不動産エージェントな生活、哲学の森と論理の海と

不動産エージェントな生活、哲学の森と論理の海と

2022.11.01
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カテゴリ: 経済 金融
書店員の書評に資本主義がポップカルチャーを通して語られ2017年に急逝したマークフィッシャーの思想を簡単に知ることができる1冊、とあって思わず手を伸ばし購入してみた。

僕の思考が眠いのか、とぼけているのか、靄がかかった峠道のように、通り過ぎた景色とこれから訪れる景色が視界不良で見えないように、僕にはこの本を理解することがとても難しい。

だけど、なんだろう。資本主義に対しての嫌悪感?のような、なにかつまらないものを見ているような、印象を受けた。例えばロバートデニーロとアルパチーノが両作に出演したヒートとゴットファザー、ヒートの舞ロサンゼルスは色のない街並み、際限なく自己複製するチェーン店のようだとモノトーンの印象を与える。一方ゴットファザーはその名前は村の名前に由来する、血の流れを感じる生々しさ映画の中で随所に登場する。

どちらもとても好きな映画だ。

資本主義に血は通っていないのだろうか。極端な問いを立ててみるとやはり資本主義は血が通っていてそれもべっとりと血なまぐさい。よく昔の記憶を美化する人間の性質を問うことがあるが、昭和の時代はよかった論調がある。ぼくもそうだ。だけど平面的な経済成長の過程をみると第二次産業の工場勤務者がおしゃべりしながらの勤務は生産性低下を招く。口を利かず家に帰って酒をのむ、そんな高倉健的イメージだ。現代の仕事はどうだろう、コミュニケーションをよくとっている。どこにいようともWebを使ったmtgが積極的に行われ意思決定をはやめる。とにかく濃厚なのだ。蜜な仕事関係は疲れるがやりようによっては幸福感をもたらす。

資本主義の色はモノトーンではなく、僕にとっては血の色にみえる。資本主義レアリズムとは朱殷色のことである。





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Last updated  2022.11.01 23:31:36
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