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カテゴリ: CDさ行
さてさて。やっと、4巻の感想にたどり着きました。4回とも、読んで下さった方、本当におつきあい下さいまして、ありがとうございますm(_ _)m。


新書館CD☆西洋骨董洋菓子店(4)【初回版】☆

あらすじ・・・ ケーキ店が、一年で一番忙しいクリスマス・イブの「アンティーク」のあれこれを描く「クリスマス編」
そして、アンティークがデパートの地下で出店する特別企画の3日間、レポートしてくれた「女子アナ編」

感想・・・ あぁ、これを聴いたら(書いたら)西洋骨董洋菓子店の感想が終わってしまうぅ!!と言うのが、今回の一番の感想です。
シリーズ物の感想を書く時、お気に入りのアニメや小説など、ストーリーがある物が終わりになる時と言うのは、終わりがあると言う事に一抹の寂しさがよぎってしまうのです。
それをそのままタイトルにしてくれたのが、ミヒャエル・エンデの「ネバーエンディング・ストーリー」ですよね・・。

終わりがあるから、お話は面白いのかもしれません。
延々と、同じ生活やお話が続く。それはそれなりの安定感があり、ホッとした気持ちを与えてくれます。
例えば、サザエさんやちびまる子ちゃんなどは、成長しない主人公一家や周囲。その空間は、確かに安定感と落ち着きと「いつものあの場所に戻ってきた」と言う安心感を与えてくれます。


とても、ワガママな欲求でしょうが。ドラマとして聴く・読むと言う作品には、次から次へと事件や変化が起こり。日常とは違う次元での波が起こってくれないと嫌。でも、お話として終わってしまうのは淋しい。
始まりがあれば、終わる時が来る。それは、とても当たり前の事なのですが。でも、どこかに「このままで、止まっていて欲しい」と思ってしまう自分が居ます。
昔むかしの物語は、最後が「幸せに暮らしましたとさ」で終わるものがあります。そういう訳がないじゃん!登場人物だって不死ではないのだから、いろんな事があるに違いない!と思いつつ、ハッピーエンドに終わった物語は、そのまま幸せなままの世界を保っていて欲しい。

矛盾しているのは、百も承知です。
西洋骨董洋菓子店で言うならば、小野がケーキを焼き。エイジが自分なりのケーキを開発し。何も出来ないちーちゃんが居て。橘は、ケーキは甘い物と言う認識しかないくせに、売る時には立て板に水の説明をしていて欲しい。きっと、東京のとある(あまり車の通りが多くない)小洒落た住宅街の一角にあるお店で、彼らは4人仲良くケーキ店を営んでいて欲しい・・・。そう思ってしまうのです。

2巻で、終わり方が「これを最後の巻に持ってきていたら、良かったのにね」と思うくらいのシーンがありました。しかし、この4巻ではこれまでの巻に入りきらなかったエピソードを詰め込んでいまして。
本編の方を聴いた時には、2と4を逆にしていても良かったのじゃない?とすら思ったのですが。特典CDを聴いたら、そんな気持ちは吹っ飛びましたね。

母親の影を拭いきれず、女性が苦手な小野。でも、彼はまるで女性と会話が出来ないわけではなく。今回の女子アナとは会話も出来ていますし。
ちーちゃんは、若!が居なくても。サングラスをかけなくても。それなりにちゃんと接客が少しは出来るようになりましたし。
宅配サービスや、フランスの洋菓子店のように総菜などを扱う店にもなるかもしれない・・・と、そういう展開もありうるだろう事を示唆してくれた橘。
先生が居なくても、彼が教えてくれなくても。お店のケーキをきちんと一人で作る事を成し遂げたエイジ。

しかし、小野の中には。いつかは無くなってしまう物だったら、自分の手でぶち壊して去りたい!と言う欲求が渦巻いている。そんな小野を抱き留めて、「俺とお前は恋人にはならないから、だから終わりにはならない」と断言してくれる橘。
一方の橘も、まだ誘拐事件の後遺症は残っていて。彼を抱きしめた小野が「明日も、ケーキを売ろう」・・・。

終わりはあるだろうけれど。とりあえずの終わりはない。少しずつ、進歩したり変わっていく彼らは居るだろうけれど。明日も、そこの角を曲がった所にケーキ店はあるだろう・・・。そういう終わり方を示してくれました。

エイジの関智一さんは、今回はあまり登場シーンは多くはなかったのですが。デパ地下に行ってしまった先生に訊きに行かずに、ケーキを仕上げるシーンが、クリスマス編でケーキの失敗を教えて欲しい!と言ったエイジくんとの差を見せてくれました。
山ごもりして、ケーキを一杯焼く!!と言う特訓の予想シーンに笑ってしまいました。


内心では、「わ、わかっ!!」と動揺しているのに。言葉を思い出して「食べていただければ、分かります」「申し訳ございません。少々、お待ち下さい」だけを繰り返すシーンでの良い男っぷりが、最高でした。

橘役の山寺さんは、なんでも出来て格好いいのに。お客の漆原さんに挑戦されて、燃える!!シーンがらしくてねぇ!!番外の小野とのシーンで、あぁ!!でした。もっと聴きたい(゜゜)\バキッ☆。と言うか、山寺さんで受けとか良いよねぇ・・・と、妄想が出てしまって困りました。

小野の郷田さんは、まぁ!!!繊細で麗しの小野さんにぴったりで。マジックよねぇ・・。どうもね、ボトムズのキリコのイメージ(どういう古いアニメを持ち出してくるんだか・・分からないお若い方は飛ばして、読んで下さいね(大笑))があったのですが。舞台だけでなく、ドラマCDでももっともっとお声を聴きたい!!と思ってしまいました。
女子アナに、片方だけのピアス(イヤリング?)を返すシーンが印象的でした。

その女子アナさんの二人組。良いコンビでしたね。女子アナ編では、女性が社会で働く事などについてもちょっと考えておりました。
もわーんとしたしゃべり方をするのに、意外に(大笑)鋭い後輩さんと、これぞまさに立て板に水!でモノローグで喋りまくりの先輩・・・。本当に、良いコンビでした。二人が、ケーキを食べてじたばたするシーンは、漫画のあのシーンを思い出してしまいましたねぇ。。
いや、本当に凄く面白い物とか、美味しい物の時ってジタバタとしてしまいますよね(大笑)。
この二人の本音トークをいつもいつも聴かされて、女性不信になっていそうなカメラマン君が本当にお気の毒でした(^^;。





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最終更新日  2008年01月16日 19時32分18秒
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