━【谷川俊太郎】


○o。詩の魔術、声の魔力、音楽の魔法...ポエトリー・リーディングCDo○
【特集 朗読CD いろいろ】



「天使とプレゼント」

なにがてんしからのおくりものか
それをみわけることができるだろうか

はなでもなくほしでもなく
おかしでもなくほがらかなこころでもなく

それはたぶん
このわたしたちじしん・・・・・・




クレーの天使といったらこの方。楽天の麗人!



【CD】クレーの天使/谷川俊太郎+谷川賢作

谷川親子が繰り広げる詩と音楽の世界。父の声は、計り知れないぐらい優しく、息子の美しい音色のピアノはリリカルに心和ませる。谷川俊太郎の朗読と谷川賢作の音楽によるポエトリー・リーディング&ピアノのコラボレーションCDは4作を数えLIVE活動も行いDVDも発売されています。

「日常的な喜怒哀楽とは次元の異なる感情、それが詩の声とピアノの音とをつらぬいて流れる。明示的でない、暗示的で重層的な意味を聞きとることのできる を失いたくないと思う。目と違って は脳だけでなく、人間のからだ全体に訴えかける力をもっている。」



「この騒がしい世の中に、詩は地下水のように流れ続けている。」

詩は本来、音読されるものだから、音楽とは昔から親密な関係にある。眠れぬ夜に、音楽と言葉が対話する優しい時間を....。声の、コトバの持つチカラからには、子供の頃の小さいけど新鮮な感動を呼び起こすチカラがあります。



【CD】家族の肖像/谷川俊太郎+谷川賢作 装画 山本容子

「いま」
おおむかしからおとうさんがいた おかあさんがいたこどもがいた
もりのなかに うみべに やまのふもとに
いわやくさやかぜといっしょに けものやさかなやむしといっしょに
このちきゅうのうえに このそらのしたに

いまおかあさんはあらいものをしてる いもうとはまんがにむちゅう
おとうさんはまだかえってこない ぼくのみみはおとうさんににてる
いもうとのこえはおかあさんににてる
おかあさんとおとうさんはどこもにていない

ぼくはまどのやみをのぞきこむ
ぼくたちはひとりひとりちがうにんげん でもぼくたちはかぞく

ぼくたちのきもちはまじりあう
ぼくたちのこえはひびきあう
それぞれのあすにむかって
『家族の肖像』序詩 書き下ろし 2004




「深夜、ベッドのなかでこのアルバムを聴きはじめたぼくは、ある種のパニックにおちいってしまった。うれしくて、せつなくて、かわいらしくて、むなしくて、とにもかくにも心が動いて動いて止まらなくなってしまって、泣きながら起きて、水を飲んで、しばらくしゃくり泣いた。」糸井重里

kiss

【CD】kiss/谷川俊太郎+谷川賢作

谷川俊太郎ソング・ブック

【CD】谷川俊太郎ソング・ブック



◇朗読と音楽で味わうCD「雪のひとひら」◇
ポール ギャリコ (著) 矢川 澄子 (翻訳)井上鑑(日本版音楽)

日本語朗読矢野顕子、英語原文朗読ピーター・ガブリエルという2枚組みCD。
はるかな空から舞いおりたひとひらの雪の誕生から死にいたるまでの旅と生き様とを、純粋に、じつにこまやかに描いたもので、それがある平凡な女性のささやかな一生の象徴となっている物語です。平易な言葉の中に実は、とても深い人生観が内包されている名作。



「語られているのは何の変哲もない、つつましやかなひとりの女の一生でした。古来この地上のあらゆるところで繰り返されてきたにちがいない、ささやかな女の生涯です。けれどもそれをこの作家は、ただの生身の女性でなく、いのちの原形質ともいうべきひとしずくの水という、ぎりぎりのかたちにまで還元することによって、かえって自分の思想をもりこむための途方もない自在さを獲得してしまっていたのです。幻想文学というときの幻想の効用は、こういうときのためにこそとっておかれるものでしょう。」(矢野顕子)

