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2007年01月12日
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テーマ: ニュース(100210)
不二家なぁ…。
「隠してやりおおせたかった」という点では、
遺体バラバラにするのと変わらないね、考え方が。
バレなければ、よかったんだろうけど、バレちまったら仕方がない。
とりあえず腹を抱えて入院騒ぎとかないわけだから、
実害は低かったという事でナンボか救われているね、不二家。

学生の頃、バイトの話で盛り上がった時、
不二家の工場でバイトしてたっていう人から聞いた話は戦慄モンだった。
ケーキなんかは、ポロっと床に落ちても、ヒョイっと拾ってそのまま

その人は「不二家のケーキなんで絶対食べない」と言っていた。
でも、それってもう10年以上前の話。

今回、露見したということは、
さらにひどい状況で稼動していたということなのだろうと思われる。
拾ってヒョイどころか…って話でしょうね、きっと。
ネズミの城になっているという話も聞くし。
よほど、ひどい状況だったんじゃないかな~?

ウチの家族はもともと不二家を愛していたんだが、
ある時からコージーコーナーに浮気した。
不二家とコージーでは、コージーのケーキが大きくて値段も高くて
ちょっと格が上だった。

不二家ではなく、あえてコージーのケーキを家に買って帰ったりしていたのを
思い出す。懐かしいなぁ。
あの頃はコージーコーナーのナポレオンパイというのが、とっても贅沢で、
ちょっと高くて、憧れだったんじゃ~。
女子たちの間では、デートでミルフィーユを頼むのは危険な行為!とかいう

そんな時代じゃった~。

クリスマスのケーキがいつしか不二家からコージーに変わっていった。
コージーの方が、はさんであるイチゴのボリュームもあって、美味しかったのだ。
家族全員の一致した意見でコージーが定番になった。

コージーは快進撃して、シュークリームもとってもジャンボなのに
100円!だったから、もうね、コージー万歳になっていきましたとも。

学生時代、バイト先に韓国人の女の子がいて、アーチストだったから、
「アーチストはお勤めして仕事なんかしちゃいけない」という信条で、
いつもお金を持っていなかった。バイトは良いらしい。
で、いつもポケットに数百円しか持っていなかったのだが、
ある時、彼女にコージーのシュークリームを食べさせちゃったら、
「なんですかぁ、これは、美味しいですね~」という具合に夢中になってしまった。
「これが100円は、たまりませんねぇ」と、彼女はポケットの100円を、
シュークリームに消費するようになっていった。
それくらい魅力的なコージーだった。

比べて不二家ときたら、話題はまるでないし、メニューも変わりばえなし。
ケーキは昔にくらべて小さくなったような印象だったし、
「だったらコージーで」と、
きっとみんな思ったんじゃないかな。

結局、企業努力が足りなかったのだと思う。
何の工夫もなかったもん。
ケーキが「スイーツ」などと呼ばれ始め、「パティシエ」という職業が台頭し、
チョコレートショップが「ブティック」と言われるくらいの変化があったのに、
不二家は変わらなかったもんね。
変わらない事が大切だと思うたか?
変わらないで良いのは信号機の赤・青・黄ぐらいで、
やはり企業は変わっていかないと。

あまりに変わらない体制だったから、この辺で刷新せい!という
天の声が響いたんでしょうね、きっと。
生まれ変わってください。








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最終更新日  2007年01月13日 00時17分09秒
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