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中国人民元の偽札

中国人民元の偽札の見分け方

 中国人民元の偽札はよく出回っています。私も旧10元札ですが偽札を掴まされたことがあります。
 お釣りで渡される時は必ず確認しましょう!

 それでは下の画像、どちらが偽札でしょう?

どちらがニセ50元札


 上下比較すると、下の方が全体的に色が不明瞭でなんとなくぼやけた感じがあります。正解は下の方が偽札です。

それでは細部を拡大して比較して見ましょう。

本物の50元札ニセ50元札

 左右を比較すると、「50」の数字と「毛沢東の顔」の間の紫色っぽい印刷が左側では鮮明なのに対し、右側では毛沢東の顔に近くなると薄れています。正解は右側がニセ札です。
 この画像では分かりませんが、毛沢東の肖像画の「襟」を指で上下左右に動かして触ると本物にはザラツキがあります。これは見分け方の重要なポイントです。


比べて見ると
 ←
 左の画像を比べて見てください。

 漢字で伍拾圓と印刷されている「伍」の左下を上下比較してみると、下の方には余計な縦の線が見えると思います。これが偽札の証です。


 また画像の左下方に見える「50」の数字。

 これも本物(上の方)では角度を変えると微妙に色が変化して見えますが、偽札(下の方)では緑色の上から金色の印刷をしただけで色の変化は見られません。


一目瞭然不明瞭

























  右の画像を見てください。→→→→→→→→→

 上下比較すると、上の方は鮮明なのに対し、下の方は印刷ズレがあるため細部がくっきりしていません。

 勿論、下の方が偽札です。




50の数字
 ←
 左の画像を比べて見てください。

 上の方のポタラ宮の右側には紙幣の表の「50」という数字の跡が浮き出て見えます。一方、下の方にはそれがありません。

 下の方が偽札です。


   以上、偽札の見分け方について解説しましたがお分かりいただけたでしょうか?

 しかしこれらのことは比較すると分かることで、旅行者がおつりを渡された時に判別できるものではありません。
   最後に旅行者でも簡単に見分けられる判別方法をまとめておきます。

1.毛沢東の服のエリ部分を親指でなでる。エリにザラツキを感じたら本物。
2.表の左下の「50」の数字を角度を変えて見る。色の変化があるのが本物。
3.裏面のポタラ宮の右側に、表面の「50」の数字の跡が浮き出て見えるのが本物。

 これが万能ではないかもしれませんが、かなりの確率でニセ札を見分けられるはずです。
お釣の時はご用心を!


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