REIKI -7-



REIKIサード受講後にあったこと その3
~「クンダリーニが上がる」体験 ~

レイキの手


ヘンだと思いました。

だって、食欲がないのです。
インフルエンザで40度の熱出してもモノ食べてたわたしが・・(^^;
疲れているのかな? と レストランなどに行ってみても やっぱり食べたくない。
食べ物を見ても それが何だかわからないのです。
ハンバーグだね、サンドウィッチだね、と そういうことはわかる。
食べるものだということもわかる。
でも 食べる っていう意欲が湧かない・・・
何を見ても ロウでできたサンプルを見ているみたい。いや、それ以下ですね。
なんの感情も出てこないんです。

次の日には、飲むことにも興味がなくなりました。
朝、なんとなく習慣で買ったお茶のペットボトルを 一度も封を開けずにいました。
ヒトがお茶を飲んだりジュースを飲んだりしていても ふーん・・そういうことするんだあ・・って感じ。
不思議なコトするなあ~と感じている自分を不気味に思いました。

更に、眠れなくなりました。
目を閉じると 目の裏側が明るくて明るくて、とても眠るどころではないんです。
アチューンメントを受けたときの「丹光」にも似ていましたが、もっとずっと明るい光。
でも 眠らなくても眠くならないことに気が付いて、眠るのは諦めました。


そのまま 飲まず食わず眠らずで一週間が過ぎ・・・


突然。体じゅうが熱くなりました。


ああ、やっぱりカゼひいたのかあ。と、思ったけど 体温計は36.4度。
気のせいかなあ? 何だろう??
そう思いながらいつもの通りに仕事を始めようとしました。

でも。

どんどん熱くなってくるんですね。


背骨が熱い!
焼きごてを当てられてるみたいに熱い!
ここが背骨だよ、って自己主張しているみたいに熱い!!
背骨が 溶鉱炉に入った鉄みたい。真っ赤に溶けている感じです。
もう じっと座っていられなくなりました。


燃える背中をよじりながら うろうろ散歩しているうちに、
今度は音がし始めました。
口笛のような音、サイレンのような音。
続いて光が始まりました。
光が風のようにチラチラしながら通り過ぎるのを 何度も見ました。
相変わらず食欲もないし、苦しいのに全然疲れた感じになりません。

これは、いよいよ狂ったと思いました。
病院に行かなくては、仕事は、家族は、どうしたらいいんだろう・・
思考もとりとめがなくなってきて ヤバイと思いました。
音はどんどん大きくなってきて、何かの音楽のように聞こえてきました。
誰かが口笛を吹いているんじゃないかと思って きょろきょろしながら歩きました。
CDをかけてる家があるんじゃないかと思ったけれど ずっと音楽がついてきます。
これはもうダメだ・・・・・(>_<)
明日、病院に行こう。そう決心しました。


その夜。
家族が寝静まった部屋で ぼーっとしたアタマのまま座り込んでいたとき。
突然に 最後がやってきました。


目の前に 真っ白い光のボールが浮かんでいました。
じっと見ていると それは 次第に大きくなって 中に入れそうな気がしました。
わたしは、意識でボールの中に入りました。


・・・・何がそこで起こったのか。
それを言葉で書くのは とても難しいですけれど・・・

静かな世界でした。

そこで、一瞬にして わたしは自分が何かを知りました。
わたしだけじゃない。生きるものすべてが 何故そこにいるかを知りました。


わたしたちは「愛」でした。
そこにあること。それだけが一番素晴らしいこと。
わたしたちは ひとつであり 同時にそれぞれであること。
花は花の、虫は虫の、ヒトはヒトの、それぞれの姿にわかれているけれど
すべてが体現するモノはたったひとつ。愛であること。
その素晴らしさを広げるために それぞれの姿にわかれていること。
どの命も どの命も かけがえがなくて 愛おしくて
生きていることが嬉しくて嬉しくて 震えるようでした。


次の日から。
少しずつ眠れるようになり、お茶をおいしく感じるようになり
ご飯が食べられるようになって 通常の状態に戻りました。


あとから聞きましたが これを「クンダリーニが上がる」と
言うのだそうです。


最終的には とても感動的な体験がありましたけど
このときの苦しかったことは 忘れられません・・・・



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