で演じていると話していらっしゃいましたが。このお話の鈴木千尋さんのクライマックスは、もうAV女優さんなんて目じゃないほど色っぽいですよ。きゃあ、もう恥ずかしい(゜゜)\バキッ☆。さて。もう一方のカップルである子安さん×緑川さんですが。こちらは4話はほとんどずっと(大笑)絡んでいらっしゃいました。Hの合間にお話が進みますから、これは仕方ないですよね。濃いシーンのオンパレードが南原さん作品の特徴ですからね(しかも、声が良い方が多い!ので、それだけは素晴らしいと言いますか・・・)。しかし、Hシーンよりも。4話では「ホワイト薫とブラックカオルの対決」に尽きますね。一人二役に近い緑川さんの演技は、まさに素晴らしい!の一言でした。喘ぎ声一つにしても、ホワイトとブラックでは違うんですもの。堕天使ゲームの前編で、いきなりカラーが変わった?と思われた薫くんは。実は二重人格だった??しかも、気弱な僕ちゃんである薫くんが、お姉さんやその他世間から身を守るため?生み出した第2人格であるブラックカオルくんが、本体乗っ取りをたくらんでいる!!ホワイト薫くんは、それを密かに悩んでいる。今後の人生を司さんと歩む鷹塔薫と言う人物は存在するにしても、それは自分ではない。カオルなのだから・・・と言うかなり深刻なお話になってきております。いや・・だから。そういう重要な設定は、もっと前に小出しにしておきましょうよ。榊さんもそうでしたが、ブラックカオルに悩む薫くんをもっと前から出しておきましょうよ・・。でないと、とってつけたような設定?わざと、シリアスなお話にしようとしています?(いや、このお話はシリアスらしいのですけど(゜゜)\バキッ☆)と思ってしまうものですから。で・・ガーデンパーティ、普通中止されるでしょ?警察が入ってきて、過去とはいえ殺人事件が起こったのよ?遺体が発見されたのよ?!なのに、園遊会どころじゃないだろうが!!普通、遺骨を埋葬するとか、きちんとした葬式を執り行う事にならないか??真百合さんの差し金だったにしても、世間様は「常識、おありになるの?」って欠席させていただきたいと思いますよ・・・。そして・・このドラマCDの恒例みたいな感じの原作者さんと緑川さんのすぺしゃるトークですが。すみません・・この4に関しての感想やコメントは差し控えたいと思います。何しろ、子安さんの役のセリフを原作者さんが読んで、緑川さんと夢の競演を果たす!と言うトークでして・・。出来たら記憶からも抹殺したいものですからm(_ _)m。
2007年10月18日
お話は・・・大学助教授の甲田は、社会人向け講座を受講した最首頼久に交際を申し込む。10歳年下の双子の弟達を無事に育て上げ、次なる目標を持っていなかった頼久は、「次はこの人を幸せにしよう」と受諾する。初夜から(大笑)初めてとは思えないほどの床上手、それに加えて料理上手で。言うなれば、まさに妻の鑑!(一昔前の)。同居生活を始め、いくつかの条件(Hはベッドの中でだけ。しかも夜だけ)を提示されたものの、甲田はますます頼久に夢中になっていく。そんな時、頼久の妹の結婚式のために義弟の友人で、頼久とも顔なじみの冨永も同居する事になってしまう。冨永は、甲田に告げる。「頼久さんにとっては、妹と弟が全てで。他はゴミ以下。彼は相手が誰でもかまわない」のだと。妹の結婚式を間近に控えたある日。たまたま弟が居る北海道に出張した頼久は、弟が見知らぬ女性と同居している事。しかも、相手の女性は妊娠中で。妹は知っているのに、自分だけが知らされていなかった事を知る。自分の気持ちは一体どこへ?妹や弟、そして家からも解き放たれた頼久が求めていたものとは・・・。あれ?あのつくプロデューサーさんが企画にも制作にも携わっていないんですね・・とブックレットを見ながら、淋しく想っていました。何なんでしょうね?あのつくお方が携わっているお仕事なら、質が良いと想っている自分。うーん・・この収録現場では、あの「グッドです!」と言う駄目だしはなかったわけか・・とちょっと想像しておりました。さて。肉体関係込みのおつきあいを申し込まれて、「精進します」と答えるような頼久のキャラクター設定が、もう最高でした。平川さんのお声が、女性っぽいと想った事はありませんが。某ゲームで出てきた彼の演じた幼馴染みに、主人公が「(キャラの)中にある女性の部分」・・・と言うモノローグを思い出しておりました。まさに、そんな感じなんですよ。弟妹を育て上げたから・・・と言うわけではなく。本当に、頼久の中に女性が見えるんです。最初の夜に、ローションなどを用意しておくさりげなさと、その乱れっぷり・・。こんな悪魔にも天使にもなれる女性が居たら、そりゃもう「人、それを天国と言う」状態だと想います。