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雪平の娘が爆破テロに巻き込まれて入院した病院がテロリストに占領される。その目的は警察内部の不正を暴く事だった。雪平の上司でもある公安部の江口洋介が作品の中でかなり浮いた感じになっています。もうすこし違った俳優・・・例えば時任三郎とか最近 マイブームな佐々木蔵之介が個人的には良かったような。成宮寛貴も浮いているのですが彼の場合はどんな作品に出ても浮くので・・・慣れました。(笑)また阿部サダヲの出番ももっと多くして欲しかった。もともと短い原作だったのをドラマで物語を延ばしていったためドラマでは全体的な構成のバランスは悪かったですが、この作品は映画としてうまくまとまっている気がしました。ただ色々と突っ込みどころは満載です・・・でもそれを無視すれば楽しめます。おすすめする方 :公金を裏金としてプールしていない方おすすめしない方:雪平と言えば鍋しかありえないだろうって方5段階評価:★★★★
2008/05/20
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兄弟二人暮しの兄が弟の学費欲しさで盗みに入った家で殺人を犯してしまう。兄と弟はともに手紙で支えあうが、塀の中で罪を償っている兄と塀の外の社会で罪を背負わされていく弟にいつしか溝ができていく。東野圭吾原作の映画化。ストーリーはもともと秀逸なのでひきこまれます。本を読んでもそうでしたが、映画も最後のシーンでボロボロにされるので、よほど「自分はどんなシーンでも感情移入せず決して泣かない」って方以外は 必ず一人で観る事をおすすめします。一人が犯罪を犯すと その罪を償うのは本人だけでなく本人の周りの人間全員だと改めて感じます。出来の悪い兄と優秀な弟という設定は特に弟役 山田孝之の配役があっていない気がしますし、弟に絡む彼女 沢尻エリカも全編通して違和感を感じます。また、その主人公達に関わる場面で少しだけ出てくる吹越満、杉浦直樹、田中要次、山下徹大の四人が全ておいしいところを持っていきます。ただ、沢尻エリカは今まであまり意識していなかったのですが、「別に」発言やこの作品でのミスマッチはともかく、改めて目に力があり強烈な存在感で目を惹かれる良い女優さんだと感じました。おすすめする方 :将来 犯罪を犯すことを厭わない方おすすめしない方:一人でこっそり観る環境を持たない方5段階評価:★★★★
2008/04/13
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お毒見役である主人公が食物の毒によって盲目となり、それを支える妻が家禄の維持を支援して貰う為 上司に手篭めにされてしまう物語。「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」とともに藤沢周平原作・山田洋二監督の三部作の一つ。木村拓哉自身のオーラが強すぎるためか、どうしても「木村拓哉が演じている主役」としか観る事ができず残念。ただ、脇を固める檀れいと笹野高史に救われています。檀れいって知らない女優さんだったのですが、宝塚出身でこの映画が初出演だったとか・・・これからが楽しみな方です。ストーリーは簡潔で淡々と進み好感が持てますが タイトルである「武士の一分」とは現代人では理解しがたい深い感情を表す言葉かと勝手に思っていたのですが、単なる「男のけじめ」程度の言葉として描かれていた事が残念でした。おすすめする方 :時代小説が苦手じゃない方おすすめしない方:木村拓哉が苦手な方5段階評価:★★★★
2008/02/17
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債務超過の日本を救うべく バブル崩壊以前にタイムスリップして バブル崩壊をとめるという物語。邦画で同じ様にタイムマシンが出た映画には「サマータイムマシン・ブルース」がありますが、それなりに名の売れている役者を使ったこの作品と若手ばかりを使った「サマータイムマシン・ブルース」とは両極端にあるように思えます。平凡なストーリ+見飽きた役者・・・ちょっと退屈かもしれません。また、バブルの頃を少し再現していますが なんとなくぴんとこないです。おすすめする方 :薬師丸もしくは広末ファンな方おすすめしない方:C級映画が苦手な方5段階評価:★★
2008/01/16
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学生時代に知り合った二人の男女。ともに良い友人として付き合い続ける二人が、それが恋愛だったと気付く前にそれぞれ別の道を歩む切ない物語。物語として緩急をつけてよく練られており、主人公達が映画の中で創る映画(劇中劇ならぬ映画中映画?)の出来も見事。市原隼人と上野樹里の二人が主人公ですが、それぞれが素の彼らではないかと思えるほど良いです。この映画を見て初めて上野樹里という女優の実力を思い知らされました。また上野の妹役として出ている蒼井優は、出番は少ないですが印象的且つ物語のキーマンとして演じています。他にも佐々木蔵之介、鷲尾真知子、小日向文也と実力のある役者さんが主人公の二人を盛り立てています。また意識して素朴な撮影がされており、かなりリアルな印象が残ります。おすすめする方 :相性抜群で理解し合えたのに別れてしまった相手がいる方おすすめしない方:地球最後の日を経験したくない方5段階評価:★★★★★
2007/12/30
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クリスマスイブに子供達を乗せて不思議な旅をする「北極号」の物語。「パフォーマンス・キャプチャー」というCG手法を使って作られた映画。アニメはアニメである理由がある事を感じる作品。限りなく実写に近いほど良いアニメとは限らない。また対象年齢がどうも中途半端。小さな子供が観るには実写に近くていまいちだし、大人が見るには物語が幼稚すぎる。結局 どういった人を対象に作られたのかがよくわからなかった。時期的にはぴったり。おすすめする方 :実写に近いアニメを見たいって方おすすめしない方:表情の乏しい実写が苦手な方5段階評価:★★
2007/12/06
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アメリカでコメディアンを目指していたうどん屋の息子が挫折して香川に戻り、知人の紹介で働き出したタウン情報誌で讃岐うどんの特集を始めてブームを作り上げる物語。実在のTJかがわと元編集長である田尾氏をモデルにした映画。讃岐うどん好きな方なら映画を観ながら「あぁ この店は・・・」とか思い当たるはず。そんなに詳しくない自分でも「宮武」「松岡」「山内」など 有名どころの何軒かの店はわかりました。主役であり 企画を考えるユースケサンタマリアの役どころが田尾元編集長だと思われますが 現実の方がもっと面白い気がします。著作の「恐るべきさぬきうどん」シリーズはグルメ案内というよりも読み物として面白いですし、それを読みながらのうどん屋巡りもまた楽しい。「恐るべきさぬきうどん」に出てくる小ネタも映画にところどころ盛り込まれています。それにしてもラーメン屋「はまんど」の大将まで出てくるのには思わず苦笑しました。映画としては前半が讃岐うどんブームの説明で 後半に申し訳程度にあるうどん屋の存続の物語をもってきていて なんとなくアンバランスです。またSFっぽい回想シーンの中で 客「四つ!」店主「二つでじゅうぶんですよ!」の「ブレードランナー」の有名なセリフが出てきますが賛否両論な気がします。ところで日産マーチが何台か出てきてはすぐに事故って新しいのに買い換えられてますが あれってマーチにとって良い広告なんでしょうか?(笑)ちなみに讃岐うどんブームってすでに去ってるのでしょうか?ブームにある良い面・悪い面とも映画に描かれています。おすすめする方 :麺が好きな方おすすめしない方:「恐るべきさぬきうどん」未読の方5段階評価:★★★
2007/12/02
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「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」「ハンニバル」でおなじみのハンニバル・レクターがどうやって怪物 レクター博士になっていったかを描いた作品。既に書籍では読んでいましたので物語は知っていましたが楽しめました。ただ、やはりハンニバルのシリーズの延長にあるかといえば決してそうではない作品です。個人的には「ハンニバル 外伝」といった感じでシリーズとは少し距離をおいた作品とすべきに思います。日本の鎧や刀なども出てくるのですが どうも中国と混在したイメージで描かれています。ファンにとってはレクター博士はアンソニー・ホプキンスでしかあり得ませんが、今回 配役されたギャスパー・ウリエルも良い役者さんだと思うので今後の作品に期待したいです。ちなみに15歳未満はレンタル禁止でした・・・グロいシーンが多かったからでしょう。おすすめする方 :グロいシーンが好きな方おすすめしない方:下品な肉屋さんな方5段階評価:★★★
2007/12/02
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警察の取り締まりに協力する自動車工場に勤める主人公の家族が、国際的な犯罪に巻き込まれて日本でのカーレースで勝負を行う物語。日本の古き良き映画のような感じです。レースシーンもランエボとか出ているのですがなんとなくほのぼのしていて緊張感がありません。加山雄三も出ています。おすすめする方 :三菱ファンな方おすすめしない方:検問が苦手な方5段階評価:★
2007/11/23
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近未来に新種のウィルスにより滅亡の危機に陥ったため感染者を隔離することによって生き延びている人類だが、感染していない人類が感染者を撲滅するための兵器を開発。それを阻止するために殺し屋ヴァイオレットが送り込まれる。ストーリーはイーオンフラックスに似ていますが、こちらはまったく内容の無いストーリーとなっています。おまけにCGもしょぼいしアクションにもインパクトが無い。SFアクション物って多少ストーリーが怪しげでも 自分ではそれなりに楽しめるジャンルですがこの作品は退屈でした。ミラ・ジョヴォヴィッチのプロモビデオとしてファンの方だけ観ればいいような気がします。おすすめする方 :ミラ・ジョヴォヴィッチファンな方おすすめしない方:ミラ・ジョヴォヴィッチファンでない方5段階評価:★
2007/10/27
