コピー書き方講座☆6



☆コピー書き方講座☆6回目




前回は、売ってる側の都合じゃなくて 買う側の「買いたい気持ち」を書きましょう、という話をしたのでした。

そいじゃ、どんな風に? それが 今回のお話です。

コピーを書こうと思うと ここの「どんな風に?」にみんなチカラ入りますよね。
なんかいいこと書こうと思うし、これで爆発的に火がついたらウハウハウハウハ・・なんて妄想もちらつくし 逆に これで上手くいかなかったらアウアウアウ(T_T)なんて焦りが出てきたり。

でもねー目一杯 肩に力が入っちゃうと 読んでる方も疲れちゃいます(^^;
ラク~な気持ちで書きましょう。

と言われても それがうまくできない?

なるほどなるほど・・・(しばし黙考)


それじゃこういうのはどうでしょう?

「コピーをパターンで書く。」っていうの。

つまり、考え方のヒナ型を作っておくっていうことね。

これができると、wordの定型文を選んでるのと同じ感覚で書けそうでしょ? (*^^*

っつうことで、今回からしばらく(おお、まだ続くのか・・) コピーのパターンについて書いてみようと思います。

今回は、その第一回目だから まず概論ね。


キャッチフレーズを大まかに分類すると

1 お知らせ型
2 推薦します型
3 実力を証明してます型
4 比べっこ型
5 イメージ重視型
6 チラッと型

あと、まあ「7その他」なんてのを加えてもいいですが、だいたいこんな具合に分けられると思います。
これを活用して 商品の特徴やライフサイクルなんかとも関連させながら どのパターンを選ぶか決めて 書いていけばいいってわけです。
必要に応じて パターンを連結させたり 組み合わせたりして作るのもOKです。

ちなみに、要注意なのは「5」ね。

バブル華やかなりし頃は PARCOなんかの広告がすごくカッコ良く光ってて、5のイメージ重視型が多かったのです。
書いてる方は キモチイイから 結構 やってしまいがちなパターンだったりします。

でも。
これはねー 今の時代ではどうかな。ちょっと「?」ですね。

というのは、もちろん イメージだけでは利益との結びつきが不鮮明でモノタリナイ・・という企業側の意図もあるし、
あと、情報化がこれだけ進んでくると、受け手の側でも 広告に情報としての価値を求める傾向が強くなってるからですね。

たとえば、以前この日記でも書いた
「21世紀型のライフスタイルを実現します」ってコピー。
わけわかんないじゃん?・・って話、しましたよね。

広告代理店が こういうコピーを持ってきたら たぶんその会社もNG出すと思うんだけど 自分たちだけで考えてると 自分の気持ちよさを優先させちゃうんだよね。不思議と・・・

だけど 残酷なようですが、これでは広告を見た人は100%素通りです。

だってさ。
100歩譲って「21世紀のライフスタイル」の内容は不詳でもオッケーだとするよ?
その上で聞きたいんだけど、「21世紀のライフスタイルを実現したい!」 なんて思ってる人 どれだけいるのかな?

そう思ってる人がいなければ そんな言葉、ただのヒトリゴトじゃん?
・・・・ヒトリゴトを公開したい人は楽天日記をどうぞ(爆)

それとねえ、真面目な話、イメージって ビジュアルの持ってき方や 他の面での訴求の方が パワフルだったりするのよね。

なので、ここはきっぱりと棲み分けをして、「5」にハマってるなと思ったら コーヒーでも飲んで 目を覚ましましょう。
あ、アルコールはダメよ。ますます酔っぱらっていっちゃうから・・・(笑)

てなわけで。

次回からは各論としてそれぞれのパターンについて、どんな時に使ったらいいか説明していきます。





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