5/30（火）命日
先生「さくらちゃん 先ほど痙攣を起こしました 意識もかなり落ちています 腎不全も起きています 今からこられますか？」
私「すぐ行きます」
私は動物病院勤務時代 腎不全で助かった猫を見たことがない・・・・
ほとんどの猫ちゃんは腎不全で亡くなるのだ。。。
もう目の前まっくら
ダーリンがいないので携帯に電話したところすぐ戻ってきたので
（あとで聞いたところＭ動物病院になぐりこみにいってきたらしい・・・ハア・・・）
二人でタクシーでいそいで病院へ
タクシーの中で私は安楽死を進められるのではないか
そしたらどう決断しよう
もう助からないのであれば苦しませたくはない
でも生きようとがんばっているのかもしれない命を絶ってしまっていいのか
そう考えていました。。。
着いたのが10：30くらい
横たわって苦しそうなさくらと対面
先生が容態を説明してくれました。
腎不全を起こしているためこのままだと尿毒症のおそれがあること
おしっこを作る治療をしていること
そのためまた肺に水がたまること
点滴をたくさんしたいが心臓に負担がかかること
意識はもうほとんどないこと＝痛みは感じていないこと
まずはおしっこを作らないといけない
でもその薬に反応がでないかもしれない
１４時か１５時までその処置をするというので
私「１４時にまた来ます その前になにかあったら連絡をください」
一度帰るのもなんだし
近くの公園で待つことに・・・
二人で泣きながら祈っていました 助かることを・・・・
ダーリン「１４時に行くの？ もっと伸ばさないか？」と・・・
決断を下すのは私だって怖い
そして１４時が近づいてきて「どうしようか」と言っているとき
13：51 病院から電話が・・・
「さくらちゃん また意識が落ちて 危篤状態です いますぐ来てください」
急いで病院につくと
もう自力で心臓を動かすことができない状況でした。
おそらく呼吸はもうとまっていたのでしょう
ボンベで心臓を動かしていましたがもうダメなんだ・・・・
さくらに話し掛けても触っても もう反応はないのです・・・・。
私はがんばったねと誉めてあげました
たくさんつけていた管をはずし
体を綺麗にしてもらい
黄色いリボンをつけて綺麗なダンボールにいれてくれました
（この黄色いリボンはせっかくだけどさくらがたぶんイヤがっている気がして
すぐ取ってしまいましたが）
本当に綺麗な姿で
いつも寝ている格好
死んでいるなんて思えないかわいいかわいい姿
タクシーを捕まえ帰宅しようと思ったのですが
途中どうしてもさくらに外の空気を吸わせてあげたくてタクシーを降りました。
ちょうど土手。
箱を開けてあげました
家猫だったので外にでたことがなかったさくら
緑の匂いと風を感じ 陽にあたってどんな風に感じたかな？
見た目はお昼寝をしているみたいでした。
そしてまたタクシーを捕まえやっと帰宅
すぐにダーリンとスーパーへ買い物に行きました
土曜からずっと食べていないさくら きっとおなかペコペコなはず
大好きなものを買ってきて
ならべてあげました
ケーキ・牛乳・かつおぶし・缶詰
健康を考えたくさんあげないようにしていたものばかりだけど
もう健康食も病院食もいらないもんね たくさん好きなだけ好きなものを食べさせたかったのです
今日は私たちもビールを飲んじゃいました
さくらが元気に帰ってくるまで酒もタバコも断っていたけれど・・・
いつもと同じようにしてあげようと思いました
（タバコは今後ぎんのためにも室内禁煙に決めました）
ずっとさくらを見ながら触れながらダーリンと晩酌
今にもいつものいびきが聞こえてきそう
私もダーリンも「胸 呼吸してない！？」と目を疑うほど
本当にいつもの寝顔。
かわいいね かわいいね といいながらいつまでも見飽きない
ずっと見ていたいなあとおもう寝顔でした。
途中ダーリンが私に気を使って外にでてくれさくらと二人にさせてくれました
私はさくらとたくさん話しました
たくさん頑張ったねと・・・
助けてあげられなくてごめんねと・・・
今までありがとうと・・・
また生まれ変わったらママのところに来てねと・・・
そしてこの日はさくらと一緒に眠りました
とてもとても深い眠りに私もつきました。
寝ているようなさくら
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