反応が、「一般的じゃないでしょ?」みたいな会話は多いのですが。その会話が、また笑えて仕方ない。平川さんの「わたし」と言う一人称を含めて、敬語キャラで本当に素敵です。こういう平川さん受けを求めていたのよ!!どこか、ピントが合っていないくせにしっかりしているのかどうなのか・・みたいなキャラ!!そして、その頼久に夢中になるオヤジキャラ(大笑)の成田さんも、その助平っぷりと情けなさと、決めるところは決めます!キャラが素敵でした。個人的には、二人が同居を始めたところで乗り込んできた女性に、あたふたと言い訳をしているシーンの情けなさが秀逸でした。一番笑えたのが「人、それを天国と言う」ですけどね(大笑)。そうですねぇ・・・お話としては、結婚式くらいでお話が終わっていたら、まとまりが良かったようにも想うのですが・・キヨショーでお名前を覚えた寺島さんが、凄くノーマルな弟で。あら・・あらら・・でした。だって、BLって登場する人物が皆そちら関係の嗜好の方ってのが多いでしょ?だから、普通に女性と結婚します!ってキャラが居ると、おぉ!と思ってしまう自分が居まして(大笑)。珍しいなぁ・・って(゜゜)\バキッ☆。あの年上の彼女が「あっちゃん」と呼んでいたのが、個人的理由もいろいろ多数あって、むかむかしていました(苦笑)。「ちゃん」付けはなかろうが!仮にも、あなたのご主人になろうって人に対して。しかも、それをお兄さんの前で言うか??いくら年上とは言っても、お兄さんが来ている時に、そういう呼び方はやめんか!!野島お兄ちゃんの富永さんは、最後に蹴りをくらっていましたが・・。一番気の毒なキャラだったように思います。あの結婚式・・滅茶苦茶ですな・・。良いのかなぁ??フリートークが入っていなかったのが残念でした。また、平川さん演じるキャラが「頼久」で。遙かの青龍キャラと同じ名前だったでしょ?最初に「よりひさ」と甲田さんが呼ぶシーンでは、思わず噴き出してしまいました。
2007年09月27日
一番最初に、このお話を聞いた時には。私、正直言って頭を抱えました。どうしたら、こういう展開になるの??と。今回、聞き直しても「うがあああ!」となってしまいましたので。先に気に入ったシーンから書いていく事にします。第二話の方で、薫がキャンディボックスを壊して、手をけがしてしまい。執事の榊を呼びに行った(ものの、見つけられなかった)元紀の視点で、史彦が大声を出した今回のメイン事件?!が先ずは描かれます。そして、その事件を直接は描かずに。次はパティオでメガネを探していた司の視点で、止まっているはずの時計が動いた事(13回も鳴った事)が描かれ。そして、事件のメイン人物である薫と史彦、それぞれの視点で時計塔の謎が描かれる。そして、再び司や元紀も登場・・と言う一つの事件をいくつもの視点で、描くと言うのは好きです。はい。しかも、事件の本質から一番遠い場所に居た元紀くんから描いて。何かが起こった!と言うのを臭わせておいて。司の視点の時に、薫の身に何かが起こった事。それは時計塔に関係がある事を描き。そして、核の部分と言うのは好きです。同じ事を遠くの視点から、徐々に浮き彫りにする手法は良いんです。構成的に・・ね。でも。その浮き彫りにされた事件が、またとんでもないものですから。聴いていて「はああああああ??????」と、頭の中がウニになってしまうかと思いましたね。何しろ、1話が前作までの「エンジェル・ゲーム」からの続きを受けて。子安さんの、過度の修飾語が乱舞するモノローグと、緑川さんとのHシーンでしたから(はい・・そうです。1話は、お話が展開すると言うよりも。15分近く、ずーっと二人はベッドの上に居るんですよね)。・・・くどいようですが。これって、ラジオで放送したお話ですよね??ラジオで、15分近くずーっっとそういうシーンだったわけね(^^;。そりゃね、BLの楽しみの一つにはHシーンがあります。緑川さんは、その受けの技術たるやナンバーワンではないか?と思っていますので、子安さんと緑川さんのシーンは、聞き応えもありますし。悪くはないですよ?でも、聞くにしても。限度ってのものがあるんですわな・・(^^;。あれば良いってものでもないんですよ・・。なんだか、ご出演のお二人に気の毒な気がしてしまいます。お話的にこういうウダウダと続くHシーンばっかりではなく。もっと普通に会話があって、駆け引きがあって。やりとりだとか、心情の吐露だとか・・そういうドラマCDで、共演していただきたい!とね。お話の展開は、起承転結で進む事が多いです。どこまでが承で、どこからが転になるかは、ドラマ次第ではありますが。