たぁ~ちゃん&あぁ~ちゃん
の場合
不妊治療の末
に...
さて、切迫早産一歩手前のmiu
転送先の希望を主治医に告げました。
でも、ベッドの空きがないとかで
主治医の判断のもと
NICUのある総合病院へ転送になりました
救急車に乗せられ1時間ちょっと。。。
余談。。。
救急車って乗ってみないとわからないんだけど
とにかく、緊急車両が近づいたら
速やかによけてくださいって感じ。
頭部が運転席の方で足がハッチの方にあるじゃない?
避けてくれないと
とにかく、ブレーキを掛けられちゃうの
そうすると、
具合の悪いmiuなんて
頭が上にずれてずれていくから
腹圧掛けてはいけないけど踏ん張っちゃうし
内臓は、ブレーキと一緒に上に上がってくるし
気持ち悪いし。。。思いっきりげっそりでした。
極力はじに避けようと思いました。
げろげろになりながらなんとか到着
主治医の話では、
『
いつお産になっても良いようにNICUのある病院に
移るんですから、すぐに生むわけではないですよ
なるべくお母さんのお腹に居る方が良いんですから。。。
』
と言われていたので安心していました。
しかし、総合病院のDrの診察で
すぐに帝王切開
で
胎児を出した方が良いと判断されました。
『え!話しが違うよぉ~』
そんな思いをよそに家族に説明され
OPの準備が始まっていました。
miuのココロの準備も何も有ったモノではない状態
4時に転送されて
術前検査をてきぱきとすまされ
6時からOP開始
OP室に入ると
学生さん
らしき人が。。。5人だったかしら?
聞いてないよぉ~(;_;*)
するとDrが、学生の見学を許して欲しいといわれ
もぉ~こんな状態嫌だけど。。。
双子で7ヶ月の切迫早産で、
まして双子で、一人足が出てるなんて
滅多にないんだろうなぁ~
とおもい
承諾しました。
でもでも、な・なんと男の子が居たんです。
勘弁してよぉ~
miuの気持ち的も不安なんだからぁ~っ
て
結構ショックでしたね
でもやっぱり
立派な看護士さんになってね
ってかんじで承諾でした。
腰椎麻酔をされましたが、効かないんです。
お腹に冷たい液を当てられて
かんじすぎぃ~~って感じで
追加でもう一回腰椎麻酔をされました。
やっと、感覚が無くなって
OP開始です。
カチャカチャと器具のふれあう音
お腹の中を引っ張られるような感覚
暇だったmiuはキョロキョロ (・_・ ) (
・_・) キョロキョロ
『ん?』
あれはなに??
上を見るとライトに反射してる何かが見えます。
『( ゚o゚)ハッ。。。あれはまさしくmiuのお腹の中』
興味津々のmiuは、凝視
おぉ~ってかんじでした。
しかし、余裕はそこまで。。。
なんだか、
気持ちが悪く
なってきたんです。
吐き気がしてきて
お腹切り開かれてるのに吐きそうなんです。
でも、miuは密かに心配しました
吐く腹圧で内蔵が飛び出たらどうしよう。。。
どうしようもなくなったmiuは、
『すみません。。気持ち悪いんですけど』
そのとき知ったんですけどmiuの
血圧が上52
まで落ちていたようです
すぐに注射で血圧を上げられたと思うんですけど
気分は良くなりました。
最終
出血も2000CC
帝王切開なので多少多いとは聞いていましたが
2000!!ってびっくりでした。
そして、お腹が引きつれるような感覚があり
『おぎゃぁ~』と一瞬だけの鳴き声
生まれた?
Drの声『生まれたよ』
続いて、ずりずりと引きずり出されるような感覚
『・・・・』
Drの声『2人目生まれたから』
もう一人のDrの声
『緊急だから赤ちゃんの顔見れないけどいいね?』
え?なんで?一人は泣いたよね?
ええ?もう一人は?泣いてないよ??
miuの赤ちゃん大丈夫だよね??
OP室には産婦人科のDr3人と小児科のDr2人が入っていました。
生まれた子は、小児科のDrが処置中でした。
看護婦さんの声が飛び交います。
子供に呼吸器が入らないと。。。Drが入れられないようです。
『このまま上に行く』
そうDrが怒鳴りました。
後から母に聞いたんですけど
クーペの中に小さな赤ちゃんが居て
Drが酸素をシュパシュパ手で送って居たそうです。
看護婦の母が見ていてただごとじゃないと
わかったそうです
miuは、術後の処置が済んで病室に戻ったのは
3時間後でした。
OP自体は1時間30分
だったようです。
術後はとても痛かった(;_;*)
でもでも、それ以上に双子は辛い辛い
4ヶ月を過ごしていました。
術後すぐにうちの人が呼ばれ説明が有ったようです。
あまりに状態が良くないと。。。
低酸素状態が続いていたのと、
(二人とも仮死産蘇生でした)
肺が未熟(7ヶ月で早産なので肺が出来ていない)
心臓に欠陥があることが
一番のネック
でも
人工呼吸器とたくさんの医療機器に守られて
そして懸命に生きている
管はいくつもいくつもついていて
でも、このときはmiuはまだそんな状態だとは
知りませんでした。
うちの人は直ぐにmiuには話してくれませんでした。
術後しばらく歩くことが出来ませんでした。
2000CCの大量出血で極度の貧血になっていました。
『赤ちゃんは?』miuの問いかけに
『大丈夫だよ。ちゃんと生きてる。』
そう答えるしかかなったとうちの人は言います。
『よかった。。。』
ほっとしたmiuは、寝入ってしまいました。
下に続く