雪のひとひら
雪のひとひら(新潮文庫)/著者:ポール・ギャリコ /訳:矢川澄子/挿絵:原マスミ



◇朗読と音楽で味わうCD「ぞうのババール」◇ジャン・ド・ブリュノフ作/矢川澄子訳
語り:忌野清志郎 ピアノ:高橋アキ



1931年、フランスの画家、ジャン・ド・ブリュノフは、妻が子供たちのために作った物語を膨らませ、愛らしい絵を描いて一冊の絵本に仕上げました。これが後に世界的人気シリーズとなった名作絵本「ぞうのババール」です。



「ほんやら洞の詩人たち」
京都の喫茶店<ほんやら洞>を拠点に活動していた“オーラル派”の詩人、秋山基夫、有馬敲、片桐ユズルの三人によるポエトリー・リーディングの実況録音盤。奇跡のCD復刻!

ファミリーレストランの未来派
【CD】尾上文「ファミリーレストランの未来派」

大沢誉志幸、桐島かれん、沢田研二らに歌詞を提供するなどポエトリー・リーディングの先駆者ともいえる尾上文さんのポエトリー・リーディング作品。



尾上文詩集「僕らは休憩を求めにいく」

◇◇ポエトリー・リーディングLIVE◇◇
4月12日に吉祥寺スターパインズカフェで尾上文さんが詩や音のリーディングの新しい試みとしてのLIVEを主催します。

4・12(wed) 吉祥寺スターパインズカフェ
6:30(開場)7:00(開演)
2600円(前売り・電話予約)3000円(当日)
尾上 文 / 成富ミヲリ
こなかりゆ & aFteR maN
(aFteR meN:松本治 [tb], 外山明 [dr], 高良久美子 [vib], かわいしのぶ [b],
石渡明廣[g]) / 他

STAR PINE'S CAFE 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1 TEL:0422-23-2251

◇ボーイ・ミーツ・ガール ~ 尾上文さんのユニットです!◇

ALL STORY MUSIC
【CD】ボーイ・ミーツ・ガール「ALL STORY MUSIC」

 【CD】ボーイ・ミーツ・ガール 「Childernバサミ」
【CD】ボーイ・ミーツ・ガール「Childernバサミ」

ALL STORY MUSIC(HOME GROWN)
【CD】ボーイ・ミーツ・ガール「ALL STORY MUSIC(HOME GROWN)」

【CD】ボーイ・ミーツ・ガール「“Sure!”“So,Which language do you prefer?”」
【CD】ボーイ・ミーツ・ガール「“Sure!”“So,Which language do you prefer?”」



友部正人
私の敬愛する最大の詩人!2000年1月、ミュージシャンによる自作詩のオムニバス朗読CD『no media1』をプロデュース。2002年には、『no media2』をプロデュース。2006年2月19日、横浜のBankART Studio NYKで「LIVE! no media 2006」を開催。5時間を越える長い朗読イベント。参加者は、平井正也、ぱくきょんみ、オグラ、田口犬男、知久寿焼、石川浩司、宮沢章夫、峯田和伸、尾上文、遠藤ミチロウ、谷川俊太郎、友部正人。



no media1~友部正人プロデュース ポエトリー・リーディング・アルバム

参加者は友部の他真島昌利、知久寿焼、高田渡、仲井戸麗市、宮沢和史、山口洋、遠藤ミチロウ、水谷紹、宍戸幸司、オグラ。



no media 2~友部正人プロデュース・ポエトリー・リーディング・アルバム

参加者は田辺マモル、山川ノリオ、松本隆、真島昌利、原マスミ、片桐麻美、スラチャイ・ジャンティマトーン、知久寿焼、フランク・クリスチャン、三宅伸治、サヨコ、友部。



Live!no media 2002~友部正人プロデュース・ポエトリー・リーディング・ライブアルバム

参加メンバーは、遠藤ミチロウ、青柳拓次、伊藤ヨタロウ、水谷紹、谷川俊太郎、田口犬男、尾上文、東雄一朗、サヨコ、オグラ、宍戸幸司、知久寿焼、三宅伸治、山川ノリオ、寺岡呼人、田辺マモル。

Live! no media 2004

友部 正人【監修】CD BOOK「Live! no media 2004」



◇朗読CD◇片岡直子「かんじゃうからね」Recording Engineer, Piano連弾 谷川賢作/ ほか
第46回H氏賞受賞詩集『産後思春期症候群』、第2詩集『素敵なともだち』より。



【CD】富岡多恵子/物語のようにふるさとは遠い

現代詩人・作家の富岡多恵子自作自演の「詩」と「歌謡曲」に対する謀反として企てられて詩(歌)った、日本歌謡史上に燦然と輝くアヴァンギャルドな幻の傑作。若き日の坂本龍一との壮絶なバトルは必聴!幻の傑作の初CD化!





