クラシック音楽リスナーの局(tsubone)

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October 16, 2006
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約翰内斯・勃拉姆斯と書いて,何のことかわかりますでしょうか?実は作曲家の名前です.誰でしょう...

10月8日から14日まで,国際会議に参加のため北京に滞在しました.北京にも中国への訪問は初めてでしたが,根底にはアジアの民に共通する何かを感じ,米国や欧州に滞在するのとはちょっと違う居心地のよさを感じながら,おいしい中国料理を食べながら,勉強をしてきました.

さて種明かし.その作曲家は Johanes Brahms です. 中国語で,つまり漢字で書くとこのようになるようです

ちょっと大きなホテルに泊まっていたので,テレビは50チャンネルくらい映るケーブルテレビになっています.日本のNHKの国際放送も見ることができましたが,ひとつのチャンネルが,「CCTV 音禾 庁(中国漢字では,「禾」は上のノの部分の左下にもうひとつノの字がつき,「庁」は「广」ではなく,「厂」を書きます)日本語で書くと「CCTV音楽室」となるのでしょうか.夜,ホテルの部屋でテレビのチャンネルを巡っていたら,オーケストラ演奏で耳慣れた曲が始まりました.ハイドン・ヴァリエーションが始まったのでした.
海頓主題変奏曲1.JPG
この写真は,その画面をデジカメで撮ったものですが,ブレてしまっているのが残念ですが,左下に,曲名と作曲者名が漢字で書かれています.ちなみに,ハイドン・ヴァリエーションは「 海頓 主題変奏曲」とあります.この曲は大好きなので,一曲終わるまで見てしまいました.

どこのオーケストラかはわかりませんでしたが,中国のオーケストラであることは間違いないようです.下の写真のように,中国にも立派なコンサートホールがあるようです.ここ20年位の日本の音楽ホールの建設状況と似たようなものが,最近の中国にもあるのでしょうね.演奏そのものは,なかなかの熱演でしたが,やはりヨーロッパの楽団の演奏を聴きなれた耳にとっては,もう一歩,演奏にサウンドの厚さと気品を求めてしまうのは,ちょっと求めすぎかな...?

海頓主題変奏曲2.JPG








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Last updated  October 17, 2006 01:17:01 AM
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