森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2023.12.08
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スポーツ×ヒューマンという番組で、大リーグのボストン・レッドソックスで活躍している吉田正尚選手を取り上げていた。
吉田選手はプロ野球選手の中では小柄な方である。
どうしてヒットだけではなく、ホームランも打てるのか気になるところである。

森田理論を学習している私達にも参考になるところがありましたので取り上げてみました。

1、吉田選手は先のWBCで13打点をあげた。これは新記録だそうです。
ふつう初めて対戦する投手に対してアジャストすることは難しい。
吉田選手は初めて対戦する場合でもよい成績をたたき出す。
その秘訣は他の一流バッターよりも1mくらい長くポール見ることができるからだそうだ。
長い間ボールを追いかけると、クオリティの高い情報が手に入ると言われています。時間にすればごくわずかですが、この差が打撃成績に大きく影響している。


吉田選手に学び今よりももう少しだけ事実観察を徹底することを心がけたいと思います。その能力が身についてくると、事実本位の生活に近づいていきます。

2、吉田選手はレッドソックスに移籍して、最初はヒットを量産していたが、そのうち相手チームから徹底的にマークされるようになった。
内角球と低めゾーンが弱いと分析されて、途端に打率が1割台まで落ち込んだ。
特に内角球のさばき方に問題があった。
自分ではどこをどう修正すればよいのか分からなくなった。
その時コーチから、今よりももう少し顔を投手のほうに向けることを提案された。
そのために、正対しないと投手が見えない眼鏡を使用することになった。
その結果、懐が深くなり、内角球が難なくさばけるようになった。

自分一人では解決策が見つからないときは、素直に他人の助言に耳を傾けることが必要になる。
森田は自助組織に入って助けたり、助けられたりの人間関係を築くことが大切になります。

3、吉田選手はメンタル面ではハンマー投げの金メダリスト室伏広治氏の指導を受けている。

現役生活がすぐに終わってしまう。
新たな課題や目標を設定して、挑戦し続けることが大切だという。
吉田選手は今までファーストストライクは見逃すことが多かった。
これを繰り返していると、簡単にワンストライクを相手に与えてします。
最終的に難しい球で打ち取られてしまうことが多かった。

吉田選手は向上心と反骨心がなくなると、野球をやめる時だと言われている。

これは私たちでいえば、生の欲望の発揮ということだと思います。
特に規則正しい生活、凡事徹底の中で取り組むことが肝心です。





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Last updated  2023.12.08 06:29:55
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