日本~ミラノ

9/27
日本~ミラノ
違うミラノ
 イタリアに行くのは今回で2度目だ。前回イタリアに行ったのが随分昔のことのように思える。実際に5年程も経っているが5年というのはそれ程昔の話なんだろうか? 自分的には随分昔のことのように感じるのだが。
 そういう訳で前回イタリアに来た時の記憶は随分曖昧で部分的に感じたイメージだけがほんの少し思い出される程度だ。具体的に思い出そうとしてもしっかりとしたイメージが沸かない。この旅でフィレンツェとローマを歩けば少しは思い出せるかも知れない、そんな期待を込めてのイタリア旅行。そして、嫁さんにいかにイタリアが美しいかを知ってもらい共感してもらう為の旅行でもある。
 9/27日の午前11:30分、アリタリア航空機が関西空港の滑走路を飛びたっておよそ12時間。12時間はさぞ長いだろうと思っていたのだが良く眠っていたせいかあっという間だったような気がする。暇つぶしに持ってきた小説にも結局まったく目を通さなかった。
 現地に着いたのは、現地時間9/27日午後5:45分。時間を8時間程遡ったことになるのだが、実際には時計の基準が8時間ずれただけの話なので、日本に帰るとまた元に戻るのだからこれで8時間得した気分なんて考えたら日には、帰った時に損した気分になること間違い無いだろう。そう思いつつもやっぱりちょっと嬉しいのは浮かれている証拠だろうか?
 ここはミラノ。ファッションの街ミラノだ。着いた空港の名は、マルペンサ空港。
 早速空港で両替することにした。今日のレートは、11.610で日本円で30000円がリラで手数料5000リラを引かれて343300リラとなった。
 空港はがらんとしていたので、ツアー客の集合場所はすぐに解った。
 ホテルに向かうため、ミラノの国際空港を出てツアーバスで街に出た。車窓から見える町並みは、記憶にあるイタリアのイメージと随分違う。なにかおかしい。とても汚く感じる。記憶の中のイタリアの町並みのイメージは、もっと芸術的だったような気がする。だというのに目の前に広がるミラノの町並みは、古臭くなった近代都市といった様相だ。ちょっとショックだった。或いは郊外だからか? それともミラノは例外か?
 取り合えず妻に言い訳をした。フィレンツェはもっと良い感じだよ。ここは少し違うと。(散々イタリアを誉めていたので、言い訳が必要な気がしたのだ。まだミラノのことを何も知らないのに少々軽率な発言かも知れなかったが・・・)
 妻がイタリア旅行に興味を持ったのは俺のイタリア好きが原因だ。これでは何か責任を感じてしまう。そして、俺はイタリアのことを実は何も知っていなかったのかも知れないとも思った。しかし、それは考えてみれば当然の話だ。知っているのは、ローマとフィレンツェとナポリだけだし、滞在していたのも合わせて一週間程度。しかも都心部しか記憶に無い。
 古い記憶が良い思い出に昇華されてしまっていたのだろうか? そう言えば、ナポリは奇麗だったろうか? 記憶が曖昧だ。
 不安な面持ちで車窓から町並みを眺めていると大して景色が変わらないままにホテルに到着した。憂鬱な気分。こんな場所のホテルに泊められても今晩は何も楽しめないではないか・・・おまけに雨が降り出している。
 ホテルの名は、BLAISE & FRANCIS インターネットにホームページも持たない小さなホテル。見た目は近代的だがフロントは随分シンプルで寂しい。俺が前に体験したイタリア旅行は豪華な旅行だったのだろうか? パンフレットで4つ星と書かれていたが、これで4つ星? 疑問を拭えない。
 けどまあ、そんなことはどうでも良いか等と思いつつ、部屋の鍵を渡されエレベーターに乗り込むとイタリアの記憶が少し蘇った。このやたらと狭くアルミ一辺倒のエレベーターは、間違いなくイタリアの記憶と一致する。そうだ、こんなエレベーターに驚いた記憶がある。するとどこへ行ってもイタリアではこんなエレベーターなんだろうか?
 部屋に入ると更に天候が悪くなったのか雷が鳴りだした。おまけに今日は日曜日なので何処も彼処も店は閉まっている。つまらないことこの上ない。
 これは飛行機で疲れた旅行者の為のツアーの配慮なんだろうか?今日はじっとして部屋で眠れというのだろう。ちょっと外に出てみたが何も無かったし雨もひどかったので納得してシャワーを浴びて寝ることにした。イタリア語のTV番組はなんだかどれもこれもコメディーに感じた。
今日の万歩計は8,300歩だった。



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: