お久しぶりです。ヒロ伊藤・観学院称徳です。
最近は、 http://www.radiodays.jp/blog/ito/ の方で時々思い出したように記事を書いています。綺麗な写真も掲載しているので是非アクセスしてみてください。
2009年後半、最もエキサイティングでおもしろく、爽快感を残してくれた仏教本は、菩薩道を行く先達として尊敬する 釈徹宗 さんの著作で、『 とらわれない ~苦しみと迷いから救われる「維摩経」』です。大乗仏教の心髄をエキサイティングなお芝居のように現出させてくれる経典「維摩経」。日本仏教の祖ともいえる聖徳太子さまも講義したと伝えられている、その「維摩経」を私たちが現代を生き抜く手がかりにしようというテーマで書いたと著者は宣言しています。
維摩経のストーリーは、在家の仏弟子・修行者である維摩さんが病気になり、お釈迦様は直弟子たちにお見舞いのお使いを頼むのですが、次々に断られてしまいます。そこで最後の頼み、エースの文殊菩薩がその役を担って維摩さんのところに行きます。さあ、維摩さんと文殊菩薩の対決です。
おもしろくてためになる、こんな仏教経典をみなさんにも是非味わって欲しい、著者の熱い思いが伝わってくるお奨め本です。
映画「おくりびと」をみて 2009年03月11日
賑わいの神保町古書市~東京散歩 2008年11月01日
読書の秋~仏教理解のためのお奨め本(2) 2008年09月22日
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