コピー書き方講座☆11



☆コピー書き方講座☆11回目




コピー書き方講座、ヒナ形シリーズ第3回です☆
初めてご覧になる方は バックナンバーもあわせてご覧くださいね。(^o^)┌


さてさて。前回もオハナシしました通り、
「実力を証明してます型コピー」というのは

商品のよさをわかってもらう 

ことが目的です。

その手段として実力を証明してみせる。
どーだ、こんなにスゴイんだぞ! と見せつけるわけですね。


すぐ思い浮かぶのは ビューティ系のチラシにある
「使用前」「使用後」
って分ですね。
エステとかダイエットとか。
あと多いのは、清潔系のもの。お掃除、お片づけ系のもの。
能力開発系のもあるなー。脳波のデータとか載せてるのね。

なんたって「見せつける」ってところがキモですから
これはヴィジュアル要素がくっついてくるような商品だと
簡単に インパクトのある広告・・・・みたいなのが作れます。
当然、ヴィジュアル中心の媒体だったら
コレをやらない手はないでしょう。

わたしも大好きですけど(笑) 深夜のテレビショッピングなんか
「実力を証明してます」広告のオンパレードですね。

デパートのマネキン販売なんかもコレでしょう。
「こんなに汚れたお鍋が ほらっ、ピッカピカ☆☆☆」
なーんてね。


この間、「海馬」と「進化しすぎた脳」を読みました、と日記に書いたのですが
どうやら わたしたちの脳は 
目が見たことを 勝手に理屈づけて自分に納得させよう、って
働きがあるらしいです。

そのせいかわからないけど
どうだっ!とばかりに きれいに痩せた元肥満の美女など見せつけられると
え~~~~~~っ? アレがコレになったの??
ウソくさいような気もするけど
目の前に出されている視覚情報を否定するのって
なんとなくできにくい。納得しちゃう方がずっとラク(笑)


だから、この実力を証明してます型コピーでは

「くっつけられる限りは証明ヴィジュアルをくっつける」

というのが お約束になります。
HPはもちろん、チラシでもDMでも、です。

見せるだけで「うーーーーーん!」と言わせてしまえるんだから
ラクチンなこと この上ないです(笑)


そいじゃコピーは仕事がないの?
いやいや(汗) ありますあります。
ありますけど、どしてもヴィジュアルに対して「従」の関係になりますね。

いっこ目のパターンとしては
そのヴィジュアルを見て びっくり感動してもらいたい相手に
おーいアナタですよー!・・と呼びかけるパターン。

 ・ ○○で悩んでいるアナタ!
 ・ ○○をあきらめていませんか?

↑の変形パターンで、「アナタ」の願いに共感するパターン。

 ・ もう○○とは呼ばせない。
 ・ この○○なんとかしたい。
 ・ もし○○が△△になるとしたら。

次は、お客さんになりかわって(?) ヴィジュアルにびっくりしてみせるパターン。
ちょっとおバカさんみたいだけど(^^;

 使用後、にフォーカス
  ・えっ?! ・うっそぉ~! ・すごい!

 使用前、にフォーカス
  ・いや~ん ・大変! ・どうしよう・・・

証明データのすごさを強調するパターン。
当然ですけど、商品寄りに強調します。

 ・ 最新データが証明!
 ・ ××研究所発表(←官公庁の名称なら尚可・・笑)
 ・ 100人中98人が実感。
 ・ 2週間で△△に!
 ・ △△の原因はこれだった!

実証データを後ろ盾に、効果そのものを褒め称えるパターン。
やや理系な文脈でやるとソレっぽいです。商品も理系な感じのものがお似合いですね。サプリとか能力開発とか。

 ・ みるみる○○が△△に!
 ・ 驚異の□□パワー!


○○には いま抱えている問題
△△には ベネフィット
□□には 商品名(or素材名など)
                を、入れてみてくださいね。



最後に 
これは消費者教育・・(笑)でもないんですけど。
書いてる側からすると 商品情報として実証データもってこられると
意外と難しかったりする場合があります。

それは、

そのデータと実際の人間の利害関係がよーわからないことが多いから です(^^;

それでもまあ これが仕事なんで、
アレコレ継ぎ合わせて なんとかしちゃうわけなんですが。


ですから。
ヴィジュアル見ると どうも興奮しちゃって思考停止に陥るクセのある方。

ホントにそれが自分に関係あるかどうか よーく考えてみてくださいね。

書いてるワタシが言うのもナンですが。
コピーに騙されて いらないもの買ったりしないようにしましょうね(^^;


コップの水の中で固まったアブラと
自分の体の脂肪細胞が おんなじものかどうか・・・・
脳波がアルファ波になると
発想がボンボコ湧いてくるのか・・・眠くなっちゃうだけじゃないのか(爆)


そういうキビシイ消費者の目が 市場を育てるんだと思います m(__)m




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