アラキのプロフィール


 1964年(昭和39年)4月18日生まれ、40歳。大阪出身。
 九州の大分県別府市に移住し、その後北海道に渡る。
 道立高等学校教諭退職後、フリーランスのファシリテーターとして活動。
 社会福祉協議会主催のボランティア研修会、ボランティアアドバイザー養成研修などの講師。
 小学校、中学校、高等学校での道徳の授業、ホームルームの時間を利用した体験学習の講師、全校での講演。
 企業人の社員研修なども活動の中に入る。
 第1、2回体験学習研究大会にて、教育現場での可能性を、実習の中から参加者とともに学ぶ。
 また、北海道社会福祉協議会が主催する福祉教育専門委員として、北海道の福祉教育の在り方について、
 新しい切り口でアプローチしている。
 これらの活動を維持しつつ、教育のユニバーサルデザインを構築すべく単身アメリカPortlandへ。

▼学歴                       
 札幌市丘珠小学校(オープンスクール)卒業
 札幌市札幌中学校卒業
 北海道札幌東陵高等学校普通科卒業
 國士舘大学体育学部体育学科卒業
 札幌教育大学特設美術修了
 プレスタイムC.H.R
 ファシリテーター養成講座修了
 南山短期大学人間関係学科 TofT 修了

▼職歴
 自動車短期大学 外勤講師
 興部町沙留中学校体育教諭
 北海道松前高等学校体育教諭
 北海道紋別北高等学校体育教諭
 99年3月道立高等学校職員退職
 在職中は、陸上部の顧問。
 インターハイにも2度参加。

■連載:「体育科教育」1998.4~1999.3
■執筆協力/関連書籍
『ディサビリティ・スポーツ ぼくたちの挑戦』(東林出版・藤田紀昭)
『今を生きる人々に学ぶ 生きる力を育てる道徳授業』(明治図書・大江浩光)
『ヤマさんのひと言 ヤングに贈る心のビタミン剤』(PHP・山野上素充)
■ドキュメンタリー番組(このほかに、ニュース番組、ワイドショーなど多数出演)
 テレメンタリー 1997.3 『疾風よ再び ~義足の先生の夢力走~』
 モーニングEYE 1996.9 『生徒と一緒に汗をかく 義足で駆ける先生』
 ドキュメンタリー人間劇場 1996.6 『疾走れアラキ! ~義足の青年教師の夢~』
■ジャパンパラリンピック 100M(ベストタイム12秒5)、やり投げなど多数優勝。

▼アラキから一言

 平成6年10月23日、函館で行われる陸上の大会へ移動中に事故を起こし、右足の膝下を切断してから、義足での生活が始まりました。その後、身体障害者の陸上の大会やスキーの大会に参加することになり、自分についても、周りの環境についても、人間関係の可能性についてもついても、様々な実体験を通し、深めるチャンスに恵まれました。
 現在に至るまで、自分を取り巻いてきた教育という環境の中で、状況を積極的に受け入れる事が大きなパワーを生みだす素地になる、という事が実証されてきました。なぜ、ここまでポジティブな人生をおくることできるのか、多くの人から尋ねられる機会が増えました。
 それは、子どもの頃から培われてきた、その時の体験からしか学べない学びに気づき、プロセスを検討して、自分のあり方を考え、行動してきた結果だと思います。また、心理学的背景からも自分を深めるチャンスに恵まれていた為、自分を客観的に見る事で自分の人生をポジティブにさせているのだと思うのです。体験学習への気づきや、教育理念も、こうしたプロセスの中で培われました。
 子どものみならず体験には多くの意味がある事、それを大人がどう受け入れるかで、または、引き出し、深めることで、その子どもの人生に大きな影響を与えているのです。だから、今この瞬間に、何が求められているのかという問いかけを、常に自分に突きつけた中で、気づき、考え、深め、生きていかなくてはならないと考えています。
 自分という人間も、人間関係という関わりの中に生きている現実に素直になることが、求められているとは思いませんか? KOJI.A

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