4巻あったら、まぁ・・・3巻目が転ですよね・・普通。確かに。今回の天使様ゲームに於いては、3巻目のこの事件!が転だと思います。でも、1話目がベッドの中だしねぇ・・。事件は、ベッドの中で起きているんじゃない!!現場で起きているんだ!・・って、違いますけど。おかげ?で、事件が起こって「転」になるのが2話目なんです。まぁ、そのために「急展開もいいところ」と言う感想は、どうしても避けられません。ここから先は、このお話をまだ聞いていない方は、読まないで下さい。内容に関して触れていますから。先ずは、今回から登場のキーパーソン。薫くんのお母様に横恋慕していた執事の榊。一体どこから沸いて出た!!??ですよ(大笑)。まぁ、大金持ちのお話ですから。昔から、その家に勤めている執事が居てもおかしくはないですが。エンジェル・ゲームで、お名前チラッとでも出ましたっけ??舞台が、テニス合宿だったから出て来なかったにしても。その登場の突然さと役の持つ大きさが、まぁ・・びっくり!です。そして。開かずの間の時計塔の小部屋で、今回発見された薫くんのご両親。エンジェル・ゲームで、葵と鷹塔の遺産相続がどうしたこうした・・って話が既に出てはいましたから。まぁ、お亡くなりになっているのかな?と言うのは想像が出来ますが。行方不明になっていたお二人が、実は!!なんですから。ついて行けない・・。どうして、誰も気が付かなかったの??別荘の開かずの間なら、仕方ないのか??でも。その骸骨を見て、いきなり「父様・・母様」とつぶやく薫くん・・君は、何者??どうして、分かるの??白骨化した遺体が、洋服着ていた・・とかならともかく。ベッドの上にあるそれを見て、分かるって・・・どういう・・・。それに、榊は薫くんのお母様に横恋慕していたわけですよね?清らかな身体になって欲しいと、殺したわけよね?なのに、その遺体を恋敵であるお父様と並べて寝かせておくかなぁ・・。アニメとして名作!だと思っている「ルパン三世 カリオストロの城」で、伯爵が時計塔の文字盤につぶされてしまうシーンがありましたが。今回、榊さんもその二の舞?で、時計塔の歯車につぶされたかと思いきや。なぁんだ・・骨折くらいか(゜゜)\バキッ☆。えぐいのは、嫌いだったのかな??この第2話目のタイトルも凄いよね。「堕天使のサクリファイス」・・・サクリファイス・・・そう言えば、聖闘士星矢か何かで出てきた気もするけど・・・昔の事で、はっきり覚えていないし。横文字とかカタカナで書くと、格好いいけど。実は、良く分からなかったものですから、今回調べてみました。犠牲と言う意味のようですね。または、チェスなどのゲームにおいて。意図的に駒を捨てる事をサクリファイスと言うそうです。と言う事は。このタイトルを日本語で書くと。堕天使の犠牲となるわけですね。この場合は、自分が生まれてきた事が罪だった・・として、時計塔から身を投げた?薫くん・・・天使の羽根を司に分け与えてしまった薫くんが堕天使で。彼が犠牲になったからサクリファイス??でも、助かっているのだから犠牲にはなってないよね(゜゜)\バキッ☆。まぁ、エンジェル(堕天使)と言うタイトルからして。どこがどう違って堕天使になっているのかも疑問ですから、深く追求してはいけないのかもしれませんね。ゲームの方は、薫君と司君の二人がテニスプレイヤーとして、ゲームのように人生を組み立てている・・・と言うところから来ているのかな?そういう感じかな?と思っていますけど。しかし・・・。スタッフ及びキャストクレジットの前の、元紀くんの台詞・・。あれは、一体何でしょう?「俺、先輩の事になるとなんだか人間が変わっちゃうみたいだよ。遊びで始めたテニスでは、天才だともてはやされ。そこそこいけてるルックスのおかげで、女の子達にはちやほやされて、遊び相手にも苦労した事はない。お金にしても、親が掃いて捨てるほど持ってるし」「元紀・・・」自分の意のままにならない史彦先輩への恋心と史彦の気持ち・・・を語りたいのだろうとは思いますが。そこで、元紀を史彦くんがうっとりと見上げていたのだとしたら、私はグーで殴りたい(大笑)。だから、何よ??!!それって、思いっきり自慢しかないじゃないかあああ!!テニスを一生懸命やっている人が聞いたら、怒るぞ。遊びかい?あんたにとってテニスは!!で、ルックスがいけてるって自分で言うなよ!しかも、お金は親が掃いて捨てるほど持っているって、あんたが稼いだお金じゃないだろうが!!日夜、真面目に汗水垂らして仕事している世の中の人々を敵に回すぞ!!スネかじりのあんたに、そういう事を言われたくはない!自分で稼いでから、そういうお金の事は言いなさいっ!!そういう事を言う生意気なクソガキ(失礼。言葉が汚くなってしまいましたm(_ _)m)は、許せない!!私に言われた台詞だとしたら「だから、何?何が言いたいわけ?」と思いっきり引いてしまいそうですよ(いや、間違っても言われないだろうけどさ・・・)。また。毎回不評(゜゜)\バキッ☆の原作者さんと緑川さんのスペシャルトークですが。緑川さんの声を聞いた時に、801パロディに目覚めたと言う南原さん。その感想が「いっじめてぇえええ!」(苛めてやりたい)・・・ご本人の目の前で・・。いくら、ファンでも。そういうのって・・そういうのって・・。
