2024/08/21
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テーマ: 社交ダンス(8610)
競技ダンスのおかげで長いことラテン音楽を聴いて耳に馴染んでいるはずなのに、いつまで経ってもスペイン語が上達しないのはなぜか。

単語を知らないから?

そう思い立って言語学習の無料スマホアプリを使ってみることにしました。





最初に出てくる単語は the boy(少年)のスペイン語だったんです。

『エル・ニーニョ』

これって、どっかで聴いたことあるな。あ、エルニーニョ現象か…。

次が the girl(少女)でした。





『ラ・ニーニャ』

エルニーニョ現象と対のラニーニャ現象って、 『少年と少女』





今更大発見みたいな感動を覚えました。単語の意味が分かると、いいことあるわ。

ところでよく耳にするエルニーニョ現象ですが、一体どんなことが起こってて、日本はにどんな影響があるのか、ついでにちょっと勉強しておくことにします。

気象庁のサイト を参照させていただきました。





この現象が起こるのは、太平洋の赤道近辺。

まずそういった現象が起こっていない 正常時 はどんな感じなのかというところから。

太平洋の海水温は赤道近辺が高くて南極や北極に向かって緯度が高くなるほど冷たくなっていくように思いますが、地球は自転していて風も吹いているのでもっと流動的です。





太平洋の赤道近辺の暖かい海水は東風(貿易風)に吹き寄せられてインドネシアで堰き止められ、何百メートルという深さまで暖かい海水が溜まっていきます。だからこの辺でよく台風が発生するんですね。

逆に太平洋の東端の南米ペルー沖では、下から冷たい海水が上がってくるので、通常の海面水温は太平洋の赤道域西部では高く、東部では低くなります。





エルニーニョ現象は、太平洋赤道域の海面水温が平年より高い状態が1年ほど続く現象です。

東風は弱まり海面水温は全体的に上がって、台風の発生域が東側に広がります。




<1997年11月のエルニーニョ現象>



ラニーニャ現象は、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が1年ほど続く現象です。

東風は強まり海面水温は太平洋の東西で差が大きくなって、インドネシア付近での台風発生率が上がります。

日本では夏は猛暑、冬は西高東低の冬型気圧配置が強まるようです。


<1988年12月のラニーニャ現象>








去年から今年にかけてエルニーニョだったんですね。程度の差はあるにしろ、いつもどっちかの現象が起こっているイメージです。

今が暑すぎて冬のことを思い出せないんですが、今年の正月ごろって暖冬でしたっけ?

なんでこの現象が少年少女と呼ばれるようになったのかご興味ある方は、 こちら をご覧ください。











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Last updated  2024/08/22 06:11:07 PM
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