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Sep 11, 2005
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カテゴリ:  視聴レポート
先週に引き続き、テレビ朝日「題名のない音楽会21」9月11日の放映では、40周年記念企画としてピアニストであるスタニスラフ・ブーニンをゲストに迎え、ショパン特集である。しかも、今回は 「目指せ!ショパンコンクール~ブーニン特別レッスン」と称し、未来のピアニストの卵たちにショパンを特別にレッスンする、という企画である。

というわけで、今回、ブーニン氏と共に登場したのは、14歳のK君と10歳のNさん、といったふたりの若きピアニストの卵たち。外見は可愛らしい子供たちだが、既にコンクール経験もある、まさに将来が楽しみな子供達である。レッスン前に軽いトークがあったなか、Nさんからこんな質問がブーニン氏に。

「素敵なピアニストになるためにはピアノ以外にどんなことをやったら良いのですか」

回答はだいたい想像がつくであろうが、ブーニン氏は「音楽だけでなくあらゆる芸術に熱中するだろう」と語る。そう、どのような芸術もみな音楽につながっている、という言葉はブーニン氏だけでなく、きっと多くのピアニストたちも口にする内容だ。(個人的には、芸術だけにとどまらない、と思っているのだが)

さぁ、それでは早速レッスンのはじまりはじまり。


■ショパンレッスン基礎編 (レッスン曲:エチュード ヘ短調 Op.25-2)

まず1曲目のレッスンでは「ショパンをショパンとして聴かせる」ことを目的としたショパン基礎編レッスン。そして、レッスン曲として選曲されたのはショパンのエチュードOP.25-2である。この曲は、各手別々の動きにて3連音符の進行が延々と続く練習曲であり、これをまずは10歳のNさんが演奏する。この曲の実テンポはかなり高速であるが、Nさんは割とテンポを控えめにし、それでいて丁寧に音を奏でているといった印象だ。

ブーニン氏も、彼女の演奏について音楽的でとても良い、展開もダイナミックだと評す。



この曲の大いなるポイントは「3連符」進行。この3連符を意識して演奏しないと、ショパンの意図した演奏とはならないのは、このエチュードに携わった者であればなんとなく分かって貰えるだろう。(♪♪♪)(♪♪♪)で弾くべき感覚を、(♪♪)(♪♪)(♪♪)といった3連符を見失った演奏にならないことが、この曲のポイントである。

・レッスンポイントその2:曲想について




■ショパンレッスン応用編 (レッスン曲:ノクターン第18番 ホ長調 Op.62-2)

さて、続いてのレッスンでは、表現方法含め、コンクールまでを視野に入れた応用編。レッスン曲はノクターン第18番 ホ長調 Op.62-2、ショパン晩年の作品である。これを14歳のK君が演奏する。さて、彼の演奏は・・・と耳を傾けようとしたら、いきなり演奏画面からブーニンの話に切り替わってしまった。

・レッスンポイントその1:タッチについて

ブーニン氏は、まず「ホールで柔らかい音を良く響かせるためには滑らかな部分でもしっかりとしたタッチで、つまり、正確なタッチで弾くことが弾くことが必要。音をずっと押し続けないで弾くこと(鍵盤を指で押さえ込むような弾き方はダメ、ということ)」と指摘する。そして、ノクターン Op.27-2を実際にブーニン氏が弾いてみせながら、「音はフォルテでなくとも、(聴衆に)音を届けるような感覚で」と、ピーンと張りつめたような音色を聴かせた。

だから、アジタート後の再現部に戻った箇所(58小節以降)では、ピアノ(弱)であっても、もっと音を響かせる工夫をしなければならない。70小節以降コーダの左手16分音符進行は、弱音であっても生命力のある音が要求される。

・レッスンポイントその2:強弱の表現法

強弱のコントラストはとても必要なことであり、と同時にクレシェンドも豊かな表現が大切。アジタートの49小節からのフォルテを弾かせながら、「フォルテを怖がらずに。大胆に」と何度も指摘する。他、幾つか指摘点があったのだが、番組の時間の都合上、レッスン模様が切り貼りされた状態だったため、いまひとつ理解出来ない部分があり、残念・・・


やはりスーパーピアノレッスンと違って、ほんの10数分の間に2曲のレッスンを放映するのは、なかなか難しいということか。テレビを観る側にとっては少々中途半端な気分になってしまった特別レッスンではあったが、きっとレッスンを受けた彼らにとっては、少なからず良い経験になったに違いない。この回の公開録画を実際に観られた方々はどう感じられたのだろう??


