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避妊も知らないのはシャレにならない


しかし、知識として当然知っておいたほうがいいことだ。

性に関しての感覚はたぶん誰よりも古臭くて保守的だと思う。SEXは、そのパートナーとの間に子どもがほしいとか、生まれたら嬉しい。そう思える相手とだけするべきだと思っている。その条件がかなわないなら、年齢や経済や社会的立場が、しない愛もあるでしょう。私たちには本能に負けない理性があるのだから。 

ホムペで話題になってる行き過ぎた性教育って一体なんなのかoneにはわからない。

自分のことが好きな人になってほしい。自分のことを好きになるには自分の体を知らなくちゃ。体のことどの位知っているだろうか。人の心は頭にある。その頭を支えて動かしているのは体だ。自分を好きになると言うことは、心も体も好きになることだ。

出産で一緒の部屋になった母たち、「切開の傷が痛いから、手鏡で見てきたけどきれいに縫ってあったわ」と言ったら、
「えー、信じられない。」「見たことないわ」「恐い」
子どもまで生んでおいて、ばかたれ。だから女の子のおむつ交換で余計な緊張するんだよ。
あからさまにすればいいと言ってるんじゃない。当たり前に自分の体を知りなさい。女性外性器の正確な位置関係が分からない女の人がたくさんいる。それは無知と言う名の恥だ。意味なく恥ずかしがって、隠したい、知らせたくない、神秘のままでいい、子どもだから。
そういう考え方は嫌いだな。

新卒助産師の頃、病棟の中では育児や沐浴、授乳、いろいろな指導がある。いかに専門知識があっても子どもを出産してそこにある母たちにどうしてもかなわない。自分で性交渉の経験がないのに家族計画指導。母たちは、助産師の指の結婚指輪を目で探し、年配の助産師を選んで聞く。子どもを生んだことがある人がいいと無言のうちに語っている。
それが全てではない。けれど求める気持ちもわかる。
自分でも年を重ねたなと思うことが増えた。
今なら平気で言えることが、あの頃は言えなかった。




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