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殺人事件の捜査により被疑者であった現職警察官の死の責任にたいして告訴された捜査本部長。その真相を探るうちに警視庁と警察庁の争いに巻き込まれていく。背景は「踊る大捜査線」だが青島刑事は出てこない事もあって まったく無関係な作品として観る事ができます。悪徳弁護士役で出ている八嶋智人の演技は味があって良いのですが 東大卒の切れ者に見えなかったのが残念。また本部長側に立つ弁護士役の田中麗奈も悪くはないのですが部分的に違和感を感じるような場面もありました。おすすめする方 :「踊る大捜査線」ファンな方おすすめしない方:駐車違反をもみ消した事のある警察官な方5段階評価:★★★
2007/10/21
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父を亡くしたために一人暮らしとなった盲目の女性の家に、近所の駅で起こった殺人事件の容疑者が忍び込んで、奇妙な二人暮らしが始まる。乙一原作。乙一の原作でせつない作品です。主人公のうち チェン・ボーリンを中国人と日本人のハーフとして配役する意味があまりなかったように思う。決して本人が悪かったわけではないのだが 日本人の俳優であればもっと心の機微を描けたのではないか。もう一人の主人公である田中麗奈は期待通りで全く何も言う事なしです。盲目であるが故に綺麗に見える表情をうまく作れなかったり、全ての動きに大なり小なり無駄があるところなど細部までなりきっています。周りに佐藤浩一・岸辺一徳・佐野史郎・井川遥・宮地真緒といった有名な俳優さんを揃えているのですが、田中麗奈のインパクトが強すぎて配役が逆効果だったように感じます。チェン・ボーリンをいじめる波岡一喜が非常に印象に残り、今後気になる役者さんとなりました。原作を否定するようですが、映画を観ていると「いくらなんでも同じ部屋に長くいれば、(その存在に)気づくやろぉ」となんとなく感じました。(笑)また原作では家の中がもっと暗いイメージでしたがさすがに真っ暗な部屋を映画では撮れないですね。おすすめする方 :田中麗奈ファンもしくは乙一ファンな方おすすめしない方:井川遥ファンな方5段階評価:★★★★
2007/10/08
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恩田陸の同名作品の映画化。書籍レビューはこちら。自分は読んでから観たわけですが、未読のまま映画を観ている人にとっては少し説明不足だと感じた。特に主人公二人が同い年だという事とそこから生まれる戸惑いなどが表現不足。アメリカへ行った友人は想いを持って様々な事を画策しているわけだが、演じている加藤ローザと結びつきにくい。これは加藤ローザが下手だとかいう事ではなく出番があまりにも少ない割に戸惑っている場面の印象が強い所為だろう。また加藤ローザの弟が何故 今回も参加したのかという点も映画だけ観るとわかりにくいのではないか。また最初から最期までゆっくり歩行している場面が殆どなので未読の場合は物語に入り込む前に退屈してしまうのではないか。もう少し物語に注意を向かせる作り方が必要だったような気がする。原作もよく、主人公の二人も好演しただけに惜しい気がします。おすすめする方 :原作を読んだ方おすすめしない方:退屈な映画で寝てしまう方5段階評価:★★★
2007/09/24
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深海で沈没したアメリカ原潜を救い出すために深海油田開発のクルーと軍部スタッフが体験した不思議な物語。完全版を観ました・・・3時間弱。(汗)悪くは無いですが不明な物体は不明なままで終わる方が良かったように感じた。あえてメッセージ性を持たせるために正体を明かす必要があったのだろうが、それ以外のストーリーが悪くなかっただけに 津波や最後の場面など違和感が大きかったです。また深海でいきなり素潜り等 不思議な部分も多かった。おすすめする方 :別居中の配偶者がいる方おすすめしない方:ジェームズ・キャメロン作品と相性が悪い方5段階評価:★★★
2007/09/19
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しげの秀一原作の同名コミックを映画化。原作同様 日本が舞台で出てくる車も殆どが日本車だが日本人出演者は鈴木杏のみで台湾・香港の俳優が主。原作ファンにはあまり評価は良くないようですが原作は未読なのでストーリーについても特に違和感なし。まったく期待せずに観たのだがカーアクション映画としてもスピード感・臨場感がうまく表現あされておりよく出来ている。実は主演のジェイについてはシンガーとして知っていたが、映画を観終わってからキャスト紹介をみて「えっ!これがあの有名なジェイ?!」とその素朴さに驚いた。日本語吹き替えよりも広東語で観る方が自然。おすすめする方 :カーアクションが苦手じゃない方おすすめしない方:日本人俳優は良い役じゃないと許せないって方5段階評価:★★★★
2007/09/17