2007年06月21日
まさに、春!ですからね。散った桜を惜しみながら、聴いておりました。うーん・・ファーストラブにちょっと似ているかな?と思いながら聴きました。と言うのも、ヒロイン(=自分、つまりは聴いている人)はセリフがありません。尽くんも守村くんも葉月くんも、そして鈴鹿くんも皆が「なぁ?」と問いかけたり話しかけたりして、お話は進行します。ファーストラブと違う点は、私(ヒロイン)の登場はないだけで。他のキャラクターは出てきて、ちゃんと彼らと会話している点ですね。その分、声優さんの一人芝居と言う感じとは、また違った感じになっています。彼らが、私に話しかけてくれているのね!!と言うのは、良いんですよ。しかも、彼ら3人は聴いているヒロインに惚れている状態なわけで(ゲームなら、ときめき状態ってやつですな)すから。聴いていて、気分は良いです。俺、お前に感謝しているんだ・・とか、お前びっくりしていたよな?だの、貴女の事が思い出されたのです。などと言われて、嬉しくないはずがない。ただ、ドラマCDを聴きながら手放しで喜べるか・・と言われたら、手放しでは喜べない私が居ました。・・・と言うのは、3つのお話それぞれに犠牲者?がいたからです。先ず、守村くんのエピソードでは。ゲームでも恋のライバルだった有沢さん。鈴鹿くんのエピソードでは紺野さん。この二人は、ゲームの中ではそれぞれのキャラの対抗馬(゜゜)\バキッ☆として登場します。確かにゲーム中ではライバルでしたので、彼女たちをなるべく登場させずに攻略は出来ないものか・・と思ったりしたくらいです。だけど、こうしてドラマCDの中で彼女たちの気持ちを聴くと、同じ女性として辛いんですよねぇ・・(^^;。有沢さんなどは「桜弥くん」もしくは「守村くん」と言いたいのを「好きな人だったら・・」と言い換えています。ゆかなさんが、ちゃんとそう演じて下さっているから、余計に切ない。うわぁ、親しげに呼びたいんだろうな・・でも、ここで大学に受かるまで!って彼女は一直線に頑張っちゃうんだろうな・・・。でも、守村くんは彼が好きな私(=聴いている人)とのデートの事を有沢さんに相談までしているし!守村くん、ちっとも気が付いていないしなぁ・・。紺野さんは、マイペースに見守っているのに。鈴鹿くんは、私(=聴いている人)以外の女性にはあまり興味示していないし。むしろ、男友達や対戦!に熱中しているし。そして、葉月くんのエピソードではカメラマンの助手さんが気の毒で。だって、モデルである葉月くんが問いかけるから、彼は答えてあげていただけで。カメラマンさんも葉月くんに注意はしないのに、助手さんだけ叱っているし。まぁ、助手さんも「後でね」と言えずに、そこで説明をするからいけないと言えばいけないのでしょうが・・。何はともあれ、3人ともに聴いていて「あらら」と思う方がいらしたものですから、3人が私(=聴いているヒロイン)に夢中になっているのは良いとしても。お話として聴いた時には、ちょっとなぁ・・と少し思ってしまいました。これなら、別に私(=ヒロイン)に話しかけるパターンでなくて良いから、ヒロインを想っている状態でのドラマ展開は出来なかったのかな?などと・・はい。別に恋人への想いを語ってくれなくて良いから、彼らの日常のふとした一こまなんて形でも良かったのに・・・ブツブツ・・。声優さん達は、今回もお見事でしたよ(^-^)。ボソボソとした喋りは、ストレスにならなかっただろうか?とちょっと心配になってしまう葉月役の緑川さん(高橋広樹さんが、ボソボソ言う役はストレスがたまる!と叫んでいらっしゃいましたから)。あまり抑揚がないような葉月なのに、ちゃんと彼女への想いは伝わってきます。今回のドラマCDで一番突っ込みを入れたかった守村君。守村くん役が石田さんでなかったら、このドラマの感想はもっと悪くなっていたかなぁ・・(゜゜)\バキッ☆だって、石田さんは良かったのだもの。まさに!まさに、石田マジック炸裂!したドラマCDだったなぁ・・と思います。と、言うのも。一本だけ早咲きしてしまった桜を見て、中学時代の恩師にいきなり「この桜なんですが!」