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2007年02月15日
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テーマ: 本日の1冊(3697)
カテゴリ: お勧めBOOK
026242300000.jpg 『口唇紋』 2005.12/文庫336p

◇内容◇
東京・立川の銀行で強盗事件が発生。犯人が残した口唇紋を手がかりに、相馬刑事の捜査が始まる。事件はさらに誘拐事件に発展。現金4億の身代金を追う決死の追跡行の行方は?


**************************

"銀行強盗事件" "身代金目的の誘拐事件" が平行して進んでいく。

読むうちに、 銀行強盗の犯人やら自作自演の誘拐劇 やら簡単に推理できるところがある。
そこまで推測できると、次はこの2つの事件がどう絡んでいくのかが気になる

内容は、そこまで入り組んでないため読みやすい。

刑事ものは、刑事補やら警部、係長などの呼び名にくわえ、所轄など人物や地名などが多い。
なので、「この人はなんだっけ?」って読み返すことも多々あるのだが、本書は
"山さん" "ウマさん" とかあだ名で呼ぶので比較的覚えやすい。

ミステリー・推理度は高くはないが
刑事たちの軽快な会話が、一層読みやすさを後押ししている

おすすめ★★☆・・





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最終更新日  2007年02月15日 13時55分30秒
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