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バランスの崩れかけた世界を救うべく 一人の大賢人と心に闇を持つ少年と人攫いに追われる少女が戦う物語。原作を知らないとストーリーが見えてきません。映画のパンフを読んで初めて理解できる事も多かったです。ただ、現在の日本がもつ生きる事の意味・心の闇との戦いなど 製作者が訴えたい事は多くあるのはよくわかったので、もっとストーリーを練ってくれればと残念です。また「お前が僕の死か」など ナウシカの原作の中での印象的なセリフがそのまま使われていたり、随所に宮崎駿作品を真似たような部分があるのが気になりました。おすすめする方 :ジブリ好きな方おすすめしない方:宮崎駿作品のレベルじゃないと許せない方5段階評価:★★★
2007/09/02
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真夏のある日 未来から突然現れたタイムマシンで、壊れたクーラーのリモコンを壊れる前のものをなんとか手に入れようとする脱力系SFコメディ。タイムパラドックスを面白ろおかしく描いていおり、映画の中で小ネタを多く仕込んでいるため何度でも楽しめる映画になっています。タイムパラドックスも含めて全て運命なのか それとも・・・。主演は瑛太、上野樹里、佐々木蔵之介と個性的でちょっと変な(?)役者揃い。最初の15分ほどは監督も認めるほどの「何これ?」という苦しい展開ですが、その中にも随所にネタフリが描かれているので見逃せません。おすすめする方 :エアコンが壊れていない方おすすめしない方:「びだるさすーん」が最近 無くなった方5段階評価:★★★
2007/08/26
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差出人不明の空箱が部屋に届き、周りで殺人が起こる不条理な物語。多くの謎が残る映画。正解は観る人自身に委ねられる異色な作品。基本的なネタとしては嫌いじゃないので、もう少しストーリーを膨らませて作っても良かったような気がする。おすすめする方 :謎解き好きな方おすすめしない方:同じ映画を2度観るのが嫌いな方5段階評価:★★
2007/07/21
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チェスの天才少年の苦悩とそれを暖かく見守る家族の物語。実在のチェス名人 ボビー・フィッシャーを彷彿させる少年。英才教育で育てたい父親と子供の自主性を重んじる母親の葛藤。シビアな勝負をさせたい敏腕コーチと自由奔放にやればいいという路上チェスの友人。それぞれ方法論は異なっていても少年の事を大切に考えているのは同じ。子育てや子供の進路に悩んだ時の清涼剤となるかもしれません。おすすめする方 :親子で映画を観たい方おすすめしない方:子育てで意見の相違があって離婚した方5段階評価:★★★★
2007/06/12
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アフリカで殺人を犯して心を閉ざしている元教授にたいして、出世欲の強い精神科医が彼の心を開こうとする物語。殺人を犯し、精神異常で誰にも心を開かず、時折 気が狂ったような暴力をふるう囚人にアンソニー・ホプキンス・・・その彼の元をある人間が訪れて心の奥を覗こうとする・・・どこかで観たような映画です。また刑務所が舞台である事も含めて主人公のラストの姿が別の映画のポスターを思い出させます。併せて命名するとすれば「ショーシャンクの沈黙」といったところでしょうか・・・なんとなくタイトルも似てる。(笑)ただ、この映画には強いメッセージがあり、自分が持っている常識を覆される人も多いかと思いますので、生き方に悩みを持っている方には何か得るものがあるかもしれません。おすすめする方 :独占欲の強い方おすすめしない方:レクターの相方はクラリスじゃないと許せない方5段階評価:★★★★
2007/06/10
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彼に手料理を食べさせると、あまりの不味さに振られてしまう主人公が、奮起して通いだした料理教室にて殺人事件に巻き込まれる物語。脱力系サスペンスコメディです。主演は最近 引退するだのしないだので話題になった奥菜 恵。その周りで犬山 イヌコ、池谷 のぶえ、真木 よう子等 個性的な女優が脇を固める。監督や出演者の多くが演劇を主に活動している人達なので、臨場感や役者の力量などは文句のつけようがありませんが、演劇の空気感が強く映画としてはかなり違和感を覚えます。小ネタがずっと続くので目を離せずあっという間に終わりますが、やはり生で観る演劇とはかなり違うような気がします。おすすめする方 :料理がヘタ、もしくはヘタな料理を食べさせられている方おすすめしない方:映画としての完成度を求める方5段階評価:★★★
2007/06/09
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閉山の危機に直面した炭鉱の町で、「常磐ハワイアンセンター」というスパリゾートを作るため 東京からきた先生の指導によって町の女性がフラダンスに奮起し、町を盛り上げる物語。実話だそうです。どこにでもあるような町の衰退と繁栄の遷移や保守と革新の対決。そんな中で将来を見据えた正しい道を選ぶのは今の時代になっても難しいことなのでしょう。一番最初からフラガールに熱心だった女性が、炭鉱閉鎖の影響で夕張炭鉱へ移っていったのは、一つのメッセージだったのかも。また、この映画が普通の作品で終わらず良質の作品と評価されるのは、蒼井 優を起用した点に尽きるように思えます。おすすめする方 :自分の村も町も国も愛していない方おすすめしない方:才能ある若手女優が苦手な方5段階評価:★★★★