と問いかけているし。根っこの処置をしようとしている時に「桜さん」と呼びかけているんですね。これが、石田さんが演じるキャラクターでなかったなら。「こぉらああ!守村、そこに正座!」と叫んでいたかもしれません。高校生ですよ。女子高生だって、桜の樹に向かって「桜さん」なんて、さん付けで呼ばないでしょ・・。しかも、男子学生(^^;・・・やめて、お願いだからやめて!!状態になっていると思います。ねぇ・・あなたの周囲の男の子が、もしも高校生で。桜の木に向かって「桜さん」と言ったとしたら!鳥肌なんてものじゃないでしょ?嫌すぎますよ。しかも、ご無沙汰している恩師に対して。いきなり桜の木の話を延々と始めてしまうし、先生の前で根っこの周囲を掘り返してしまう。いくらなんでも、掘り返すのはなしでしょ・・・(^^;。酔っぱらいの小父さんに「はい!」と返事をするシーンと、一人舞い上がって「な、何を言ってるんでしょうね」とあわてふためく所は、最高でした。電話での受け答えの時、声がうわずっているシーンがありますが。自分から彼女に電話をかけて、デートの申し込みをしてOKをもらった後の興奮が伝わってくるようでした。鈴鹿役の檜山さんは、今回も熱中しての熱血叫びがお見事でした。爽やかな叫びをさせたら、檜山さんの右に出る人はいないのじゃないか?と思いながら、聴いていました。あのボーリングのシーンは丸ごとお奨めです(^-^)。尽役の折笠さん、いや、今回も賑やかしの可愛い弟が良かったなぁ。うちの愚弟も、こういう弟なら良かったのに(゜゜)\バキッ☆有沢さん役のゆかなさんと、紺野役の南さん。彼女たちには気の毒なドラマでしたが。ゲームでは想わなかった彼女たちの気持ちを、十分に伝えてくれました。
2007年04月15日
まさかねぇ・・このタイトルに第二弾が出るとは思ってもいませんでした。設定が設定でしょ?第一弾のCDが出た時にも、かなりぶっ飛びましたけど。今回も、大笑いしながら聴かせていただきました。ウォーキングの時に聴いていたのですが。噴き出すシーンがある時に限って、すれ違う人に出くわすんですよねぇ(^^;。いや、本当に困った(大笑)。BLと言うジャンル自体、メガネの巨乳娘っ子が出るアニメ並み?(゜゜)\バキッ☆に、ありえねぇお話です。実際に自分の周囲の人物などを当てはめて考えたくはありません。これだけ毎月、CDを買って。それなり?に本も読んでは居ますが、タイムスリップやロボットものなどと同じくらい「空想」の世界と割り切って聴いたり読んだりしています。つまりは、きっぱりくっきりと自分の現実世界から切り離して居るからこそ楽しめる世界なんです。まぁ、たまには感想を書く時に、現実に近い設定のお話ですと「こういう設定はないでしょ」と内容に突っ込みも入れますが。このちんつぶほど、現実から逃避した・・と言いますか、設定がぶっ飛ぶと。もう笑って聴くのが一番!!と言う気になってくるから不思議なんですよね(自分でも矛盾してると思いますが、あまりにありえない!!設定だと逆に突き抜けてしまって、まぁ・・いっか!!になっちゃうんです)。何しろ、分身が入れ替わると言う設定だけでも「え?」なのに、そこにもってきて分身はちゃんと一個の人格?を持って喋っているし。メガネをかけているし(大笑)、TVを見て眠れないと言うし。こらこら・・ですよね。さて。今回は、綾瀬と取手のバカップルはもう出来上がっているからか、あまり出番はなく(大笑)。もっぱら、岩淵から神谷に対するお話だったように思います。なぁんだ。岩淵って神谷の事が入学以来好きだったんじゃないよ・・。CHINKOが交替してしまった事がきっかけで、お互いにもっと知り合えて良かったじゃない・・と思ってしまいます。過去の事を思い出すシーンで、ラーメンに餃子をプラスした料金が750円。値段を確かめるほどに混乱していた・・と言う辺りは、岩淵くんの純情むっつりスケベっぷりに、もしも事故がなく、神谷との接点が持てないままに過ごしていたら、彼はどうなったかな?などと思ってしまいました。宮田さんと置鮎さんの「取手くん、つんつくつん」「あーやせ。スリスリ」だの、もう二人で好きにして下さい・・のバカップルは健在。それに、「お手」を覚えた(大笑)神谷分身と洋服で着飾らせた事があるのか??の岩淵本体。そして、少女趣味?でムードを大事にする神谷本体と、メガネを落としてさぁ大変!の岩淵分身も、かなりラブラブになってきているようです。この作品は、BLと銘打っていますが、本番はないままにストーリーは進みます。本番もキスもないから、ドラマCDか?と言われると。ドラマCDとして扱うのはやっぱり無理(^^;。BLの中の異端児ではありますが。しかし、かなり際どい危ないセリフはてんこ盛り。「愛さえあれば・・・」の本体同士の会話などは、その典型的なものでしょう。今までにも、好きしょのラジオや僕の初恋を・・で「それっぽいシーンに見せかけて、実はそうじゃなかった」と言うシーンは存在しましたが。ここまで危ないシーンも初めてかな?(そう言えば。僕の初恋もこのちんつぶ2の本体同士の会話も、シチュエーションは一緒なのね)それを、分かっていて遊佐さんと櫻井さんがわざと?と思えるくらいに一生懸命演じていらっしゃいます。前作では、3人と3本(゜゜)\バキッ☆が一緒に会話するシーンでは、神谷本体である櫻井さんが「誰が喋っているかわかんねぇ」と2回くらい言っていますが。今回は、本体と分身との人格?の差がかなり際だってきておりまして。一緒に喋っていても、今誰が(本体か分身か)話しているかが分かるんですね。本体よりもかなり可愛い奴になってきている神谷分身と、このメンバーの中では一応常識人で、突っ込み担当の神谷本体を櫻井さんが見事に演じ分けています。岩淵の憂鬱のトラックでの、分身が岩淵本体に「ぶーぶーぶー」とブーイングをしているシーンに続いての、神谷本体の「泊まっていけって言ってくれたら良いのに」とブーイングをする「ぶーぶーぶー」などは、もう本当に何回聴いても頭が下がります。どちらも生真面目な岩淵なのですが。本体の一生懸命さと分身のちょっと冷静さのほんのり違う岩淵を演じた遊佐さん。後学の為にラーメンの匂いを嗅ぎたいなどは、大笑いしました。最近、いろんなパターンの役を聴きますが。こういう優等生も良いよね(^-^)。置鮎さんは、生き霊として葬られそうになった時のシーンがお気に入りです。綾瀬くんが、どんなに無茶な事を言っていても「それが、綾瀬の魅力だ」と言い切れる馬鹿っぷりが素敵でした。宮田さんは・・・天然だけど。その天然故に「こいつ、本気で言ってるだろ?」のさじ加減が本当にお上手です。「刮目して」や陰険を間違って言ったり、ピアスに興味を持ったりするシーンでは。おそらく本気で言っているだけに、こいつ怖いかも・・でも、可愛いから許されてる??のギリギリの線引きがお見事です。いや、これが宮田ボイスで言われなかったなら。無垢じゃない!と思いますもの。自分で声に出して言ってみたら、よーく分かりますよ(大笑)。すんごく嘘くさいと言うか、こいつは単なる馬鹿だと思うこと間違いなしです。それを無垢で純なキャラだからだね・・と聴かせてくれるのは、宮田さん以外にはいらっしゃらないような気がします。ゲスト?キャラには、広尾先輩が出てきておりまして。トイレにいきなり入ってきて写真を撮ろうとするなんて、彼もちょっと普通ではありませんが(大笑)。人にない力を持っているが故に、孤独である彼。彼の力は本物だと分かるし。自分たちも普通じゃないから、彼の苦悩を分かり合える3人と3本。いつか、広尾先輩に本当の事を話して、協力してもらえる日が来るでしょうか?その先輩を小野さんが熱演していました。あの呪文と言うかお祓いの言葉は、かなり無茶苦茶でアドリブだったのかなぁ?と想像しますが。神谷と岩淵の会話の向こうの声を聴きながら笑っておりました。前回の取手弟は、今回は登場なしでしたが。取手本体の身体はどうなっているんでしょうねぇ??きっと、第三弾が出たなら。無茶な話を・・と言いつつ、笑いながら聴くのだろうと思います。・・・でも、分身が顔を覗かせて会話をするシーンって、ピョンと言うような擬音などもついていたりするのですが。ファスナーを開けて。社会の窓から覗かせているのかなぁ・・・メガネを探すシーンで、ふんふんと臭いで探すシーンがありましたが。それを想像すると(するなよ(大笑))往来で探しているわけで・・うわぁ・・・いくらなんでも、それは拙い。わいせつ物陳列罪になっちゃいますねぇ。それをおおっぴらにやっているトイレ。確かに、他の男子生徒が気の毒になってきますよね(^^;。しかし・・このCDの中に一体何回「CHINKO」と言う単語が出てくるでしょうか??分身である岩淵と神谷のそれを呼ぶ時に「神谷ち○こ」「いわぶちん○」と言うのは、まぁ・・一種の固有名詞(゜゜)\バキッ☆だからともかくとしても。宮田さんに置鮎さん、櫻井さん、遊佐さんの美声メンバーの口から「CHINKO」「CHINKO」と連呼されると、もうそれだけで「うきゃあああ」と言いたくなってしまいます。1と2の登場?回数を調べようと、今回続けて何回も聴いたのですが。その多さに(1では岸尾さん演じる弟くんが連呼しますしね)途中で諦めました(大笑)。そのくらい多いんですよ(^^;。
