松阪市の学習塾・双葉

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2014.11.27
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カテゴリ: 作文方法
ぜんけん模試の採点基準を参考にお話します。

1.字数不足
 採点対象外です。文をつくる時には、まず内容をふくらませた後、勢いで書いてしまった部分(強調などの副詞が多い)や構成上抜いてしまったほうがスッキリするところを削っていきます。ですから、当日その場で書く文ではない志願理由書などの作文では字数不足などありえません。
 なんとしてもその学校に入学したいという気持ちが あふれて いる人ならなおのことです。

2.誤字、脱字、判読不能の文字がある。
 誤字、脱字はなぜ減点かというと受験だからです。というと身もフタもないので、独自解説をしておきます。
 塾をやっていて感じるのが、誤字、脱字をする人は大きく2パターンに分かれるということです。まず、おっちょこちょい、つまり細かいところに神経が行き届かないとか、そもそもきちんとした文章を書く意識が希薄な子です。このパターンの子は計算ミスも多いのです。この子はいい加減に仕事をしたりミスしたりすることが多いだろうなと読む人に感じられても文句は言えません。
 2つ目のパターンは、勉強不足の子です。本人は間違っているつもりはない。きちんと調べたことがないから本当にそれで合ってると思い込んでいます。勉強不足にも程度がありますから、笑って見過ごされる場合もあるでしょうが、あまりにも誤字、脱字が多いと「本当に勉強してこなかったんだな・・・。」と思われても致し方ありません。


3.主語・述語の受けがおかしい。
 「私の夢は~なりたい。」←ひっじょーーーーによく見られます。
 書き言葉に慣れておらず、また自分の文をチェックする癖がついていない人の文は、たいてい主述の受けがおかしくなっています。また不用意に文を続けて一文が長くなりすぎていることも原因です。一文書いたら主述の受けをチェックするくらいの意識を最初は持っていたほうが良いでしょう。

4.指示語が使用されているが、どこを指しているかわからない。
 会話文でしかものごとを考えたことがない人に多い傾向です。会話文では会話している相手との間に共通文化、相互理解があります。またその場で説明を付け加えることもできます。指示語の示す先が不明瞭でも、指示語の指す内容が昨日のことでもなんとか会話は成立します。ですが、作文ではそこに書かれていることだけしか読んでいる人にはわかりません。

5.目的語がない。
 4の進化バージョンで最近増えてきました。会話よりさらに短いチャットやLINE文化の賜物だと思われます。簡単にまちがいをチェックする方法があります。自分の書いた文を1年後に読んで理解できるか試すことです。しかし、これは簡単ですが時間がかかります。普段から他動詞(「~を」が必要な動詞)を書いたら、動詞の前に目的語(~を)を書かなくても本当に意味が通じているか考えるようにしてください。

6.根拠、理由が独断的で論理性・客観性に欠けている。
 小、中学生に多い感情の記述しかない、感情以外の理由がない文のことです。自分はなぜそのように考えるのかについて理由を与えたことがない人に見られる特徴です。なんとなくそう思うことに慣れすぎているのです。「その学校に行き たい 」と思っても、その事自体は感情で他人から見て合理性がありません。ですから自己推薦書や志願理由書を書けと言われると書くことが無いのです。
 小学生の低学年でしたら「今日、遊園地に行きました。おもしろかったです。」これでも許されます。しかし、中学生になるとなぜおもしろかったのかを問われます。学年が上がるにつれて、おもしろいと思う根拠をきちんと書く必要がでてきます。


 言いたいことがあっちへ飛び、こっちへ飛びしている文のことです。書き慣れていない、推敲しないのが原因です。また、最近ではネット上の文章をコピーしてつなぎあわせたり、自作の文章でもパソコンで書いて文の順序を入れ替えることも多いようです。そういう文章の作り方をしていると、文の流れがおかしくなりがちです。ネット上の文章をコピペしている場合には、自分の頭で考えた文ではないので特にまちがいに気づきにくいですね。

8.同一の単語や内容が3回以上繰り返されている。
 一番多いのは助詞「の」の多用ですね。「貴校の校訓の中の~」のような書き方です。詩ではないのですから、反復法はやめてください。反復法によって生まれるリズムなど作文には不要です。

9.常体(~だ・~である)と敬体(~です・~ます)が混ざっている。
長い文を書いているとつい普段使っている方に戻ってしまいます。気をつけてください。またこれもネット上の文章をコピペしていて混ざっていることに気づかないケースが増えてきています。


 話し言葉のまま書き言葉にすると倒置だらけになる傾向があります。特に読書好きの女の子に多いです。ただし、決して使ってはいけないということではありません。今年の読書感想文コンクールで最優秀賞をとった作文では非常に効果的に倒置法が使われていました。


ざっとこんなところでしょうか。








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Last updated  2014.11.27 23:01:45
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