2007/06/02
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疎遠だった父が亡くなったという知らせが入るが、遺産は自分ではなく存在を知らなかった自閉症の兄に全て相続するという遺書があった。存在を知らずに生きてきた兄弟の心の触れ合いを描く。自閉症をテーマにしたドラマは何度かあったので、今でこそ目新しさは感じないが、ダスティン・ホフマンの名演は見事。トム・クルーズも荒さが若さに感じられて良かった。おすすめする方 :ダンスのできない方おすすめしない方:泥沼の遺産争いをしてる方5段階評価:★★★★
2007/05/28
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「華麗なる賭け」のリメイク。美術館で強盗未遂事件が発生し、何故かモネの絵が消え去る。事件を調査した保険調査員が、ある実業家に目をつけるが・・・。「華麗なる賭け」に出ていたフェイ・ダナウェイも出ています。泥棒と保険調査員の頭脳戦といえばありがちな設定のような気もしますが、作りがいいため楽しめる娯楽映画です。おすすめする方 :ルパン三世好きな方おすすめしない方:ルノワール好きな方5段階評価:★★★
2007/05/20
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同名の二人の女の子が出会って共同生活する物語。もちろん作品タイトルや出ている役者さんは知っていましたが、ストーリー等はよく知らずに、つきあいで観ました。(汗)中にはセリフ棒読みの役者さんいるので評価しにくい作品。「甘えてばかりいられない現実」というのもきちんと受けとめて欲しい。おすすめする方 :NANAファンの方おすすめしない方:映画に過度の期待をする方5段階評価:★★
2007/05/18
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現実と変わらないほどリアルな仮想世界を実現して、その体験後に殺された上司の謎を解く物語。あまりにもリアルに創造された仮想世界とそこで暮らす人々。仮想世界と現実世界 それぞれの人の交流・・・そう遠くない現実となるかもしれない。常に先を予測させつつ最後にいたる物語の流れは、うまく作ってあるように感じる。おすすめする方 :「マトリクス」が好きな方おすすめしない方:自分が生きている実感の無い方5段階評価:★★★
2007/05/15
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ある屋敷に捉えられた8名が、”ジグソウ”の仕掛けた罠に陥る。1作目がヒットしたのでその続編をとりあえず作ってみたのかな・・・という気持ちで観ると良い意味で裏切られます。1作目に負けず劣らず楽しめます。この手の作品にしてはきちんと人間も描かれており、多少グロい映像以外は楽しめます。基本的な罠はミステリーではありがちな設定なのですが、それがわかっても飽きさせないストーリーです。またラストもきちんと三作目に繋いでいるので次作も待ち遠しいです。おすすめする方 :「ソウ」が楽しめた方おすすめしない方:少しでもグロい映画は絶対観たくない!って方5段階評価:★★★★
2007/05/13
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CUBEのコントロール室にいて電話で指令を受ける主人公の物語。前二作はCUBEの内側だったが今回はCUBEの外側の世界が描かれている。これで「CUBE」,「CUBE2」,「CUBE ZERO」と観ました。マニアにはCUBEの外側を描いたこの作品も楽しめるのでしょうけど、普通の人には一作目だけでじゅうぶんで、二作目・三作目は「CUBE」の評価を薄めただけのような気がします。おすすめする方 :「CUBE」マニアな方おすすめしない方:マニアじゃない方5段階評価:★★
2007/05/13
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車で問題を起こしてばかりの高校生が在日軍人である父親に引き取られ、日本でも公道レースやヤクザのトラブルに巻き込まれる物語。前二作からするとかなりレベルの落ちた全く別の作品。日本人役の多くが日本人でなかったり、高校生が免許持っていたりヤクザと通じていたり・・・ストーリーも陳腐。日本を舞台にした意味も不明。結局、最新の日本車より古き良き時代のアメ車が速いってのもよくわからない。ドリキンの土屋圭市が釣り人で出ていたのに笑えたが、妻夫木君や「ワイルドスピード」出演のヴィン・ディーゼルを少しだけ出すのは意味不明。おすすめする方 :車が走っている映画が無条件に好きな方おすすめしない方:前二作のレベルを期待する方5段階評価:★★
2007/05/05