2007年02月04日
わはは。試合中継で「だぁかぁらぁ~~!このシーンでは振りかぶって投げない!」と今回も叫ばせていただきました(゜゜)\バキッ☆。いや、届いた時に何度か聴いた時にはまるで気にならなかったのですが。一度気になり始めたら、もうどうしようもないですね。中継のアナウンサーが気になって気になって(大笑)。まるで、遙かシリーズで石田さん演じるキャラが「問題ない」をどこで、どのように発言するだろうか?と正の字を書く準備をしながら聴くように(゜゜)\バキッ☆。今回は、薬丸のアニキがやってくれましたねぇ(大笑)。しかも、9回裏ツーアウト満塁の場面で、ふりかぶって投げてくれました。パスボールでも一点取られたら負け。優勝がかかった一戦、しかもその一球に皆が固唾を飲んで注目していると言う大事なシーンで、思いっきり振りかぶってくれました(大笑)。あと1シーン、「振りかぶって投げました」と中継されるシーンがありますが。そちらは、これを読んで「聴いてみようかな?」と思われた方が実際に探してみて下さい。うふふ。そういう聴き方もあるのよねぇ(って、かなり邪道な聴き方であるのは承知の上ですが)。さて。やっと!長い長い放物線の彼方も大団円を迎えました。石田さんの言葉ではありませんが、雨降って地固まる。本当に収まる所に収まって。犬崎以外は皆ハッピーになったように思います。塔馬も父親の影から脱出して、恋人を取り戻したし。千堂も塔馬と晴れて同棲?出来るようになりましたし、堀田と秋吉さんはハワイでそれなりに(彼らなりに)進展していましたし。風祭くんも、優勝チームのオーナーにしてもらったし(後日談ですが、この交際?をきっかけに彼はお嫁さんもゲットしますものね(^-^))。ただ、犬崎くんだけがちょっと可哀相でした。賞品の千堂には、「ホームラン王が取れなくても、塔馬さんの方が好きだ!」と宣告されるわ(^^;、チームは優勝出来ないわ、ホームラン王のタイトルも土壇場で塔馬に取られてしまうし(^^;。でも、きっと彼は塔馬には敵わないと思いつつ刃向かっていったと思うんですよ。彼に残ったものと言えば、言葉では説明が出来ない驚異の天才・塔馬に立ち向かっていった意地と努力、そしてプライド。その努力や気持ちは、まるで無駄になったと思いたくはありませんが。あの塔馬に本気を出させた相手として、彼は「ダブルコール」の世界で燦然と輝く存在になるのかもしれません。今回、可哀相だったから犬崎をプッシュするわけではありませんが。犬崎に関しては、追加になった(原作にはない)シーンがあるんですよね。悪夢を見てうなされるシーンを筆頭に、追加シーンの犬崎はどれも素晴らしい(苦笑)。人間的な弱さを含めて、千堂が塔馬よりも先に彼に出会っていたらなぁ…と思わずにはいられませんでした。きっと、真剣に千堂だけを愛してくれていただろうし。野球選手としても、良い選手じゃないですか。バッティングの面では、二年連続でホームラン王争いに参戦するほどの能力を持っているし。守備では、センターから中継なしにバックホームをするほどの強肩。まるで、イ○ロー選手みたいじゃない!!しかも、自分がホームラン王争いで勝つためなら何でも良いと言うわけではなく、あくまでも正々堂々。敬遠なんてして欲しくないと抗議に行くほどのスポーツマン。天才!と言うよりも、努力によって才能を開花させた(漫画では、堀田の投球に合わせて並大抵ではない練習をしていた!と言うシーンの時に、彼の手には血豆などが出来ており。しかも破れて出血している絵が描かれていて「おぉ!」と思ったものですが、音の世界ではそれは流石に再現出来なかったみたいで。塔馬や千堂のモノローグで「並々ならぬ練習をしたはずだ」と言われている程度です)彼の方が、人間味あふれていますもの。千堂と河原で会話をするシーンも「良い人」を見せてくれますが。悪夢でうなされるほど、塔馬に脅威を感じていながら。それでも尚頑張ろうとする彼。その彼が、(チームの優勝に、笑顔を見せている千堂を見て)「そんな笑顔も出来るんだ。まぶしいぜ」と去って行くシーンは、もう本当に「千堂?今からでも遅くないから、乗り換えていいのよ!」などと思ってしまうほど(゜゜)\バキッ☆。塔馬フリークの千堂は、今更乗り換えはしないでしょうけどね。聴けば聴くほど、犬崎を応援してしまいたくなるのってねぇ(大笑)。どうしようもないですな。しかし。この優勝をかけて争った2チームの監督ってどうなっているんでしょう(大笑)。普通、監督が指示を出して敬遠したりしますよね。で、選手は監督の采配に従うものでしょう?なのに、犬崎は敬遠しようとする薬丸にダッシュして抗議に行くし。