気楽にまじめにあるがまま わがままFP上ちゃんの日記

気楽にまじめにあるがまま わがままFP上ちゃんの日記

パーソナルファイナンス(個人財務)



 大まかに言うと、
 まず、あなたやあなたの家族の将来の姿を思い浮かべます。
 5年後、10年後、20年後とどうなっているかを考えます。
 多くの場合、ライフイベント表に将来像を書いていきます。
 通り過ぎていくイベントだけでなく、あなたがチャレンジしたいことも書き加えてください。 
 そのときに、将来の一家の資産形成がどのように進んで欲しいかを考えるともっとよいと思います。

 それから、キャッシュフローを分析し、必要に応じて改善策を出していきます。改善策を出す際に、お客様のニーズ(本当に必要なもの)とウォンツ(場合によっては無駄遣いになりかねないもの)との切り分けを行うことがあります。

 会社では、財産構成を表す貸借対照表は、「会社の顔」といわれます。
 会社をどの方向に進めるかが分からなければ、会社の顔をどう作るかもわかりません。損益計算書もつくることができません。
 でも、多くの会社は損益計算書から先に考えてしまいます。
 目先の黒字、取引先や金融機関に対する面子などを考えてしまいます。
 こんなことではずっと「ラットレース」から抜け出せません。

 個人でも同じことが言えます。
 目先のことばかりに振り回されていたら、家計は一向に改善しません。
 ずっと「ラットレース」の状態です。
 将来のあるべき姿が分かってはじめて、家計簿をつけるのが楽しくなるのだと思います。お金や財産はどのようになっているのか。家族はどのようになっているのか。考えるだけで楽しくありませんか。

 だから、あなたの家族の夢、あなたの財産の将来像を一度考えていただきたいのです。

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