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大晦日の客やイベントが盛り沢山なホテルで繰り広げられる様々な物語。良くも悪くも三谷幸喜作品で舞台っぽい作り。有名な俳優を多く使って、それぞれちょっとした芝居をさせて撮ったのを集めただけの映画。それ以上でも以下でもない。「ラヂオの時間」「みんなのいえ」と同レベル。有名な俳優を使う事が逆にデメリットであるように感じるので、たまには無名の役者を使って撮ってみれば?って思う。同じ様に舞台っぽい作りならば「笑の大学」のようにじっくり芝居をさせるような映画の方がいい。おすすめする方 :楽しい映画が好きな方おすすめしない方:三谷幸喜に飽きてきた方5段階評価:★★
2007/05/03
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野沢 尚原作の同名作品の映画化。家族を殺害された当時には小学生だった被害者の娘が、大人になって加害者の娘を訪ねていく物語。ラストが少し異なっていました。ただ、少しと言ってもそこを変えると作品全体の主題が大きく変わってしまうという部分でしたので賛否両論ありそうです。個人的には原作のままが良かった気がします。主演は内山理名と水川あさみ。特に加害者の娘を演じた水川あさみはよかったです。内山理名は何を演じても、結局 内山理名自身であるような気がします。またカメラワークやストーリーの展開など、映画のつくりが全体的にいまいちな感じがしました。冒頭のシーンなどはタクシーの中から始まっても良かったような気がします。おすすめする方 :内山理名ファンの方おすすめしない方:野沢 尚ファンの方5段階評価:★★★
2007/04/30
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南部藩を脱藩して新選組に入った吉村貫一郎とその家族の人生を、斉藤一とその孫がかかった医師の思い出で綴られる物語。2時間ちょっとで収まる話ではないはずですが、そのわりにはうまくまとまっているように感じました。配役や役者の状態には違和感を感じました。例えば大野親子の三宅裕司と伊藤淳史(年を取ると村田雄浩)の配役、高熱を出している子供がやけに元気だったり、飢えているはずの吉村の妻がふっくらとしていたり、戦い敗れた吉村の髭が妙にさっぱりしていたり・・・。中井貴一、佐藤浩市、山田辰夫、塩見三省など味があってうまい役者が揃っていましたが、そんな中で沖田役の堺雅人は見たとたんに「うわぁ 沖田だ!」と感じるほどぴったりでした。ただ、やはり短い時間に物語を押し込んでいて説明不足の部分もあるので、まず原作を読んでから観ることをおすすめします。おすすめする方 :原作を読んだ方おすすめしない方:幕末の流れをまったく知らない方5段階評価:★★★★
2007/04/28
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テーマパークで働く主人公が中世にタイムスリップして迫害されていた女王を救う物語。特に目新しさの無いありきたりなタイムスリップの物語。主演のマーティン・ローレンスは「バッド・ボーイズ」や「ナショナル・セキュリティ」ではすごく良かったのだが・・・一人では相方がいない漫才師のように空回りしていたような気がする。おすすめする方 :マーティン・ローレンスファンの方おすすめしない方:平凡なストーリーが苦手な方5段階評価:★
2007/04/25
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衛星を利用して全世界の全てのデジタル機器を接続する新プロジェクト「シナプス」を開発しているIT企業にスカウトされた天才プログラマーが、ソフトウェア開発に隠された陰謀を暴く物語。IT企業や近未来システムがテーマの映画だと思って油断して観ましたが、良質のサスペンス映画でした。メイキングでピーター・ホーウィット監督の顔がわかるのですが、実は映画に少しだけ出ています。同監督の「スライディング・ドア」も良い映画でした。おすすめする方 :IT企業で悪事を働いている方おすすめしない方:サスペンス映画が苦手な方5段階評価:★★★★
2007/04/22
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一人の冒険家が一枚の金貨から、南北戦争で行方不明になった鉄の船を探す物語。クライブ・カッスラーのダーク・ピットシリーズの映画化。他には「レイズ・ザ・タイタニック」もあり。財宝探索から何故か環境破壊が焦点になった。環境破壊の方は「ありえるよなぁ」なんて観てました。敵から逃げるためにダイナマイト投げたらたまたま探していた財宝が出てくる、ラストはハッピーエンドなどお決まりなストーリー。主人公と相棒のやり取りが楽しい。特に相棒のスティーブ・ザーンは「ナショナル・セキュリティ」でも主人公の相棒役がはまっていたが今回の作品では主人公を食ってると思う。おすすめする方 :軽いアドベンチャー系の映画が好きな方おすすめしない方:環境破壊が好きな方5段階評価:★★★
2007/04/19
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ちょっとした事故から弁護士と保険会社社員がそれぞれやむを得ない事情によって互いに相手を傷つけ恨み、際限の無い争いがエスカレートしていく。誰の心にもふと湧き上がる悪意が主題です。双方とも正義感は強いのに悪意の闇にとりこまれる。主演のサミュエル・L・ジャクソン、ベン・アフレックの熱演が光り、弁護士事務所で二人が話し合うシーンには圧倒されます。ラストが素晴らしい。おすすめする方 :善とは?悪とは?の答えを持っていない方おすすめしない方:サミュエル・L・ジャクソンはクールじゃないとだめって方5段階評価:★★★★★
