森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2020.05.20
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カテゴリ: 身近な社会問題
1月から3月のGDPが年率換算でマイナス3.4%と落ち込んだ。
10月から12月は消費税が10%に増税されたためマイナス7.1に落ち込んでいた。
4月から6月はさらに落ち込むことが予想される。
民間シンクタンクはマイナス20%減と予想している。
500兆円のGDPが400兆円から300兆円に減少するのではないかと言われているのだ。

いったん減少したGDPの回復は長い年月がかかる。
GDP三面等価の法則により、国民総生産、消費、国民所得が軒並み大幅に減少する。
企業経営が立ち行かなくなる。特に中小企業は厳しくなる。
全日空の社員は現在医療用ガウンを作るような状況に陥っている。

これはまさに令和恐慌と呼ぶべき事態である。

これに対して政府の対策はお粗末といわざるを得ない。
内閣支持率は急激に悪化してきた。このままではさらに悪化するだろう。

希望はないのか。一つだけある。
自民党の若手議員が立ち上げた「日本の未来を考える勉強会」である。
安藤裕衆議院議員が立ち上げた勉強会だ。
会員議員と勉強会参加者はかなりの人数だ。
ホームページなどで確認してほしい。
地元選出の議員が含まれていれば、直接話を聞くことができるし、要望もできる。

3月12日に内閣に提言を行っている。

・少なくとも30兆円の国債発行を行うべきである。



・十分な休業補償を行う。

・中小企業に対しては失われた粗利を100%補償する。

・消費税を当面0%にする。
年収200万円の人にとっては20万円の現金給付と同じ効果がある。
中小企業にとっても、粗利を削って消費税を支払っているので効果がある。



これらの政策は、政府や財務省が眉を顰めるような提言ばかりである。
増税や緊縮財政ばかりを考えて実行してきた人たちにとっては、到底容認できない内容である。
これに対抗するためには世論の高まりである。
そのためには、政治に関心を持ち、政府の経済政策の中身を検証していく学習が必要になると思う。





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