出ましたね。

会津と言えば、漆器に蒔絵。

万年筆も会津蒔絵のものがありますが、欲しくなりますね。

松田権六氏が酷評されていたとは、意外でした。 (2010年04月23日 00時11分45秒)

すとっくるーむ

すとっくるーむ

2010年04月22日
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カテゴリ: その他
会津旅行のもう一つの目的は漆器を見る事でした。


会津若松を中心として、漆器店がいたるところに見られます。
2日目、日本酒を買った会津中将の蔵の近くにあったのが 白木漆器店 でした。

白木

なんとも時代を感じさせる建物に、漆器がズラリと並んでいました。
2回はまるで美術館のようにガラスケースの中に漆器が展示されていました。

そして、1階の奥には漆塗りに使う道具や工程を説明した
さながら博物館のようなスペースまでありました。


輪島塗の半値ぐらいが標準的な値段になっている気がしました。

松田権六の”うるしの話”という本では、会津塗りはかなり酷評されていましたね。

(ちなみに、この松田氏は、元PILOT、当時は並木製作所におり、
 万年筆に漆を使う事を企画した人です。漆芸の人間国宝で、
 この本を読むと、うるしというものがよくわかると思います)

普段使いという事を考えると、この会津塗りぐらいの値段が現実的かと思います。
今回は一つ欲しいものがありました。そして、予めチェックしていたお店に
向かいました。

御蒔屋やまうち というところです。
いろいろと会津の漆器屋さんを調べていたところ、
ここの作品にとても惹かれました。御蒔屋というだけあって、蒔絵が多いですが、


やまうち01

目立たないところに工房は位置しており、
隣のお寺の境内に入り口がありました。



やまうち02

二階がショールームになっており、ところ狭しと作品が並んでいます。
一階は工房になっています。その工房を見学させて頂きました。



やまうち03

全体を取るのを忘れてしまいました。

これはあまり湿気をいれずに乾かしていくところです。


やまうち04

こっちも漆風呂です。これは湿気を加えて硬化を促進させるものです。
どうやって湿気を加えるのですか?と聞いたところ、内側を水拭きして
湿気を出すという事でした。
アナログですが、なんだかとても自然で良いやり方だなあと思いました。


やまうち05

工房には作りかけの作品が並んでいました。
ぱっと見、普通の木地に見えますが、そうではないんです。


話を少し戻して、ほしいなーと思っていたのは飯椀です。
毎日使うご飯ちゃわん、今まで使っていた陶器のちゃわんを割ってしまい、
探していたところでした。

そして、このやまうちさんで、とっても良い飯椀を見つけました。

飯椀01

まるで陶器のようなごつごつしたフォルムです。
これは、木地の上に漆掛けをしているのではなく、
麻糸を使い乾漆で作っています。

といってもよくわからないと思います。
やまうちさんのHPに工程が詳しく出ていますので
そちら をご覧下さい。

飯椀02

形がいびつなのは、最初に麻糸で作った形に生漆を吸わせた後に
焼成工程があり、そこで形が変形する為です。
黒と朱の二色使いがとても綺麗です。

飯椀03

普通、漆器というと、凹凸のないフラットな物が多いですけど
でこぼこした、この飯椀はとてもよい雰囲気があります。
また漆の剥げがあまり目立たないという利点もありますね。
まあ、はげても修理していただけますけどね。


飯椀04

まるで、土鍋のような雰囲気です。
ぬりっぱなしなのでツヤは控えめですが、
使っていくうちに底光りしてくると思います。


飯椀05

繊細で、手入れが面倒という印象がある漆器ですが、これは少し異端ですね。
しかしながら、漆の良さをうまく表現していると思います。
値段は8000円と少しばかり高価ですけど、毎日使う物で、
ずっと使っていけることを考えたら、決して高い物とは思いません。
むしろ、ひとつひとつ型を作り、漆を塗り、焼き固めて、
目止めして、漆を塗り重ねる工程の手間を考えたら、安価に思えるぐらいです。

良い物を買うことが出来て満足でした。

対応していただいた山内さんはとても物腰の柔らかい親切な方でした。
またそのうちに訪ねていきたいと思います。





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最終更新日  2010年04月22日 23時36分08秒
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Re:会津旅行(漆器編)(04/22)  

Re[1]:会津旅行(漆器編)(04/22)  
レム  さん
レッドのコッカーさん

会津は漆器のお店が本当に多く、
逆にある程度、事前にめぼしをつけておかないと
目移りしてしまい、わけがわからなくなりますね。

蒔絵が施された筆記具関係の物もいくつか置いていましたが、
あまり食指をそそられるものではなかったです。

うるしの話、とてもよい本ですから
機会がありましたら、一度読まれてみては?

(2010年04月25日 20時28分54秒)

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