2007/04/15
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脱獄不可能と言われたアルカトラズ刑務所から脱獄する物語。実話を元にして製作されている。どういう風に脱獄するのかという点がメインとなっているのだが、そこに目新しさは無い。また、脱獄物にはロマンがある方が望ましく思うのだが、この映画では脱獄する理由も含めて明確ではない。おすすめする方 :脱獄物好きな方おすすめしない方:イーストウッドが苦手な方5段階評価:★★
2007/04/15
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子供を事故で亡くした主人公が、家族や知人が亡くなった子供の事を覚えておらず記憶を消されている事に気がつき真相を調査する物語。親子愛ベースのミステリーかと思っていたら かなりSFな作品でした。ラスト云々よりも ストーリー全体が陳腐な気がします。おすすめする方 :ジュリアン・ムーアファンな方おすすめしない方:強引な展開は許せないって方5段階評価:★★
2007/04/15
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イージス艦が持ち込まれた化学兵器ととも強奪されてしまう物語。「Twelve Y.O.」の続編ともいえる作品。本では「川の深さは」→「Twelve Y.O.」→「亡国のイージス」と続いて、まだ先もあるようです。本来は読んでから見る派なんだけど、「Twelve Y.O.」を読んだ時に武器の事等が細かく記述されすぎていて楽しめなかったので、今回は読まずに観たが作品全体としてわかりやすくて楽しめた。CASTは真田広之がいまいち、チェ・ミンソの演じたジョンヒという役は必要ない気もした。それ以外は良い役者が多いのに一人一人の時間が短くて勿体無くもっと見ていたかった。当初は仲間であった自衛隊幹部が某国工作員にどんどん撃たれるシーンがあったが、日本人や日本という国を象徴しているように見える。おすすめする方 :平和ボケしている方おすすめしない方:最近イージス艦の機密を入手した方(?!)5段階評価:★★★★
2007/04/13
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ジャッキー・チェンの製作総指揮。素行が悪く警察学校を追放された3人の新人警官が、危険物であるロケット燃料強奪事件に巻き込まれる。犯人役に仲村トオルが出ているのが気になって観てみましたが、英語の発音が酷くて日本語まで変に聞こえてきます。ただ、それを割り引いても存在感は一番ありました。「ブラック・レイン」の松田優作・・・とまではいかないけれど、国際的に活躍できる役者さんだと思います・・・英語さえなんとかなれば。(しつこい)またン・ジャンユーも脇役でしたが存在感がありましたので他の作品も観てみたい。今日4月7日が誕生日のジャッキー・チェンもほんの少しだけ出ています。映画全体では荒も目立ちますし、未公開シーンの中には本来入れておくべきだろうと思えるシーンもかなりあります。そのあたりはジェネックス・コップ2に期待して・・・。おすすめする方 :香港のアクション映画が好きな方おすすめしない方:高所恐怖症の方5段階評価:★★★
2007/04/07
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ニューヨーク地下鉄公安官である黒人と白人の乳兄弟が、理不尽な局長や博打で出来た借金のため、地下鉄の売上金を運搬するマネートレインの強奪を計画する。ウェズリー・スナイプスとウディ・ハレルソン、二人の掛け合いも楽しめるアクションコメディ。列車が暴走する場面などなんとなく「交渉人 真下正義」を思い出します。(マネートレインの方が古い)エンディングは「これでええんか???」という感じです。(笑)気楽に楽しめる映画。おすすめする方 :兄弟仲の悪い方おすすめしない方:火だるまシーンが苦手な方5段階評価:★★★
2007/03/31
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「海猿」シリーズ。鹿児島沖で座礁した大型フェリーの救助活動を行う海上保安官がトラブルや爆発によって乗客と共に船内に閉じ込められる物語。あまり期待してませんでしたが良かったです。ただ良い映画だっただけに「そりゃ おかしいやん!」という突っ込み所が随所にあり それが余計気になりました。それにしても・・・時任さんの眉毛はよく動く(笑)将来もともに過ごしたい方と一緒に観る事をおすすめします。おすすめする方 :一人で映画を観ると寂しくなる方おすすめしない方:突っ込み所の多い映画が許せない方5段階評価:★★★★
2007/03/28