◇CD◇白石かずこ『Dedicated To The Late John Coltrane』
”日本初の女流ビート詩人”白石かずこがサム・リヴァースと共演した伝説の名盤、奇跡の初CD化!代表作「マイ・トーキョー」「聖なる淫者の季節」収録。無垢にして豊潤なその世界は宇宙的スケールを誇る。今作は彼女のヴォイス・パフォーマンスを聴ける数少ない作品であり、その朗読はシャーマニックな雰囲気があり聴く者をある種のトランス状態に誘う。また共演のサム・リヴァース本人にとっても数多い共演遍歴の中で、この作品を代表作に上げるなど名盤として語り継がれている。





◇CD◇花柳幻舟『残・曽根崎心中』(ジャケット・黒田征太郎)
1941年生まれ。創作舞踊家。花柳流の反逆児、花柳幻舟が75年に吹き込んだカルトな名盤を初CD化。スティーヴ・フォックスと浅野孝己を擁するミッキー吉野グループとの邂逅を果たし、日本的な情念の世界を綴っている。



「Jack Kerouac 路上オン ザ ロードを詩う Reads On The Road」



「ケルアックは別に俺だけではなくて、誰だって一度は人生のある時点で出会い、夢中になるような大きな影響力を持った作家だよ。」
-TOM WAITS-

ジャック・ケルアック、アレン・ギンズバーグ、ウイリアム・バロウズ、ニール・キャサディらが提唱していた共通の意識を表す言葉「ビート」!今なおビートのカリスマとして、ボブ・ディラン、ジム・モリソン、ジョン・レノン、トムウェイツら世界中のビート信奉者達の羨望を一身に背負い続けるアメリカ人作家ジャック・ケルアック。ケルアック自らリーディングする永遠の名作「路上-オン・ザ・ロード」の本物の息遣いがジェネレーションを凌駕して、リアルに内臓をえぐります。言葉が意義を持ち人々が確固たる主張を表現していた”時代”がここに集約されています!


-Beat goes on・・・・-

<ジャック・ケルアック(Jack Kerouac, 1922-1969)>

ジャック・ケルアックは、ウィリアム・S・バロウズ、アレン・ギンズバーグと共に、50年代アメリカで勃興したビート・ジェネレーション(ビートニクとも呼ばれる)を代表する作家として知られる。彼の『路上』(57年)、『地下街の人びと』(58年)を始めとする著作は、自らのアメリカ各地での放浪生活体験を通して、物質文明や権威主義からの逃避と反抗を啓示し、多くの若者を人間の根源的な姿へと立ち返らせた。60年代、その精神を継承するヒッピー・ジェネレーションが生まれ、サイケデリック・ムーヴメントへと発展。当時から現在にかけて活躍したすべてのロック・ミュージシャンは、ビートニクからの恩恵を授かったといっても過言ではない。ロックやパンクの思想はビートニクに必ず帰結するのだ。
ドアーズの元メンバー、レイ・マンザレクは語っている――「もし、ジム・モリソンが『路上』を読んでいなければドアーズは結成されなかっただろう」。



◇3枚組朗読CD◇山岡久乃『ねこ自慢~向田邦子傑作エッセイ集』



ekato

Oh!頑張れ清水!いいもの いろいろU^ェ^U




最近、日本語を見直す本が売れているという。朗読に人々の関心が集まっているという。印刷術の生れていない時代は、書写するか一人が朗読して、幾人もが聞くという方法で、「ものがたり」(小説や詩)はすべて音読され世に広まっていった。名文を続む。黙読するのではなく、声に出して読む。それは、とても健康的なことだ。一度やってみたら分かることだが、朗読は朗読する人を主役にする。まずもって気持ちが良いし、さまざまな演出も可能だ。朗読は、人を能動的にする。そして、コトバの持つ深い力を改めて、知る。




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