てげてげなるままに

てげてげなるままに

住宅編



私達が住んでいたのは、農業が主の町でした。私が引っ越したのは、2002年4月。8ヶ月そこに住んだのですが、久し振りに見た風景です。

相方は初めての海外生活。日本に来たのも初めて。
その町で見たもの=日本です。
でも、今の日本の一般的な家ではないと思います。
相方は、チャリンコ族なので、その町のあらゆる所を攻めていきました。

そんな中、見つけたのが、とても狭い建物です。
1階建で、広くても畳2-3畳分しかありません。
しかも、煙突のようなものがあります。
煙突のようなものは、何かカラカラと回っています。
それは
・外にあるトイレ

日本のトイレは家の中ではなく、外にある・・・信じられない。


そして、
・日本のトイレはとても狭く圧迫感がある

バス・トイレ同室が普通の生活から見れば、確かに狭いですね・・・
用を足すだけの空間という考えで作られてますもの。

最近は、リラックスする空間、考え事をする空間として、
バリアフリーを意識して
トイレも再考されてきていますが・・・


極めつけは、
・暖房便座、ウォシュレット、音姫

相方的には考えられないらしいです。

抗菌仕様と言っても、菌が死滅するわけではない、むしろ温かい便座は温床の元ではないか?

便座が温かい=前の人の温もりが残っているようで気持ち悪い

更に便座カバーなんて、気持ち悪くて仕方がない

ウォシュレット?共有なんて考えられない

音姫?音が出るのは当たり前!
なぜ、恥ずかしい?

そうです。

帰国前に引越した、外人専用ハウスのトイレは暖房便座、ウォシュレットつきでしたが、冬にも関わらず、コンセント抜いていました。

便座カバーがあると、汚したら取り替える以外にきれいにしようがありませんが、カバーなしなら、拭けばきれいになるからだそうです。

強い衝撃を受けた相方。トイレの話はまず、それから話します。

職場のセミナーで、日本の面白いことをスピーチして欲しいと依頼された相方。

当然のごとく、業務内容と絡めてトイレ事情を話しました。
某会社のトイレの間取り、便座の仕様の説明付です。

間取りは3タイプ紹介しましたが、一番広い間取りは、日本人にしたら、十分な空間と感じると思われる間取りでしたが、それでも、

せまーーーっ!!

驚きの声があがっていました。


我が家のトイレは、そんなこんなで、便座カバーがありません。
座るたびに冷たい思いをしています。

我が家の(特に日本からの)お客様、ごめんなさい。

でも、相方は、

部屋自体が暖かいから、日本のトイレよりもいい

と主張します。

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