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Aちゃん22

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2011.12.12
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カテゴリ: 修理記録
Logitec LCM-T202AD/S(S) を開けてみて、異常がある部品を探した。電源部の出力コンデンサに膨張が見られたので交換してみた。しかし、スタンバイから復帰すると画面が一瞬しか出ない症状が残った。



画面が出ない症状は、恐らく低温と関係が有りそうだ。低温でどの部品に問題が出ているのか特定できていない。電源基板の焼けが酷いので、LCM-T202AD/S(S) の修理は進めず退役させる予定だ。

簡単に分解記録だけ書いていく。分解前に液晶画面に傷を付けない様にカバーをした方が良いだろう。手袋もした方が良いだろう。シャーシのエッジで怪我をする恐れがある。

裏面、スタンド部分にネジ 4 個所、下部分にネジ 4 個所がある。これを外す。



フロントパネルとリアパネルを嵌めている爪を全て外す。上下左右に存在してる。外さずに無理やり空けると中の勘合爪を折ってしまう。自分は 4 つ折ってしまった。お好み焼き返しの様な道具が適当だろう。



アルミテープとスピーカーケーブルを押さえているテープを剥がす。これらを戻すために幅広のアルミテープとカプトンテープを用いた。



ケーブル類を外す。線が細いので配線を引っ張ると切れる。精密ラジオペンチでコネクタ部分を持ち、精密ドライバー等を使って丁寧に緩めて外す。切った場合は再圧着は出来ないし、半田補修も出来ない。ピンは熱を加えると酸化して、鼠色に変化する。やってしまった。

基板カバーを外す。4 隅の + ネジを No.1 ドライバで緩める。



バックライト基板と電源基板はコネクタで接続されているので両方を同時に外す。電源基板には信号変換基板に繋がるケーブルも接続されているので外す。







先の 680uF 16V と隣接する 1000uF 16V は並列になっているので同時に交換した。手持ちの部品の関係で 680uF 25V と 1000uF 16V に交換した。高さはヒートシンク以下にする必要がある。標準的なコンデンサ形状でも収まるだろう。



買った時に Premium MVA パネルだと聞いていた。富士通製かと思っていたら、台湾 AUO (AU Optronics) 製だと解った。



色々と気になるな、と思いつつ使っておおよそ 6 年経過か。





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最終更新日  2011.12.13 02:56:35
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