NO-NAMEの隠れ家

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Every Little Thing

作品レビュー

1stアルバム
『everlasting』
(1997.4.9)



ELTの1stアルバム。
今では懐かしき3人時代のELTです。
冒頭に初期2作のシングルが収められており、これを聴いた感じでは、小室サウンドに近い打ち込みダンスミュージックを演奏するグループというふうに感じます。
もともとメロディーの良さにもレベルの高いものがあった彼ら。3rdシングルの『Dear My Friends』は、ポップで耳に残るメロディーがウケて、一躍ELTの名前を全国に轟かせるブレイク作となります。
アルバムを聴いてみても、徹底して耳当たりがよく、心地よい打ち込みポップミュージックが並んでいて、早くもELTのカラーを確立したかのようです。
この、身体をすっと通り抜けていくような感じ、丁度全盛期を過ぎようとしていたZARDと、良い具合にポジションが入れ替わった感があります。
どの曲も、ケチをつけるのもやぼったいような突き詰められた「中庸感」に溢れていて、五十嵐充というサウンドクリエイターの能力がわかります。
どことなく暗い雰囲気の曲も決して少なくないのですが、そんなちょっとした鬱の要素も、派手さとは裏腹の部分での若い女性の心情に見事にマッチしていたのかな、と。
決して「鬱」要素を引きずったままでなく、完全に流れていってしまうので、あとには重さは残らないし。
今のJ-POP界に、当時のELTのような、徹底して聴き心地が良く後味を残さないポップスを提供しているアーティストっているのかなと、ふと思いました。

1.Future World ★★★
2.Feel My Heart(Album Mix) ★★★
3.Here and everywhere ★★★
4.Season(album Version) ★★☆
5.二人で時代を変えてみたい ★★★★
6.たとえ遠く離れてても... ★★☆
7.micro stress
8.Dear My Friend(Album Mix) ★★★☆
9.Looking Back On Your Love ★★★
10.Never Stop! ★★★
11.I'll get over you ★★★
12.Double Moon ★★

総合 ★★★










2ndアルバム
『Time To Destination』
(1998.4.15)



いやぁ、売れたねぇ。1998年の年間アルバムチャートではB’zのベスト盤2作に次いで3位、歴代チャートでも10位に入る350万枚の売り上げを誇るのが、このELTの2ndアルバム『Time To Destination』なのです。

1stアルバムのあと、4thシングル『For the moment』が一気に初登場1位、これにもかなり驚いたのですが、その後も出す曲出す曲大型のヒット、1997年の年末には紅白出場を果たすなど本格ブレイクを果たしたELT。
1998年に入ってからも1月の『Face the change』のあと、すぐ2月に『Time goes by』をリリース。これが自身初のミリオンヒットになるなど勢いはとどまることを知らず、そんな絶頂期に出されたアルバムだけに、メガヒットも納得といったところでしょうか。

内容はというと、方向的には1stと変わることなく、中庸さ此処に極まりといった感じの楽曲が続きます。1stに比べると、平坦な印象はいくぶんなくなってきたかなという気もしますが、印象に残るのはやはりシングルリリースされた曲だったりします。
仕事人・五十嵐充による、完璧なまでに計算されたかのようなポップサウンドがすごいです。
もっちーの声もね、高音がややキツそうなところは見受けられますが、爽やかな声質で気持ちよいです。

3人時代のELTを代表するこの1枚ですが、実際のところ、どんなアルバムかと聞かれても、3人時代のELTそのものとしか言いようがないような感じです。

1.For the moment ★★★☆
2.今でも…あなたが好きだから ★★★
3.Face the change ★★★
4.Old Dreams
5.モノクローム ★★★
6.All Along
★★★
7.Hometown
★★★
8.出逢った頃のように
★★★☆
9.Shapes Of Love
★★★☆
10.True Colors ★★★
11.Time goes by(Orchestra Version) ★★★☆

総合 ★★★☆










33rdシングル
『恋をしている/冬がはじまるよ feat. 槇原敬之』
(2007.10.31)



1.恋をしている ★★★☆
2.冬がはじまるよ feat. 槇原敬之 ★★★

最近はELTの動向を全然追ってなかったんだけど、もう純粋に良い曲ってことで魅かれましたねー、これは。
『恋をしている』は、ELT直球型ミディアムバラードで、お馴染み菊池一仁さんのペンなんですが、ほっと心温まるウィンターラブソングに仕上がっているのは、やっぱりモッチーのヴォーカルによるところが大きいんでしょうね。うん。歌い方の好き嫌いはあるでしょうが、一時の絶不調から、声に潤いが戻ってきたんじゃないのかな。傍目から見てた人間としては、そういう印象を強く受けましたね。ELTってこんなに良かったっけ!?っていう(笑)。ちょっと離れていたのは勿体無かったかもしれませんね。「やっぱりいいな」。廻り廻って戻ってきた僕でした。
そしてc/wは驚きの槇原敬之のカバー。マッキーがエイベックスに移籍したから、こんなコラボも可能なわけですね。意外性のある選曲でしたが、まぁ、アリなんじゃないかな。間違ってもアルバムには収録しないでほしいけど(笑)。
(記:2008.1.11)










34thシングル
『サクラビト』
(2008.2.13)



1.サクラビト
2.オフェリア_act1

34枚目。相変わらず安定しています。ただ、似たような曲、他でも聴いたことあるぞ。大塚愛かなんかが歌ってなかったっけ? オリジナリティはあまり感じられましぇ~ん。
c/w『オフェリア_act1』。この曲絡みのミュージカルかなんかがあるの?いや、何も知らないけど。別にないって?
(記:2008.7.17)

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