La scatola del giocattolo☆             ~おもちゃばこ~

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*いよいよ出産日。




***帝王切開で出産***



こうして、逆子が治らなかったため、REY☆ママたちは帝王切開での出産を選びました。

帝王切開の出産の選択は、REY☆ママにとって、とても悩むことでした。

赤ちゃんのリスクを考えれば、帝王切開での出産が一番よいことなんだけど、
REY☆ママとしては、考えていたバースプランが一気に崩れ去り
なんだかやるせない気持ちになったのです。

帝王切開を決めた後の1週間もずっと、諦めず逆子体操をしたり、お腹を撫でながら言い聞かせたり、
出産のその日まで、諦めずに頑張りました・・がやはり入院のその日も逆子のままでした(涙)

先生から「また明日、検査してみましょう」といわれ、夜はなかなか寝付けませんでした。

なんとなく、おなかを見つめ、動画をとりながらおなかの中のReyに話しかけてると・・
隣から「うんぎゃー、ふぅんんぎゃーー」とかわいい赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。

その声を聞いて、「私も明日、会えるんだ!!」という思いと、
手術の怖さがこみ上げてきて、ちょっと泣けてしまいました。

「ごめんね・・弱いママで・・」そういいながら寝ようと思いましたがやはり眠りは浅かったです。



Aqua***~





そして、迎えた出産日。【38w2d。】

長い1日の始まり。
あまり眠れなかったけれど、今日でこのパンパンのお腹ともお別れかと思うとうれしくもあり、
少し寂しくなりました。

朝、TVを見ながらうとうとしていると・・・

「コンコン」とノックする音が・・。慌てて起き時計を見たら7時20分!!

看護師さんが浣腸し、その後シャワーを浴び、
手術着に着替え、外来にて診察を受ける。

最後の検診。

「がっくり・・」やはり逆子のままでした。
ここまできたら、肝もすわったと自分でも思っていたけれど・・・。

それから、点滴・・NSTなどこなし、お昼近くにREY★パパ登場。
REY★パパの顔を見て泣けそうになる。

REY★パパといろいろ話し、この時間にBimbo(息子)の名前を最終決定しました。
そして、REY★パパに励まされながら、12時50分ごろ手術室へ。

【手術室】なんだか恐ろしい。

REY☆ママは手術なんてしたことがなかったので、余計に恐ろしく感じてしまった。
手術室の中はとてもきれいで、分娩台が中央に置かれていました。
手術着に着替えマスクをした看護師さんたちが2,3人、
それぞれ話しをしながら準備を進めていました。

そんな中、緊張とやるせなさからか・・泣けてきてしまった。

担当の看護師さんが、「大丈夫、大丈夫よ」と優しく声をかけてくれるたびに涙がでてきて・・・。
先生が来た時には「うわーーーーん」と泣いちゃって・・
今思えば恥ずかしい限りなんだけど、その時の緊張と恐さは今でも思い出す。

お腹の赤ちゃんに会える最高の瞬間なのにね・・。

REY☆ママは弱虫さんでした。


,:''*..,:''*..,:''*..,:''*..,:''*..,:''*..,:''*..,:''*..,:'''*.



その後、先生は、気を紛らわすためか、
REY★パパとの出会いの話などを聞いてきて、答えながら麻酔をした。
(その前にまっ裸で手術台に上がらされ、びっくりした。)
麻酔は下半身麻酔。

そして、手術へ。

手術台に上って、TVなどの手術シーンでよく見るグリーンの布をかぶされ、
顔のちかくまで覆いかぶされ、何も見えない状態。

右隣には、血圧と心拍数の機械が置かれ、見えるものは、そのグリーンの布とその機械のみ。

時々、その機械の隙間から担当の看護師さんが覗いて、声をかけてくれて、手を握っていてくれた。

手術開始の時は痛みを感じなかったけれど、
だんだんと感覚がグリグリっとしてきて、痛みを感じるようになった。
お腹から引っ張られる感じとだんだんと気持ち悪くなり、
「吐いてもいいよ」とお皿(なんていうんだろう。)を顔の横に置かれ・・
気持ち悪さと痛みに耐えた。

途中、「いたい、いたい」というREY☆ママをみながら、
看護師さんが「先生!!とても痛がってます。」と訴えてくれたが、
「もう少しだからがんばって~~~」と。

そりゃそうだろうけど、痛いよ~~~(涙)
気持ち悪いよ~~~~。(泣)の連続でどうにか耐えた。

そのうち、「んんぎゃーーーー」と産声。

産声は聞こえても姿は見えず・・・痛いし気持ち悪いし・・・
その後、先生が「赤ちゃん、見せてあげて!!」と叫び、REY☆ママは、Reyと初対面できました。

でも何が何だかわからない状態で、痛みに耐え、「先生痛がってます」を何度も言っていた看護師さん・・。
麻酔効いてなかったのかな?と後から思った。

開いたところを縫っている時も痛くて・・・

「もう半分まできてるからね!!」なんて現状報告までしつつ・・無事手術を終えた。

しかし、私のお腹を縫っている間中。
先生達(2人いた)は、「今年もスキーやるの?」とか「あの先生と仲いいの?」とか・・
関係ない話をしていて、REY☆ママ自身、なんだかやるせない気持ちになった。

手術の間くらい、私のこと考えてくれてもいいのになって。
なんか、「物」扱いされているようで嫌な気持ちになったな。
こっちは痛みをこらえて必死だというのに・・・・(泣&怒)

すべてを終えて手術室から出る時に、保育器に入ったReyを横目でみながら立ち去りました。



部屋に戻ったのは。。確か2時45分ごろだった。
部屋に戻ってから落ち着いたのか、今度は感動?で泣けてきちゃって・・・


『ありがとう・・無事に生まれてきてくれて・・』と。

意識ははっきりしていたけど、麻酔が効いていて看護師さんが4人がかりで、
私を支え、ベットに移動させた。

このとき、REY★パパが手伝おうとして、私が「イイよ」って手を横に振ったのを覚えている。

その後、すごく疲れてて眠たいんだけど寝付けなくて、ずっとREY★パパに話しかけてた。
REY★パパも途中、眠たくなったのか・・
「もう寝たほうがいい!!」ってずっと言っていたけど、
看護師さんが度々入室してくるし(点滴をかえたり、様子を伺いにきたりと)やっぱり寝付けない!!

REY★パパはこの日、夕方6時過ぎに帰っていってしまった。
次の日、仕事だから仕方ないけど・・・

こうして、出産日を終えたのでした。

しかし、後産もやっぱり痛かった。
熱も出て、つらかった。

Reyにも会えないし・・・抱けないし、つらかった。

この日の夜は、出産後のReyをREY★パパが嬉しそうに抱いてるビデオを何度も見ながら寝ました。



ふわりふわり~~♪



やっぱり・・・

「母になるって偉大だな」って。

帝王切開だろうが、普通分娩だろうがお産はお産。
すごいなって感じた日でした。

でもまだまだ帝王切開における出産に偏見があるのは悲しいことですね。
私の友達は、みんな優しく励ましてくれました。
友達の中に帝王切開した人もいて・・そんな偏見などはありませんでした。




しかし、遠い友達(?)いつも会わない人から・・「楽できていいね」と言われ悲しい思いをしました。




でも昔だったら、助からない命が、
今医学が発達して、助かる命が増えたことをとても嬉しく思います。




・・なんといったらよいのかわかりませんが・・・


これから、帝王切開でお産する人、帝王切開でお産した人。

いろいろ悩むことがあるかもしれませんが、
子供が1日1日成長するうちにその辛さを忘れてしまうでしょう。
経験者が語ります(笑)



だから、「お互いがんばりましょう♪♪~」



きっと楽しい、育児生活が待ってるはずですから!!!





うさぎ♪~






























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