森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2020.05.23
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カテゴリ: 身近な社会問題
ショック・ドクトリンという言葉があります。
これば新型コロナウィルスのような社会を揺るがすような問題が発生したときに、普段はとてもすんなりと通らない法案をどさくさにまぎ紛らせて、審議をすることなく、数の論理で法律にしてしまう事を言います。

今、米や野菜などの種子法の改正が問題になっています。
日本には種子法があります。
それは戦後国民を飢えさせたという反省から、「二度と国民を飢えさせない」という決意のもとに生まれました。米、野菜、花卉、果樹の品種の育成や改良は手間暇がかかります。
農家が行うことはとても無理です。種苗会社は可能です。
そこで日本では、政府が都道府県に予算をつけて、その地域、地域にあった品種改良を行い、優良で安価な種を農家に提供するようにしていたのです。
このおかげで市販の種の10分の1の価格の種を農家に提供することができるようになったのです。

しかしこの法律があっては都合の悪い人たちがいたのです。

世界の農産物の種子は、すでに寡占化が進んでいます。
グローバル企業4社ですでに7割を抑え込んでいるのです。
日本の種子もモンサント社がどんどんと特許申請をしているのです。
そういう企業は2年目には芽が出ないようなF1品種を作って販売してきました。
あるいは種苗会社の都合の良いように遺伝子操作を行っています。
ラウンドアップという除草剤を売り込むために、除草剤を散布しても枯れない種子を開発しているのです。

すべては世界の農産物の種子を独占販売して利益を上げるためです。
そのためには、日本のように政府が予算をつけて、品種改良して、安価に農家に提供してもらっては困るのです。だから日本に対して規制緩和を求めているのです。
グローバル企業が、今だけ、金だけ、自分たちだけのために、多くの人たちを犠牲にしようとしているのです。
種子法が改悪されてしまうと、自家採取はできなくなります。
そんなことをすると法律で罰せられるようになります。


これは国民や人類の将来に希望をもたらすものではありません。
今反対の声を上げないと、子孫を不幸にさせると思います。

現代は政治に関心を持たないと、私たちの生活を境地に追い込み、貧困と隷属の世界に追い込もうとしている人たちの独り舞台になると思います。
だから神経症で苦しくても、政治から目を離してはいけないと思います。
私は森田理論学習によって、神経症の克服と人生観の確立を目指していきますが、同時に世の中の動向をウォッチングして改悪勢力の動向から目を離さないでいこうと思っています。





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森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
森田生涯 @ Re[1]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ コメントありがとうございま…
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軸受国富論@ Re:森田の正道を歩むとはどういうことか(06/05) かの有名なドクターDXの理論ですね。ほか…

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