英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

2006/12/03
XML
カテゴリ: コンサートの記録



BRITISH TRAD/FOLK FESTIVAL~英国アコースティックの夕べ~



トラッドフェスチラシ

トラッドフェスチケット
なんのライブのチケットかわからない。。。


3組しか出ないのにフェスも何もないだろと密かに思ってましたが、
マイク・ヘロン、トレイダー・ホーン、フランキー・アームストロングを
いっぺんに拝めるんだから文句は言いません。

しかし!
会場に着くやスタッフさんから不吉なお手紙が手渡されました。
なんとジュディ・ダイブルが急病のため来日できず。
なんでも先週に病院に行き、腰痛がひどくて飛行機に乗れないのだとか。

ジュディ手紙1ジュディ手紙2


会場内は前半分にバス停にあるような4人がけのベンチが並べてありました。
私の席ははじっこだったんだけど、やっぱり狭かった。
チケットを買う時に、はじっこなら少しは(スペースに)余裕あるかな?
と思ったんだけど甘かったわ。
ちゃんとまっすぐ座れないもんだからお尻が痛い&自重でベンチがバキッといっちゃわないかとヒヤヒヤ。
「少しでも体積を減らしてすっきり座ろう作戦」は案の定失敗です。
冬だからみんな着膨れしてるからしょうがないよね!(と言い訳してみる)


最初に出てきたのはトレイダー・ホーン改めジャッキー・マコーリー。
生ギターを抱えスツールに座り、ソロやトレイダーの曲、ブルースなどを弾き語り。
とてもきれいな音で爪弾いてて、ギター上手いなあと思ったよ。
ジャカジャカ鳴らすストロークよりは速めにポロポロリンと鳴らすアルペジオのがお似合いな人。
スライド奏法も披露してくれて、いろんな楽器を弾けるけど本職はギターなのかもしれないです。

歌声はまあ、年相応に枯れ始めてて(1947年生まれ)、でも老けたな~とまでは行ってなし。
トレイダー時代の曲は“ジェニー・メイ”をやってくれました。
とりあえずジュディのパートを小声で歌ってみました。(大きい声では歌えない小心者のワタクシ)
そして“ミッドナイト・スペシャル”やロバート・ジョンソン(だったかな)も。

ベルファスト生まれのアイルランド人であることをやたら強調してたけど、
ヤンキースの帽子+ハーモニカ装着+嬉しそうにブルースを歌う…
メリケン親父と思われても仕方がないいでたちじゃあ説得力ありませんってば!

どうやら日本へは初めて来たらしく、「ヌードルを食べるぞ」と盛んにおっしゃってました。


セッティングを変え、次にフランキー・アームストロング登場。
やっぱり目は相当悪いみたいで、スタッフさんに誘導されて出てきた。
スタッフさんはパフォーマンス中もステージ端で見守っていたから、
たぶんほとんど見えてないんじゃないかな。

小型のハーモニカで音程を確認し、マイクの前に立って無伴奏シンギング。
フランキーさんは現在60代真ん中あたりだけど、その歌声は35年前と変化なし。
最初に披露してくれた牛追い唱法はすごかった!
というかこのひとは昔から若気ない声してたから、
ようやく歌声に実年齢が追いついたという感じかなあ?

歌う前にその曲の簡単な内容を説明してくれたのは嬉しかったな。
乏しいヒアリング力と少ない知識を動員して、次はあの曲かな?と推理を楽しめるからね。
「アイルランドのとても悲しい歌。恋人は鶏が鳴く頃には墓に戻ってしまう」
と紹介された“ラヴァーズ・ゴースト”なんて、曲自体がすごく好き&メロディ切ない&
目が悪いのに遠い日本まで来てくれたフランキーさんという三枚攻撃で泣きそうになっちゃったよ!

その後も、英国軍に入隊してドラムを叩いた女性の歌?
さては“フィメール・ドラマー”か?
…わーい当たったー
などとトラッドオタぶりを発揮する私。

最後はシドニー・カーターの歌で、もう一度出てきてレオン・ラッセルソンの歌。

フランキーさんはとても表情豊かで、身振り手振りも交え、
時には観客にも歌わせながら重厚な歌を聞かせてくれました。
お客さんに渡された花束に感激してたのが素敵だったなー。


またまた舞台チェンジのため少し休憩があり、最後にマイク・ヘロンがトコトコと出てきました。
このおじさんかなり小柄でね、たぶん身長165前後。
ギターを弾く指がぷくぷくで、ぬいぐるみみたいなルックスだったんですよ。

さすがにインクレディブル・ストリング・バンド時代のようなアヒャヒャヒャ感はそれほどでもなかったものの、
期待通りというかなんというか、全身から能天気幸せムード漂わせてました。
コードをとろとろ弾きながら、楽しそうに歌うぬいぐるみ。
終始リラックスした表情で、ついでにギターをわりと上のほうに構えて弾いてた。

途中からジャッキー・マコーリーを呼び出して、数曲一緒に演奏。
ギターにストラップをつけてないジャッキー氏はスツールに片足乗せて弾いてて、
その後椅子に座って弾いたんだけど、
立っているマイクと座っているジャッキーの背丈があまり大きくは違わない…。

マイクがギターをチューニングしている時に、ジャッキーは
「インクレディブル・ストリング・バンド好きな人ー?」
とみんなに質問。
はーい好きでーすという反応を返すと、「私も好きだよ」とのお答え。

ジャッキーが引っ込み、また1人で何曲か。
どうやら親父2人はアメリカンフォークに強く入れ込んでいるようで、
2人ともカントリー風味な曲がちらほら。

アンコールでもう一度弾き語り、袖に引っ込んだのですが、
やるかやるかとわくわくしてたらやってくれました。
最初にポケットから出して後ろにほっぽり投げといた眼鏡を忘れている。
袖のドアをくぐる時、ドアの上のとこにギターのネックをぶつける。
そんな部分もらしいっちゃあらしいです。


全部あわせて約3時間のパフォーミングで、終わったのは10時。
この後サイン会があったんだけど、私は(いつもの通り)さっさと帰りました。

民謡バカの私としては、フランキーさんが一番満足度高かったです。
有名無名限らず、トラッドをメインで歌う人が大勢出てくるコンサートがあればいいのにとふと思ったほど。


ちなみに毎度おなじみぼったくり1ドリンクは持って帰れるペットボトルの水をチョイスしてみたよ。


* * * * * *


トレイダー・ホーン、フランキー・アームストロング、
インクレディブル・ストリング・バンド(&マイク・ヘロンの評判)はレビュー何枚かあるんで見てね!



人気blogランキングへ






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006/12/03 02:11:39 PM
コメント(8) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: