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チビ怪獣“りょーたん”＆“あすか”の成長記録

入院日記：２『入院の日』

2003年1月7日、私は甲南病院に入院した。
耳鼻科の外来で、後藤先生に術前の診察をしてもらい、聴力検査と、麻酔のパッチテストをした。
外来で待っている時に、鳥取から駆けつけた母と合流。

看護婦さんが、私を病室まで案内してくれた。
私は、外科病棟の大部屋だった。6人部屋のど真ん中。
病室では、各自がカーテンを閉めて自分だけの空間を作っていたため、同室の人と顔を合わせることがほとんどなかった。

ベッドにたどり着くと、早速パジャマに着替えた。
退院するまでお風呂に入れないと言われて、かなり焦った・・。
病院の浴場で、念入りに髪から足の先まで、これでもか！ってくらい洗っておいた。

しばらくすると、看護婦さんが「手術で邪魔になるので、耳の周りの毛を切ります」と言って、はさみとかみそりを持ってやってきた。
どれくらい切られるんだろう・・・と心配していたけど、耳のまわり1センチほどジョリジョリっとそられただけですんだ。
夜になり、母は私のアパートで休むため、病室を後にした。

寝る前、看護婦さんが、「眠れなかったら睡眠薬を出しますので。」と言う。
きっと眠れるだろうと思って22時の消灯と同時に目を閉じたものの、緊張で眠れなかった。
23時、睡眠薬をもらい、それからは何時の間にか寝てしまっていた。
でも、3時ごろ目がさめてしまい、それから朝まで眠れないまま時間がたっていった。

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