■ブーニン氏からのメッセージ

「ピアノを愛するすべての"若者"のために」から始まったブーニン氏のメッセージ・・・この若者という点に、少々沈んだ気持ちになってしまったのは、あぁ、私だけ?まぁ、これはブーニン氏からこれからコンクールを目指そうとする若い人たちへの言葉ゆえ、仕方がないだろう。

(字幕の内容が少々わかりづらかったので、個人的に解釈した言い回しをさせてもらうならば)

「ピアノには、音楽的であり、また哲学的、更には詩的といった、それこそ信じられないような豊かな表現力をもつ。そして、若い時には新たな発見が多数あり、非常に面白いものだ」

「練習を重ねるなかで、ピアノの新たな音や陰影に気がつき、表現や音そのものの幅広さがだんだんと理解出来てくる。演奏するにあたり、これらの表現力や音の広がりを忘れないで欲しい」

「小さな世界を作ってそこに閉じこもってはいけない。ピアノは広い世界を見るチャンスを私たちに与えてくれるのだ」

そして最後にブーニン氏によるショパンバラード第4番の演奏へと続く。改めてじっくり見るとブーニンは割と肩をすぼめて演奏しており、あれでよくパワーある音が出せるものだ、と感心してしまう。それしてもあの大量の汗、あの汗しぶきは本当に凄かった。鍵盤に落ちたら指が滑ってしまうのではなかろうかと、そんな変なところを見てしまう自分が・・・悲しい。


◆ ◆ ◆ ◆ ◆

おっと、いきなり話は変わるが、昨日の「キーワードdeピアノ曲を探せ」にコメントくださった皆さん、本当にありがとう!!実は日曜日は日記を掲載してからすぐに所用で出てしまっていたため、自宅に帰ったら、新たなキーワードのリクエストや追加曲などが多数寄せられており、涙が出るほど嬉しかったのだ。

これからも少しずつリストを充実させていくとともに、不定期ながら新たなキーワードdeピアノ曲を掲載・募集していこうと思っているので、協力者、そして茶々入れ、差し入れ(爆)、どうぞお気軽に!!

これまでに頂いている曲たちは、今晩ドドッとリストに追加するので乞うご期待~!
少々見づらいリストだが今しばらくはご勘弁を。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

それにしても、ピアノ曲ってこんなにこんなにあるとは・・・恐れおののく今日このごろ。
私たちは、一体これまでどれくらいの曲たちを弾いてきたのだろう、本当にカウントしたくなってきた。譜読みレベルのものも含めればかなりの数に・・・まだまだならないか。

数えてみようと思っている奇特な人、募集中(笑)
さ、さすがに、いないか・・・






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Last updated  Sep 12, 2005 01:27:06 PM
コメント(24) | コメントを書く


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※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


ブーニンのバラード4番  
Tantris  さん
自分が持っている唯一のブーニンのCDにバラード第4番が入っていますが18才なのに表情豊かな演奏で感動したのを覚えています。このCDは確かショパンコンクール優勝者コンサートのライブで他にも素晴らしい演奏が入っています。例えば第3ソナタ。自分はこのCDを聴いてバラード第4番が1番より好きになりました。 (Sep 12, 2005 05:01:11 PM)

汗ッ汗ッ  
「題名のない~」、残念ながら公開レッスンは見逃してしまいましたが、ブーニンのバラ4には間に合いました。
汗、すごかったですよね(笑)。
うちの父親も「汗飛んでるよっ!!」と大興奮(?)してましたよ。
男性は着ているものも暑いでしょうし、もともと汗かきならば、スポーツ部なみの汗が吹き出してしまうのかもしれませんねぇ。
なんて、私もしっかり、汗に目が釘付けになってました(^^;) (Sep 12, 2005 07:08:06 PM)

ちょっとした情報  
みっとん さん
といっても既にご存じかも知れませんが…。
今月号の文芸春秋には、音楽関連の記事が3つあって、興味があればご一読下さい。
「奇跡の音 左手だけのピアニスト」舘野泉
「孤高の指揮者 約束の地へ」秋島百合子
「天才姉弟をこの手で育てて」五島龍・五島節

ブーニン、見ました。
バラード演奏の際の汗にはビックリしましたね、ほんとに。会場が暑かったのかしら、ロシアの人だから(なんて)。
いつも感じるのですが、30分ではやはり短いですね。



(Sep 12, 2005 07:22:22 PM)

相当・・・  
alice liddell  さん
>それしてもあの大量の汗、あの汗しぶきは本当に凄かった。鍵盤に落ちたら指が滑ってしまうのではなかろうかと、そんな変なところを見てしまう自分が・・・悲しい。

熱かったのでしょうね。通常の舞台上の照明でも40度近い熱さになること、ありますからね・・・ホールの空調、どうなっていたんでしょうね・・・?
(Sep 12, 2005 10:33:18 PM)

Re:題名のない音楽会 ~ブーニンのショパン特別レッスン編~(09/11)  
こんばんは。
実際、公開録画に行った者としては、大胆すぎるカットにびっくり。番組を見た人には、消化不良に思えたのでは?子供たちの演奏がもっと長ければ、ブーニン先生のアドバイスもうなづけたと思うのですが、なにしろ、駆け足でした。もったいない・・・

「汗」は番組で見て、これまたびっくり!こんなに散っていたのですね。空調は普通に入っていましたが、とにかく撮影用のライトが強い強い。指が滑らなかったのが、不思議なくらいです。
「特別」だから、時間も長くしてほしかった・・・
(Sep 12, 2005 11:13:42 PM)

Re:題名のない音楽会 ~ブーニンのショパン特別レッスン編~(09/11)  
こんばんは。
私もバラードの演奏の最後の方で、大量の汗にびっくりしました。
演奏よりもなんかそっちの方に視線が動いてしまいました。
放送時間、本当にあっという間に終わってしまいましたね。次週もやって欲しかったです。
う~ん、残念。
(Sep 12, 2005 11:50:53 PM)

Re:題名のない音楽会 ~ブーニンのショパン特別レッスン編~(09/11)  
かおる さん
ふゆのほしさんの告知のおかげで、録画セットできました。(忘れてました)ありがとうございます。

私も汗が気になりましたよ!みなさん気になる箇所は同じ・・・だったりして。

確かに消化不良ですねえ、30分じゃたりない!もっと放送してほしかったですね。ああいう公開レッスンってとても貴重ですから。のりりん5700さんのコメントの通り、ブーニン先生のアドバイスも、演奏がカットされてたらわかりにくいです、もったいない・・・。

のりりん5700さん、見に行かれたんですね。いいなあ・・・うらやましいです!実際は何分くらいのレッスンだったのかしら?気になります・・・。 (Sep 13, 2005 12:30:20 AM)

Re:題名のない音楽会 ~ブーニンのショパン特別レッスン編~(09/11)  
らる0935  さん
寝坊して見過ごしました・・・orz

でも以前、リサイタルの1時間前に公開レッスンがあり、生で見ました。
そのときはひとりとんでもない音を出す男子高校生が出てきて、見ているほうもハラハラ。
教えるというのは難しいです。いい演奏家が必ずしもいい教育者であるとは限らないし、その逆もしかり。
でもブーニン氏は想像よりも優しい教え方でした。
一度きりの生徒だったからでしょうか? (Sep 13, 2005 01:23:57 AM)

Re:題名のない音楽会 ~ブーニンのショパン特別レッスン編~(09/11)  
Francois松  さん
10歳でショパンエチュード、14歳でショパン晩年のノクターン。早熟ですね~。
素敵なピアニストになるためには、芸術全般もそうですが、
一般教養全般をきちんと身につけて頂きたいところです。
スポーツはさすがに不必要でしょうか^^; (Sep 13, 2005 01:57:55 AM)

Re:ブーニンのバラード4番(09/11)  
ふゆのほし  さん
Tantrisさん

>自分が持っている唯一のブーニンのCDにバラード第4番が入っていますが18才なのに表情豊かな演奏で感動したのを覚えています。

Tantrisさんをそこまで感動させた18歳のバラード4番、じっくり聴いてみたいですね。ちなみにこのバラード4番って、ブーニンがコンクールの一次予選で弾いた曲でもあるらしいですね。

最近、極端なスタイルで演奏される人を観すぎたせいなのか、ブーニンスタイルがとても地味に見えてしまったりして(^^;普段、トークタイムなどでお話されている顔よりも、演奏中のほうが豊かな表情をされるのも印象的でした。あのお顔の表情がそのまま音となって表れているのかしら。

>自分はこのCDを聴いてバラード第4番が1番より好きになりました。

1番も好きではありますが、私も最近、4番のほうに傾きかけています(^^;;ショパンの技巧集大成のような曲でもありますしね。 (Sep 13, 2005 08:14:32 AM)

Re:汗ッ汗ッ(09/11)  
ふゆのほし  さん
ころころ。。。さん

>うちの父親も「汗飛んでるよっ!!」と大興奮(?)してましたよ。

あははは(^^;やはりそこに着目されておりましたか。ちょっと前だったか、テレビでやたら汗を強調した全身シャンプーだったかのCMがあり、あれはわざとらしすぎて嫌だったのですが、こちらはまさしく本当の「汗」、ちょっと感動してしまいました(^^;;

>男性は着ているものも暑いでしょうし、もともと汗かきならば、スポーツ部なみの汗が吹き出してしまうのかもしれませんねぇ。

最近はクラシックの演奏家であってもカジュアルな服装で演奏される方もいるようですが、やはり大多数はフォーマルな服装の方が多いですね、特に男性は・・・(^^; (Sep 13, 2005 09:04:01 AM)

Re:ちょっとした情報(09/11)  
ふゆのほし  さん
みっとんさん

>今月号の文芸春秋には、音楽関連の記事が3つあって、興味があればご一読下さい。

まぁ*^^*、情報ありがとうございます。全く気付いておりませんでした。早速本屋さんに行ってみます。ちなみに、孤高の指揮者とはどなたのことを指しているのでしょう?って読めば分かります・・・ね。

五嶋龍さんのヴァイオリンがしっかり聴きたくて、ちょっと前に結局デビューCDを買ってしまいましたよ。私にしてはピアノ以外のCDを買うのは久々です。最近、やたらピアノばかりだったですから・・・

>バラード演奏の際の汗にはビックリしましたね、ほんとに。会場が暑かったのかしら、ロシアの人だから(なんて)。

ほんと、照明を当てすぎたのかしら、とさえ思ってしまいました。1曲弾いているだけで、まるで10曲分の汗を流してしまったような様子でしたものね。
それにしても、みっとんさんの「ロシアの人だから」には思わずクスッ・・・。でもあながち否定はできませんよね。普段暮らしている環境によって、暑さに強い・弱いはどうしても出てきそうな気がします。

でも・・・・ここ数年の異常気象にいつまでも慣れない私です。

>いつも感じるのですが、30分ではやはり短いですね。

ホントですね。せめて1時間にして欲しかったデス。 (Sep 13, 2005 09:14:47 AM)

Re:相当・・・(09/11)  
ふゆのほし  さん
alice liddellさん

>通常の舞台上の照明でも40度近い熱さになること、ありますからね・・・ホールの空調、どうなっていたんでしょうね・・・?

よくよく考えてみると、プロの演奏家はあのような強烈な熱さのなかでも、いつものように演奏しなければならないのですよね。それこそプロ根性がないととても耐えられそうになさそう・・・

普段、練習時に「熱い熱い。これじゃ練習できない」だなんて言っている自分がなんだか恥ずかしくなってきましたよ(^^;;ホールの空調については、当日行かれていましたのりりんさんが語ってくれています(^^) やはり撮影ライトの熱さはハンパではない、ということでしょうか。 (Sep 13, 2005 09:19:34 AM)

ブーニン先生は優しい教え方でした  
浜Q さん
ふゆのほしさんの情報のおかげで、わたしも録画して観ることができました。

らるさんがおっしゃるように、ブーニン先生?は、とても優しい教え方で、感心しました。

巨匠や有名ピアニストにありがちな、「私のように弾かなくてはダメ。全然違う」なんて、高慢な態度とは無縁でしたね。

生徒の良い面を見つけて最大限に誉め、その後、アドバイスをする、
最後にまた励ましや賛辞を付け足す、といった、思いやりに溢れていて、
お人柄の良さがにじみ出てたような気がしました。

演奏は、繊細な中に情熱的なものもあり、
「ショパンの曲にはたくさんの色がある」と某巨匠が言ってた言葉どおり
ブーニンによって、ショパンの曼荼羅のような世界が構築されました。 (Sep 13, 2005 09:33:05 AM)

Re[1]:題名のない音楽会 ~ブーニンのショパン特別レッスン編~(09/11)  
ふゆのほし  さん
のりりん5700さん

>実際、公開録画に行った者としては、大胆すぎるカットにびっくり。番組を見た人には、消化不良に思えたのでは?