敬遠のボールを打たれた薬丸も「塔馬相手に敬遠はしない」などと宣言してしまうんですもの。これが、塔馬や千堂のオリオールズになると。監督は不在か?と思ってしまうほどです(でも、優勝万歳のコールを取ったのは、ちゃんと監督さんですしねぇ。不在だったわけではないみたいですが)。先ずは、メッツとの試合で守護神・石田(これ、ドラマCDを聴いていて初めて石田と言う選手だったのね(大笑)と気が付きました。漫画でもちゃんと石田選手になっていたのに。音声で気が付くなんて)を乱すために、千堂が単独スチールをかけるシーン。しかも、千堂ってばスチールの時に転んで頬をけがしているし(゜゜)\バキッ☆。ましてや、優勝のかかった一戦では。千堂が堀田に指示を出していたりするんですよねぇ(^^;。「もう一仕事してもらいますよ」なんて。選手の自主性あふれるチームだったんですかねぇ。2枚目には、優勝試合の後日談。ハワイでの塔馬×千堂カップルと秋吉・堀田カップルのお話も入っています。こちらの、秋吉・堀田カップルのお話は久しぶりにちょっとコメディ要素の強いダブルコールになりましたね(^-^)。へとへとにならないと勃たない!と言う秋吉の設定からして、笑えますが。そのため?に自主トレの後に泳ぐ事になった堀田と秋吉。それが功を奏したものの。やり方が分からない(大笑)から気合いでなんとかしよう!と叫ぶシーンは、この二人は当分このままキス止まりね(^^;と思わせてくれました。このダブルコールの最初のドラマCDの頃は、野球ドラマなのに試合をしていないから、試合をしたい!と出演者の皆さんはおっしゃっていましたが。この放物線の彼方になってからは、ずーっと試合ガヤが大変だったみたいで。ダブコ名物?ガヤで、へとへとになっていたみたいです。中井さんは、声変わっていますよねぇ。オリオールズの万歳!にも参加していらしたみたいですね>中井さんも。同じ野次やガヤはない!と森川さんもおっしゃっていらっしゃいますので。今度じっくり聞き込む時には、「振りかぶって投げました」ではなく。ガヤや試合の野次や声援をメインに聴いてみたいと思っています。
2006年12月05日
原作では彼らの「目」が良いんですよ。勝負に出る時などの燃える目。あぁ、戦う男達のお話よねぇ・・・と思ってしまうんです。ちなみに、σ(^ ^)が所有している数少ない(売らずに)手元にあるBL漫画です。ドラマCDの方も、ほぼ手放しで絶賛に値するBL作品だと思います。余分な知識なしに聴いてもOKと言う。ただ、メインカップルの一人千堂は、途中から出てきたんですね>原作では。秋吉の居る所へ行こうとした堀田の足をひっかけて転ばせると言う登場シーンでした。なので、CDではその前に微妙に出番が増えています。えり子の突撃インタビューやメッツ戦以外では絶好調だと言うシーン。その出方がさりげないものですから、いかにも千堂は最初から漫画にも登場していたような錯覚を覚えさせてくれるんです。構成と言い、BLとしての出来映え?と言い、本当に大好きなシリーズなのですが。唯一、聞いている時に「え?」と思ったシーン。オリオールズの優勝をかけた試合。堀田が秋吉から三振を奪うシーンに於いて。実況担当のアナウンサーが「大きくふりかぶって」と言うんですね。ツーアウト・ランナー一塁の場面なので、(バッターを真剣に打ち取るためなら)ワインドアップからの投球はありえなくはないのですが。ランナーを背負ったピッチャーはセットポジションから投げる事が多いんですよね(簡単に盗塁を許してしまいますから)。堀田が全力投球で勝負するためにセットポジションから投げない事を選んだとしたら。ワインドアップから投げる事に対して、アナウンサーが驚くか、解説者から一言あるか、一塁のランナー走れよ(゜゜)\バキッ☆。二塁or三塁に盗塁したシーンが入っていて欲しかった。(原作では、まだ一巻と言うことでか。投球フォームなどは詳しく描かれておりません。絵的には、確かにふりかぶっているように見えるのですが(^^;、アナウンサーの台詞はないですね)。野球に詳しくない方からすると、「それが何よ。大したことじゃないじゃない・・」と思われるかもしれません。でも、もし堀田が真っ向勝負!と言う意味で、ワインドアップから投げたのであれば。その辺りの決意をくみ取るような流れを作って欲しかったなぁ・・・。「あぁ、堀田。セットポジションをとりません!その間に、一塁ランナー悠々二塁」だとか、最後の一球の時にランナーは三塁と実況を入れるとか。そこくらいですかねぇ。
2006年07月09日
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