森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2020.09.28
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カテゴリ: 身近な社会問題
引き続いて馬渕睦夫さんのお話です。
以下の話は、「国際ニュースの読み方」(馬渕睦夫 マガジンハウス)を参照、引用しております。

アメリカのトランプ大統領は誤解されやすい発言や行動が目立ちます。
一般的な評価としては、大衆迎合主義、人種差別主義者、反知性主義者等と誹謗中傷されています。実は私もアメリカの大統領としては不適格ではないのかと思っていました。
そういう先入観や決めつけで彼のことを評価しているのは、大変な間違いをしているのかもしれません。表面的な言動やうわさで真実が見えなくなっているのかもしれません。
実際のところ、アメリカのマスコミをはじめ、アメリカの民主党、反対勢力が大攻勢をかけているので真実が見えなくなっているのです。
しかしアメリカ国民は比較的冷静に見ていると思われます。
今度の大統領選挙でその結果が出てくると思います。

トランプ氏の考えを一言でいうと、「アメリカファースト」です。

今まではグローバリストたちの利益を最大化させるために、政治、経済、金融。マスコミが利用されてきました。
その結果一部の超富裕層を作り出し、その他多数の人は貧困にあえいでいるのです。
そういう社会に未来を託すことはできない。
パラダイムの転換を図ることが大事だと彼は言っているのです。

2019年9月の国連演説で次のように述べています。
アメリカの目指すゴールは「世界の調和」であると強調しました。
そして、「平和を望むなら、自らの国を愛せよ、賢明な指導者は常に自国民と自国の利益を第一に考えるものだ」と各国に対し、各国ファーストを情熱的に訴えました。

グローバリズムが世界の平和(調和)につながるものではないのです。
自国第一主義こそ世界の調和につながり、独自の文化に基づく得意分野を持つ各国が、世界という屋根の下で共存する新しい世界秩序、20世紀を支配してきたグローバリズム変わる世界秩序を生む必要があると熱く訴えているのです。

トランプ大統領は、政治をグローバリストから取り戻すと言っています。
これまでのアメリカの政治は、特定の政治プロによる特定の勢力のための政治であって、アメリカ国民の利益を無視したものでした。


グローバリストのことを、ディープステートというのですが、政治、金融、経済、司法。マスコミをがんじがらめに抑えているために、トランプ大統領は大変な戦いをしているのです。
現在は、もう一つの覇権を目指す中国共産党を倒すために、ある意味ではトランプ大統領とディープステートは協力関係にあります。
ところが、ここで問題が解決したならば、トランプ大統領とディープステートは再び生死をかけて闘いを始めると思われます。

そういう意味では21世紀は人類が、グローバリストたちから国家主権、国民第一主義の世界秩序を構築できるかどうかにかかっているのです。
少なくとも、グローバリズムに反対するトランプ大統領がアメリカ国民から支持されたということは、人類はグローバリズムの拡大に人類の将来を託すことはできないということを薄々感じ始めているのではないかと思うのです。





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