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盗まれたウイルスが世界中で猛威をふるって人類滅亡の危機。ウィルスが寒さに弱いことから南極の各国基地の800名程が生き残る。ようやく秩序を取り戻した中で冷戦時代の核の恐怖が襲い掛かる。小松左京原作の映画化。画像の古さは否めないが、25年前の日本でこれだけ壮大な映画が製作できた事は誇れる。ワクチンが効かないインフルエンザが拡散すると現代でも起こり得る話かもしれない。個人的には監督・役者を厳選してリメイクして欲しい。おすすめする方 :壮大な映画が好きな方おすすめしない方:2時間以上の映画は観たくない方5段階評価:★★★★★
2007/03/24
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嘘を見抜く、スリの天才、正確な体内時計、演説の天才 そんな4人がロマン溢れる銀行強盗を実行するが、逃亡途中で何者かに横取りされる。とりあえず金は諦めようとするが、また何者かによって更なる犯罪に巻き込まれる。伊坂幸太郎原作の映画化。主演だけでなく、周りも大倉孝二・古田新太・松尾スズキ・大杉漣・篠井英介・田中要次など個性の強い役者陣が楽しい。小ネタも色々と仕込まれてます。伊坂ワールドの表現度としては50%程度か・・・ファンには少し物足りないかもしれないし、CGは中途半端で改善の余地はありそうですが、最後のエンディングロールまでしっかり観て下さい。結局 邦画ではこういった演劇っぽい役者中心の映画が好みです はい。おすすめする方 :楽しい映画が好きな方おすすめしない方:陳腐なCGが苦手な方5段階評価:★★★★
2007/03/21
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皇帝の警護をクビになった主人公が、他国からの侵略に偶然 巻き込まれて活躍する物語。「少林サッカー」が楽しめた方なら、ばかばかしさ満点で楽しめます。おすすめする方 :映画は楽しめればいいのだって方おすすめしない方:ばかばかしい映画が苦手な方5段階評価:★★
2007/03/12
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気象をコントロールして異常気象を発生させる事を武器に世界征服を目論む科学者を秘密諜報員が阻止する物語。雰囲気も物語りも含めて大人版スパイキッズといったところ。豪華キャストで誰でも楽しめる娯楽映画です。おすすめする方 :気楽に映画を楽しみたい方おすすめしない方:映画に内容を求める方5段階評価:★★★
2007/03/11
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冬のアンデス山脈で起こった飛行機事故で72日間を生き延び生還したラグビーチームの物語。実話です。食料が無く72日間を生き延びるために、「死んだ仲間を食べた」という内容がショッキング。メイキングで生き延びた人々のインタビュー等も入っており、(当然だが)映画よりもリアルであり圧倒される。ちなみにグロさはありません。おすすめする方 :生きる意味がわからない方おすすめしない方:特になし5段階評価:★★★
2007/03/04
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リドリー・スコット監督のラブストーリー&サスペンス映画。殺人を目撃した上流階級の独身女性と護衛する既婚刑事の恋愛が主。映像は綺麗です。「エイリアン」、「ブレード・ランナー」、「ブラック・レイン」、「テルマ&ルイーズ」等と比較すると少しがっかりさせられます。主演のミミ・ロジャースは他の出演作を知らないのですが印象に残りました。また、犯人は当初からわかってるのでタイトルはいまいち意味不明です。おすすめする方 :リドリー・スコットファンな方おすすめしない方:サスペンス好きな方5段階評価:★★
2007/03/02
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情報局によって全ての人間が管理された未来で、一匹のハエが原因でテロリストと間違って一般市民が囚われるが、それを発見した主人公が情報局に抵抗しようとする物語。どこからどこまでが現実であり幻覚なのかが非常にわかりにくい不条理な映画。物語を気にせず単なる未来の映像として観るのがよさそう。決して明るくは無い未来を描いたという意味では「ブレードランナー」に通じる部分もある。味がある演技ですごく印象に残る準主役がいるなと思ったらロバート・デ・ニーロだった。おすすめする方 :不条理な映画が好きな方おすすめしない方:不条理な映画や本が苦手な方5段階評価:★★★
2007/02/22
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兄から理不尽な暴力を振るわれている兄嫁と一緒に街を出て行くために闘犬で稼ぐ弟、不倫の末に二人で暮らす事がかなったモデル、多くの犬を連れている年老いた殺し屋。三人の物語が一つの事故で繋がる物語。闘犬シーンもさることながら殺されたり怪我をして血みどろになった犬が出てくるシーンが多かった。メイキングをみると監督がかなり力を入れて作った作品のようだが・・・あまり伝わってこなかった。おすすめする方 :闘犬の好きな方おすすめしない方:犬好きな方5段階評価:★★
2007/02/08
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