森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2021.08.17
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カテゴリ: 身近な社会問題
現在の世界を牛耳っている人たちはどういう人たちかを明確に説明してくれている人がいます。
林千勝さんという人です。

2021/04/17のsakura so TV という you tubeチャンネルです。
題名は、「今世界はどうなっているか 第1回 民族無き世界を目指す2つのグローバリズム」です。世界の支配構造、政治、経済、金融、紛争、戦争、脱炭素社会から原子力ビジネスなどのからくりがよく分かりました。

世界を自由自在に操ろうとしているのは、マネー第一主義を掲げて、国境の垣根を取り払いグローバル世界の舞台で無限大の金もうけを企んでいる国際金融資本・多国籍企業群です。
端的に言うとアメリカにはGAFAという巨大企業があります。
グーグル、アップル、アマゾン、フェイスブックのことです。
中国にはBATHという巨大企業があります。
バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイです。

業種ごとに世界を席巻している多国籍企業が存在しています。
それらの巨大企業が、グローバル世界で無限大の利益拡大を目指しているのです。

目指しているのは、世界中のすべての人の幸せではありません。
むしろ、大衆を犠牲にして、独占的に富をかき集める事だけを考えているのです。
その結果10%の超富裕層と90%の貧困層に分けられてしまうのです。

現在世界の政治体制は2つに分かれています。
この中でどう立ちふる舞っているのか。

一方にはアメリカを中心として、新自由主義を標榜している国があります。
西側諸国は、自由と民主主義を掲げています。
自由の名のもとに行われているのは、競争第一、民営化、規制緩和、弱者切り捨てです。
アメリカでは、国際金融資本、多国籍企業は、政治に深く介入しています。

それは今回の大統領選挙でよく分かりました。
マスコミを総動員して、7000万人以上の支持を集めたトランプ氏を追放しました。
現在トランプ氏の息の根を止めようと活動しています。
政治の世界だけではありません。
経済、行政、司法、金融、教育、マスコミ、軍事面も完全に支配しています。


さてもう一方は、一党独裁、マルクスの共産主義を標榜する中国です。
ブルジョアを追放して労働者中心の幸せな社会を標榜した共産主義国家の樹立はどうなっているでしょうか。1億人の超富裕層と約8億人の貧困層に二極分解していると李克強首相が指摘しています。現在の中国は管理社会、全体主義国で国民の自由、人権、民主主義は制限されています。治安維持法下の日本人の言論統制を思い出します。
中国が覇権を握ると、世界中が監視社会、言論統制、管理社会、全体主義に染められてしまいます。その可能性が高まっています。

政治的には、西側諸国と中国は全く別物ですが、西側の国際金融資本、多国籍企業は依然として中国への投資を増加しています。経済は相互依存関係にあるのです。
それは、人権を抑圧して、強制労働、低賃金労働者を使って安価な製品が手に入るからです。
価格競争のためには中国で作るしか勝ち目はないというのが実態です。

こうしてみると世界を操っているのは、国際金融資本(ディープステイト)、多国籍企業群だと言えます。欲望の暴走の最先端を走っている人たちです。
ブレーキの壊れた車を坂道でアクセル全開で突っ走っているように見えます。
森田では欲望の暴走は自他ともに破滅の方向に向かうと言います。
欲望は不安によって制御する必要があるといいます。
森田理論の立場から警鐘を鳴らすことが必要だと考えます。





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Last updated  2024.04.07 20:49:48
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森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
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