高橋尚吾のアジア浮遊伝393日

高橋尚吾のアジア浮遊伝393日

2008.11.20
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いよいよ明日、シェムリを発つ。


とっても寂しい。


最初に出会った仲間達は、とうにいなくなり、


今週アタマに仲良くなったIクンたちも、もういない・・・。


今日は荷物の整理や、仲良くなったバイタクのドライバー達と食事したり、話したりとゆっくり過ごした。


そうそう、こんな事がありまして・・・


バイタク・ドライバーは、各々自分のバイクを持っていたり、宿や店から借りていたりする。


だけど、最初の写真に写っている子は、自分ではまだバイクを持っていないので、担当するお客様(観光客)はいない。



呼びに行ったのだが、ヴィーチェはいなかった。


そしたら、この小僧さんが目を輝かせて、「ボクが乗せて行くよ!ボクが兄貴分からバイクを借りるので、ボクの後ろに乗って!!」と、大アピールしてきた。


ナンだかワシも嬉しくなり、「おぉ、いいでよ~ん!」と氣軽にOKし、誰から借りたかわからんバイクの後ろにまたがった。


その瞬間、バイタク・ドライバーの総元締めのドン・チェイニーが戻って来て、「何で、オメーがShogoを乗せてるんだ!? あ~っ!! まだ、早ぇ~よ(怒)」と小僧さんを一喝した。


ワシが慌てて、「いやいやワシが、ヴィーチェもチェイニーもいなかったから、彼に無理矢理頼んだんだよ。


行きたいのも近くのネットショップだったし・・・。ごめんよ!」と謝ると・・・


「OK OK ノープロブレムよ~ ダイジョウビだよ~!」と、今さっきの怒り顔と全く別の笑顔で、お返事してくれるボス・チェイニー


ワシがいなくなった時、小僧さんが怒られないか心配だ…


  ********


で、この夜はヴィーチェとヴィーチェの例の可愛いお姉様とディナー。


ところが今までの“一方的にワシが運命感じる”パターンとはチョット違い、ヴィーチェが、



そして「姉の写真を持っていけ!」「来年のいつ戻って来るんだ?」と何度も聞く。


どうやらワシの義弟になる氣マンマンらしい。


  *********


そしてこの後、ヴィーチェからある言葉のプレゼントをもらった。


その場では笑顔でお礼を言ったのみだったが、部屋に戻ってから号泣した。








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最終更新日  2008.11.30 00:50:32
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