ふるた技工所(てっこうしょ)

ふるた技工所(てっこうしょ)

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Aちゃん22

Aちゃん22

フリーページ

2019.08.24
XML
カテゴリ: 電子工作
デジタルオシロを購入する。中古品だ。HDD の障害で一旦修理に出した。既に修理から戻って来た。基本的な測定は良好、HDD に障害無し。普通に使えている。

中古デジタルオシロを購入するときに HDD 障害はリスク要因としてある程度想定していた。始めから... というのは想定される事象のうちで低い確率だと考えていた。

買ったオシロは Windows XP を使っていた。他の PC と相互運用するのに色々と難がありそうなので、Windows 7 に upgrade するオプションを購入時に選択する。メーカーが upgrade 作業をする時に内蔵ハードディスクの物理/論理障害を発見する可能性を考えていた。

測定回路を操作するデバイスドライバあるいは OS と分離された領域で動作する bare metal か軽量の RTOS で動作するソフトと User Interface アプリケーションで使っているファイルに障害がなければ、見ての通り SELF TEST は pass する。



コマンドプロンプトを出して、全面検査を行う chkdsk c: /R を実施してみる (/B オプションを使うと再全面検査だ)。再起動に成功した後、 HDD に不良クラスタ(不良ブロック)があることが分かった(リンク先は chkdsk が出力したテキスト)

どのファイルが壊れているか詳細を調べてみると、Windows Index Service で使われるファイルが壊れていることが分かった。状況を購入店に報告して、修理しようという流れになった。



HDD のコネクタを見る限り普通の SATA Interface だし、Windows Index Service は切っておけば良いし(使う理由は無いので切られているはず)、不良ブロックが広がる前にバックアップを取って、メーカー修理ができない場合でも、保守できそうだった。



不良ブロックは 8Kibyte だ。プラッタに染みのような汚れか、記録層の塗布かスパッタ不良が有る様に思えた。Head が当たって傷を付けたなら、不良ブロックはもっと多いはずだ。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019.08.24 02:00:49
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

カレンダー

サイド自由欄

コメント新着


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: