■□ふわふわ♪(車椅子の女の子のページ)

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双子出産


たぁ~ちゃん&あぁ~ちゃん の場合

不妊治療の末 に...

さて、切迫早産一歩手前のmiu
転送先の希望を主治医に告げました。
でも、ベッドの空きがないとかで
主治医の判断のもと
NICUのある総合病院へ転送になりました

救急車に乗せられ1時間ちょっと。。。
余談。。。
救急車って乗ってみないとわからないんだけど
とにかく、緊急車両が近づいたら
速やかによけてくださいって感じ。
頭部が運転席の方で足がハッチの方にあるじゃない?
避けてくれないと
とにかく、ブレーキを掛けられちゃうの
そうすると、
具合の悪いmiuなんて
頭が上にずれてずれていくから
腹圧掛けてはいけないけど踏ん張っちゃうし
内臓は、ブレーキと一緒に上に上がってくるし
気持ち悪いし。。。思いっきりげっそりでした。
極力はじに避けようと思いました。

げろげろになりながらなんとか到着
主治医の話では、
いつお産になっても良いようにNICUのある病院に
移るんですから、すぐに生むわけではないですよ
なるべくお母さんのお腹に居る方が良いんですから。。。

と言われていたので安心していました。

しかし、総合病院のDrの診察で
すぐに帝王切開
胎児を出した方が良いと判断されました。
『え!話しが違うよぉ~』
そんな思いをよそに家族に説明され
OPの準備が始まっていました。

miuのココロの準備も何も有ったモノではない状態

4時に転送されて
術前検査をてきぱきとすまされ

6時からOP開始
OP室に入ると 学生さん らしき人が。。。5人だったかしら?
聞いてないよぉ~(;_;*)
するとDrが、学生の見学を許して欲しいといわれ
もぉ~こんな状態嫌だけど。。。
双子で7ヶ月の切迫早産で、
まして双子で、一人足が出てるなんて
滅多にないんだろうなぁ~
とおもい
承諾しました。

でもでも、な・なんと男の子が居たんです。
勘弁してよぉ~
miuの気持ち的も不安なんだからぁ~っ

結構ショックでしたね
でもやっぱり
立派な看護士さんになってね ってかんじで承諾でした。

腰椎麻酔をされましたが、効かないんです。
お腹に冷たい液を当てられて
かんじすぎぃ~~って感じで
追加でもう一回腰椎麻酔をされました。
やっと、感覚が無くなって
OP開始です。

カチャカチャと器具のふれあう音
お腹の中を引っ張られるような感覚
暇だったmiuはキョロキョロ (・_・ ) ( ・_・) キョロキョロ
『ん?』
あれはなに??
上を見るとライトに反射してる何かが見えます。
『( ゚o゚)ハッ。。。あれはまさしくmiuのお腹の中』
興味津々のmiuは、凝視
おぉ~ってかんじでした。
しかし、余裕はそこまで。。。
なんだか、
気持ちが悪く なってきたんです。
吐き気がしてきて
お腹切り開かれてるのに吐きそうなんです。
でも、miuは密かに心配しました
吐く腹圧で内蔵が飛び出たらどうしよう。。。
どうしようもなくなったmiuは、
『すみません。。気持ち悪いんですけど』
そのとき知ったんですけどmiuの
血圧が上52 まで落ちていたようです
すぐに注射で血圧を上げられたと思うんですけど
気分は良くなりました。

最終
出血も2000CC
帝王切開なので多少多いとは聞いていましたが
2000!!ってびっくりでした。

そして、お腹が引きつれるような感覚があり
『おぎゃぁ~』と一瞬だけの鳴き声
生まれた?
Drの声『生まれたよ』
続いて、ずりずりと引きずり出されるような感覚
『・・・・』
Drの声『2人目生まれたから』
もう一人のDrの声
『緊急だから赤ちゃんの顔見れないけどいいね?』


え?なんで?一人は泣いたよね?
ええ?もう一人は?泣いてないよ??
miuの赤ちゃん大丈夫だよね??

OP室には産婦人科のDr3人と小児科のDr2人が入っていました。
生まれた子は、小児科のDrが処置中でした。
看護婦さんの声が飛び交います。
子供に呼吸器が入らないと。。。Drが入れられないようです。

『このまま上に行く』 そうDrが怒鳴りました。

後から母に聞いたんですけど
クーペの中に小さな赤ちゃんが居て
Drが酸素をシュパシュパ手で送って居たそうです。
看護婦の母が見ていてただごとじゃないと
わかったそうです

miuは、術後の処置が済んで病室に戻ったのは
3時間後でした。
OP自体は1時間30分 だったようです。

術後はとても痛かった(;_;*)

でもでも、それ以上に双子は辛い辛い
4ヶ月を過ごしていました。

術後すぐにうちの人が呼ばれ説明が有ったようです。
あまりに状態が良くないと。。。
低酸素状態が続いていたのと、
(二人とも仮死産蘇生でした)
肺が未熟(7ヶ月で早産なので肺が出来ていない)
心臓に欠陥があることが
一番のネック
でも
人工呼吸器とたくさんの医療機器に守られて
そして懸命に生きている
管はいくつもいくつもついていて
でも、このときはmiuはまだそんな状態だとは
知りませんでした。

うちの人は直ぐにmiuには話してくれませんでした。
術後しばらく歩くことが出来ませんでした。
2000CCの大量出血で極度の貧血になっていました。

『赤ちゃんは?』miuの問いかけに
『大丈夫だよ。ちゃんと生きてる。』
そう答えるしかかなったとうちの人は言います。

『よかった。。。』
ほっとしたmiuは、寝入ってしまいました。

下に続く



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