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2009年08月12日
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テーマ: 徒然日記(23288)
昔の手紙や写真を整理していたら、


そもそも我が父は、
自分に文筆の才能があると信じて疑わない自信過剰な人だった。

そのせいか、私は、小学校の文集に毎回
先生の推薦で文章が掲載されるという
文才に恵まれた。

その後、中学1年生で初投稿した文章が新聞に掲載されるなど、
実績のない父にくらべたら、堅実な才能の伸ばしぶりであった。


で、その昔の家族の作文とやらは、父が号令をかけて、
なかば無理矢理に全員に書かせたものであった。

私は、無理矢理その編集をやらされていたのだった。
(どんな家族だよ)

それをワープロで打って紙にレイアウトして、
最後にコピーをとって、冊子としてホチキスで留めて、
「発行」したのだった。

発行といっても、家族に配るだけだが、父は、
親戚にも送ったかもしれない。

すでに40を過ぎて、当時の文章を読むと、
これがまぁ、父も母も、私に対する不満を書いていた。


文章としては、肯定しつつも、作文全体から読み取れるのは、
子供の分際で生意気に自己主張してくるが、しょせん子供なんだから、
そんな主張は認めない的な印象であった。

母の作文は、私がキツい言葉を使う事に対して、
もっと優しい言葉を使ってほしいだの、

これも文章としては肯定しつつも、私に対する不満を述べているのであった。

妹に関しては、当時まだ小学校低学年であったため、
こんな作文を書かされることについての文句から始まり、
まぁ、たわいもない学校での出来事などが書かれていた。

父は、私に、他の2名、つまり母と妹に作文を書くように
説得する役目をムチャぶりしたので、
妹の作文の出だしは、
「これは姉に書けといわれたから書くのであって、
この作文がどうなってもその責任は姉にあるので、
自分は関係ない」
という前置きであった。

なんて仲の悪い家族だろう。

たしかに当時、家庭内はギスギスしていた。

だから父は、全員で作文などというヘンなことを
思いついたのかもしれない。
あとは、当時まだめずらしかったワープロを、
使いこなしたかったのかもしれない。
私もワープロを打つのは楽しかった。

しかし、今、読み返すと、
私はそんなに文句や不満を言われる人間であったのかと、
ややゾッとする。

しかし、おそらく父がいやがった自己主張というのは、
あって当然の主張であったと思うし、
おそらく、父は自分の思い通りに子供が言う事を聞かないことに
不満を持っていたから、私のことを批判的に書いたのだと思われる。

母がいやがった私のキツい言葉というのは、
間違いだらけの母の行動や、世の中に対してストレートに
ものを言い過ぎたからかもしれないが、
母は、なにかと間違っている人間だったので、
私の批判的な言葉が、ぐさぐさと胸に刺さったのだと思う。
母は、私と議論すると100%負けるような人なのである。

妹に至っては、暴君の父と、その奴隷でしかない母と
毘沙門天のような私のコンビネーションが巻き起こす
トラブルに巻き込まれまいと、必死であった様子が伺える。

そして、私は思うのであった。

みんな誰でも自分の都合通りに動かない人間を批判したがるものなのだと。

それは、相手が正しいとか間違っているとかいう問題ではなく、
単に自分が気に入らないから、批判するのだ。
そして誰しも、自分の考えが正しいと思って生きている。

13歳の私は、そんなに悪い人間ではなかったと思うし、
学校で問題も起こさず、成績もトップクラスだったし、
友人も多かったし、まぁちょっと悪ふざけはしてたけど、
親は、もっとほめてくれても良かったと思う。

それが、こんなに批判だらけっていうのは、
彼らの思惑と、私の状況が違っていたからにすぎない。

こういうことで、むやみに傷つけられる13歳や14歳は、
どれだけ多いだろう…。

当時の私でさえ、この親の作文を読んで
「ははん、また言ってるよ…」
という冷めた感覚で受け止めていた。
そうでなかったら、
自分を批判する文章をワープロ起こしなどできない。
いや、むりやりワープロ起こしをさせられたことで、
感覚がニヒルになって冷めていったのかもしれない。
どっちが先だったのか、今となってはもうわからん。

家族全員で作文、などと聞くと、他人様は、こぞって
「おやまぁ、なんて仲のいい家族」などと思うだろうが、
それは父の思うつぼで、実情は、
暴君の父が家族を無理矢理動かし、
イジメに近いことを毎日行っていたにすぎない。
しかし、家庭内の問題は、表には決して見えないものである。

新聞に文章を投稿したのは、そんな両親に頭に来たからだ。
あからさまに親を批判するのではなく、
世間一般の大人と子供のありようについて書いた。
当時のイジメ問題をからめて、大人批判。

しかし、それを読めば、我が親達は、
自分たちこそが、娘に批判されていると
ハッキリわかるはずなので、
私なりの「仕返し」であった。

新聞に掲載され記念品ももらえたので、私の「仕返し」は成就した。

怒りはためずに発散するのが良い。

この文章が長いのも、それだけ怒っているのである。
書いて発散しているのである。

古い手紙や写真を捨てるように、風水などで勧めているけど、
こうして過去をひもとく度に、同じような怒りをおぼえたり、
過去に対して改めて考察するなどの無益な行為を繰り返してしまう。
捨てることは、必要かもしれない。

整理しながら、捨てるべきか、とっておくべきか、など、
逡巡することが多いのだが、
迷ったらとっておく、よりも、迷ったら捨てるの方が、
いいのかもしれない。

ま、とってあったせいで、こういう駄文も生まれてしまうわけだし。

なわけで、でてきた作文達は、すでにシュレッダーにかけました。
さようなら。

最近、シュレッダーにかけるものが多くて、
手動のシュレッダーでは
疲れるし、気が遠くなるので電動式を買いました。
すばらしく効率が上がった。


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▲コレを楽天で買った。
良い感じです!

これでジャンジャンバリバリ「さよなら」できる。

ところで、余談ではあるが、
14歳という年齢が、何かと問題にされることがある。
問題を起こす年齢として。

しかし、その原因について社会が明言することがない。

それは、私の両親がまことしやかに13歳の私を批判したように、
大人にとって、たいへん目障りで都合の悪い性質を14歳が
持っているからであって、それを明言し肯定したいと思う大人は、
この世にはひとりもいないっていうことなんじゃないかと思う。

まったく相容れない世界が大人と14歳の間にあると思う。

人生で最も戦わなくてはならない年齢は14歳である。
40過ぎても、私はそう確信する。

それは親のエゴとか、社会のエゴとか、建前と本音のいやらしさ
なんかと初めて出会って、それに負けない力をつけるための初陣なのだ。

14歳しょくん!負けるな!戦え!

…って、14歳は読まねーか…ははは。

戦い方を間違えると、14歳の心の闇などという
タイトルをつけられて、また別の意味で新聞に載ってしまうのである。

とにかく、14歳は、たったひとりで戦わなければならないのである。













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最終更新日  2009年08月12日 13時58分51秒
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