「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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♯7
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♯7「珍客」
相談屋は順風満帆だった
戦える機会がある相談が多く来たり 重労働を任せる依頼が減ったり
ここの趣旨を理解してくれたらしい相談が多く来たり…
俺はそれが すっごく嬉しかった
自分の腕を試すことができて… そして
なにより もらった日本刀で戦えたりするのが すごく楽しかった
仕事が忙しい日はほとんど一日中 休む暇がなかった
ただ 暇な日も時々ある そういう時は
才助さんの相談事を解決しようと こつこつと努力している
以前つかんだ手がかりをもとに この辺りの人だという仮定をおいて考えていった
だが 残念ながら ほとんどその進歩はほとんどなかったと言ってもいい
……それが 少し前の話
今回の相談事で 何かが少し動いた気がする… と 後の俺は思うだろう
……世界も 才助さんの相談事も 俺自身も…
こんなに一気に いろんなものが変化していく相談事は 初めてだったかもしれない
夏への変わり目の季節
暑くなったり寒くなったり…体調が崩れやすいこの不思議な季節
一人の変わったお客がやってきた
いつも通り 全てはピンポンが鳴ったところから始まった
俺は急いで バタバタと玄関(修理済み)の方へ走って行き 扉を開けた
そこには 一人の若い男が立っていた
その人は 背が高く すらりとしたやせ型で
優しい目をしていて(才助さんとは正反対だ) 左目の下にはホクロがあった
髪はサラサラで……長くはない… 栗色をしていた
目の色が透き通ったきれいな色をしていて 足が長くて
どこか 日本人離れしていたところがあった
「相談屋って ここだよね?」
その人は 優しい声で俺にそう言った
「はい!! どうぞこちらへ…」
俺はそそくさと まんじゅうを食べながらごろごろしている才助さんを転がして中へ招き入れた
「はじめまして 僕の名前は 椎椰 飄 といいます」
「シイヤ…ヒョウ……ですか 私の名は 高山 馨です」
俺は急いで名刺を出した
「で 今回の相談は 一体何の…」
「あ…はい えっとね 僕 誰かに 命を狙われているんだ
国の重要なことを知りすぎてしまって…裏の 闇の部分まで……
僕が知ることは 別に悪いことじゃないんだけど
国の裏にかかわってくる人たちには それが不愉快らしくって
誰かを雇って 多分…僕の事を暗殺しようとしている
だから 守って欲しいんだ あと そいつらを捕まえてほしい」
椎椰さんはそう言って 真剣で真っ直ぐな眼差しで俺を見た
え… 何この相談 いきなり レベル高っ!!!!!
「そういうことは 警察とかに…」
「言えるわけないよこんなこと 逆に怪しまれて 僕が捕まるよ!!」
椎椰さんは青ざめて 俺の肩を全力で揺さぶった
「じゃぁ…イダダダ…もっと詳しく教えてくれないと 相談にのれませんよ」
俺はそれを振り切って そう言った
「そう…しかたないね 分かった 秘密を守ってくれるなら 良いよ」
椎椰さんはしかたなさげにうつむいて 話す体勢に入った
「今の内閣は いろんな財閥と繋がっているらしい…経済的に支えてもらうためにね
それで…色々とやばいことを考えてるらしくって…… 戦争放棄を無視していずれ…
まぁ 財閥の事から言うと 財閥がまた力を持ったって言えばいいのかな
財閥が大量の賄賂を内閣に渡す… それに答えて内閣がその財閥の地位をあげる
その金で 兵器が密かに作られてる… 僕はそのことを知ってしまったんだ
しかもその関係 始まりは内閣 …政府からだったっていうんだ
今も裏でその取り引きが行われてる 政府が財閥にそのことを密かにおしつけてる
それで一番怖いのは その裏内閣組織に一流の腕を持った殺人団がいるということ
秘密を漏らしたり 賄賂を拒否する財閥は 彼らによって…消される
僕はその内閣の隅にいるんだけど …そこで偶然聞いてしまったんだ
僕が知ってしまったことに恐れた政府は
…僕に目をつけ 殺人団に 指示を出した だから……」
椎椰さんはそれだけ言うと あとは分かるでしょ と言うように 俺の目を見た そして
「確か 最近携帯とかにある裏サイト… あれの依頼を受けてるやつら
それも 殺人団の下の方のやつらだよ 力をつけるために運営してるって…」
と 付け加えて言った
その言葉を聞くと 今の政府が 今のこの世界が 本当に狂ってるのだと改めて思った
だから色々とつなぎ合わせていったら この前レオナさんを狙ってたやつらも…多分…
こんな時代だからこそ 刀は役に立つ でも 逆も言える…
「そのことなら 俺も詳しく知ってる」
才助さんが 話に入ってきた
「俺も昔 狙われてたからな」
才助さんはそう言うと 悲しそうに横を向いた
弥生さんがひょこっと出てきて 才助さんのさびしげな横顔を見つめた
「だからずっと 刀を離さないんだね」
椎椰さんが才助さんに話しかけた
「違うぞ椎椰 刀を離さないのは自分のためじゃなくて…
誰かをこれ以上 失いたくないからだ」
才助さんはそう言うと さっさと部屋を出て行ってしまった
弥生さんがその後を追った
椎椰って…呼び捨てで…… もしかしたら 知りあいなのだろうか?
本当 俺はとんでもない相談を受けたのかもしれない
俺は この時はまだ そこまで恐ろしい相談だと思ってなかったから
椎椰さんの方を向いて いつも通り
「良いですよ その相談 のりました」
と 言ってしまった
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