高橋尚吾のアジア浮遊伝393日

高橋尚吾のアジア浮遊伝393日

2008.10.29
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今日はこれまでタイにいて(ってまだ11日だけど)、1番刺激的な人に会った。


真っ黒に日焼けしていて…というか、真っ赤になりながら脱皮している最中の方で、

浜辺でじっくり皮むき(?)をしているところ、ワシが発見した。


何か不思議なオーラを持っていたので、氣楽に声をかけると、


「君ならボクに声をかけられると思った。」と、預言者モード全開。(もしくはタダの上から目線爆裂。)


話を詳しく聞くと、「いつ、どの国の警察に捕まってもおかしくない危険な人」だった。


なので名前は何度聞いても、絶対に教えてくれなかった。


だけど、話がノリノリになり、パスポートの(微妙な)日付偽造を見せてくれた時に、チラッと“●●”という名前である事がわかった(笑)





でも、この人から聞いた、


「夜中の山がけ(山道を休まずに走り続ける事)は、恐怖と興奮でアドレナリンが出まくるので、まったく寒くもないし、怪我しても痛くもないゾ。」という話は、


自分の心に“ズコーん”ときて、この1年後ネパールで、山がけをするまで、強烈に残っていた。


【…まぁ3時間だけしか、かけってないんだけど(苦笑)】



この●●さんは、伊豆に住んでいる友人に、その(偽造?)パスポートを見せに行った帰り、ふと韓国に渡り、そのまま中国行きのチケットを買ったのだが、飲み過ぎて遅刻し中国に行けず、悔しいのでタイに来たそうだ。


イエメン・ブータン・ラサ・四川・雲南・パキスタン・トルコ…
伊勢神宮・熊野古道・屋久島・石垣・母島・阿寒湖…

を“走破”する男。


「人生は暇つぶし。」
「金と暇は2つで1つ。」
「アフガンでの●●を、日本政府から頼まれた。」


など勢いで“話”続ける男。


ワシが午後から潜るので、酒は飲まないと言っているのに、


「ビールは1本までなら大丈夫。1本飲んでスキューバをやれば『あぁやっぱり飲むと危ないんだな!』って体でわかるから。」

と教え諭す男。


日本人にも、面白いおっさんがいるもんだ。






※アルコールを飲んで、スキューバーをしては、絶対にイケマセン。






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最終更新日  2008.10.29 22:54:09コメント(0) | コメントを書く
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