2005.09.05
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カテゴリ: 藝術道
チケットをいただきながら観るのを忘れていました。

文部省お墨付きの映画「皇帝ペンギン」



先日、 東工大ディレクター教授の田辺孝二先生 から、
皇帝ペンギンに見る気高い父性愛について教えられ、
日曜日の朝、恵比寿ガーデンシネマに急いだのでした。

日本語吹き替え版は、朝一回だけしか
上映されていないのです。

子供が一緒ということもあるのですが、

ある映画監督から教えられたのです。

たしかに、すべてのシーンが美しく
そして切ないのです。

この絵に、日本語字幕は野暮でしょう。
日本語ばかりを目で追うのももったいないでしょう。

字幕版で音楽のようなフランス語に酔った方も
日本語吹き替え版で見直すのがお薦めです。

しかし....

映画の題名は邦題の「皇帝ペンギン」よりも
原題の「皇帝の行進」の方がいいかもしれません。

この行進のすさまじさを目の当たりにすれば、

オスであれメスであれ皇帝と呼びたくなります。

すべてが命がけの行進

両親のどちらかが行進をあきらめた時が、
子供の命が奪われる時なのです。



ペンギンたちの親子愛については


私が驚いた「全体と個の調和」についていくつか。

あまりの自然の厳しさゆえ、
夫婦だけで子育てをしなければならない
のかと思いきや....

その厳密な自己責任原則を貫きながらも
チームワークを働かせるところでは、

どこかの人たちに教えてあげたいほど
集団のやさしさを発揮していました。

例えば、寒さをしのぐべく体を寄せ合い
一塊になって、卵をあたため続ける時、

要領の悪い一番外側のペンギンたちばかりが寒そうで
かわいそうだなあと思っていたら、

絶好のポジションを勝ち得たはずの内側のペンギンたちが
入れ替わり立ち代わり交互に場所を譲っているではないですか。

また、天敵の鳥が雛を襲った時には
それに気づいた親たちが必死に守るのですが、
その助けは、わが子以外にもしっかり及んでいました。

やむなく両親が雛の場所を離れるときも、
大人の誰かが見守っている姿は
私が育ったころの下町の路地裏を思い出したのです。

それでいて、かわいそうな犠牲者が出たときの
親たちの諦めも早かったのもショックだったのですが、

それはそれで、自然=食物連鎖への敬意、
.....とも受け取れるのでした。



逆説的ではありますが....
厳しい南極だからこそ、生き残れた皇帝たち

しかし、残念ながら、どこかの人類のために
温暖化の憂き目に遭おうとしています。

そんな迫り来る危機に
皇帝たちは気づいているでしょうか?


いまや絶版のペンギンカフェオーケストラの
切なくも哀しい調べを聴きながら、
皇帝の行進に思いを馳せるとしましょう。


 ▼ 皇帝ペンギン
  http://www.gaga.ne.jp/emperor-penguin/index2.html


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Last updated  2005.09.05 23:56:26


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なおき@ ケロロ ケロロぐんそうかっこいいです
峰松大介 @ 久米様、ブログへのコメント本当にありがとうございました! わざわざ心のこもったコメントくださいま…
明大商学部遠藤正人@ ご返事ありがとうございます  私の質問に答えていただいてありがとう…

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