はい、それはもう、かなりの消化不良に(^^;;
楽譜をチラチラ見ながら聴いていたのですけれど、「えっ、この指導はここの小節での話じゃなかったの?」と譜面を行ったり来たりする羽目に・・・
これでブーニン氏の演奏まで途中カットなんてことになっていたら、ウガーっとなるところでした(^^;;

>「汗」は番組で見て、これまたびっくり!こんなに散っていたのですね。

観客席からですと、さすがにあの汗は見えないですものね。撮影用のライトってそれだけ強力であることを改めて感じました。女性は比較的薄着のドレスなのでまだ良いですけれど、男性は本当に大変ですよね。

>「特別」だから、時間も長くしてほしかった・・・

そういえば当日、実際は何時間くらいの公演だったのでしょうか。 (Sep 13, 2005 09:46:13 AM)

Re[1]:題名のない音楽会 ~ブーニンのショパン特別レッスン編~(09/11)  
ふゆのほし  さん
ゆか(ゆかちん)さん

>私もバラードの演奏の最後の方で、大量の汗にびっくりしました。
>演奏よりもなんかそっちの方に視線が動いてしまいました。

曲の最後に向かう大うなりのようなパッセージでは、まるでブーニン氏自らが水しぶきと同化して演奏しているのではなかろうかとさえ思ってしまいましたよ(^^;;・・・なんていうと、番組を観ていらっしゃらない人がとんでもない想像をしてしまいそうですね(^^;

でもやはり凄かったです。

>放送時間、本当にあっという間に終わってしまいましたね。次週もやって欲しかったです。

ほんと・・・ショパンコンクール時期の9月から10月にかけてしばらくショパン特集を続けてくれても良いのになんて思ってしまいました。

ブーニン氏のバラードの余韻に浸る間もなく、いきなり次週予告が入ったのには、ちょっとひいてしまいましたが(^^;; (Sep 13, 2005 09:54:58 AM)

Re[1]:題名のない音楽会 ~ブーニンのショパン特別レッスン編~(09/11)  
ふゆのほし  さん
かおるさん

いやぁ、変なところに着目するな~とお叱りを受けるかと思いきや、皆さん、やはり目についていらっしゃったようで、ホッとしたような(^^;;

>確かに消化不良ですねえ、30分じゃたりない!もっと放送してほしかったですね。ああいう公開レッスンってとても貴重ですから。

先生が向けられているコメントは確かにその生徒さんに・・・なのですけれど、それは結構多くの人に共通するコメントだったりしますから、どうせ放映してくれるならば中途半端な形にはして欲しくなかった、というのが本音です。

でも番組側はそこまで深くは考えていなかったのでしょうね。ちょっぴり残念でした。特別レッスンその1、その2といって、週を分ければそれなりのボリュームになったでしょうにね。

そこまで細かく気にするならば、公開録画に出向きなさい、と言われてしまうかな(^^;; (Sep 13, 2005 10:37:16 AM)

Re[1]:題名のない音楽会 ~ブーニンのショパン特別レッスン編~(09/11)  
ふゆのほし  さん
らる0935さん

>教えるというのは難しいです。いい演奏家が必ずしもいい教育者であるとは限らないし、その逆もしかり。

これはホントに言えていますね。この曲をどのように演奏するかを自分自身は分かってはいても、それを言葉にして生徒に伝えたり、何がどう問題なのかを的確に指導することってなかなか難しいものです。

>でもブーニン氏は想像よりも優しい教え方でした。
>一度きりの生徒だったからでしょうか?

今回の公開レッスンでもテレビを通してみる限りは、とても優しい感じがしましたよ。生徒さんの演奏の良いところを誉め、そのうえでどのようにすれば更に良くなるかを指導する、そして最後にエールを送る、といった感じでした。 (Sep 13, 2005 10:58:39 AM)

Re[1]:題名のない音楽会 ~ブーニンのショパン特別レッスン編~(09/11)  
ふゆのほし  さん
Francois松さん

>10歳でショパンエチュード、14歳でショパン晩年のノクターン。早熟ですね~。

ショパンのエチュードOp.25-2あたりは小学生が弾く当たり前の曲となってしまったのでしょうか(^^;; 他の場所でもやはり小学生が同曲を弾いているのを見ました。まぁ指がガンガン動く子にとっては、特に難箇所もないまま弾ける曲なのでしょうね。

>素敵なピアニストになるためには、芸術全般もそうですが、
>一般教養全般をきちんと身につけて頂きたいところです。

ピアノばかりに向かっていて、他のことは一切おかまい無しでは困りますものね。このあたりは親の教育方針にもかかっているのかもしれませんが(^^;

私は最近の子供達の「言葉」がどうもついていけませんで・・・つくづくオバサンなんだな、と思ってしまいます。

>スポーツはさすがに不必要でしょうか^^;

私はスポーツ全般全くダメなのですが、スポーツも出来て、それでいてピアノも上手い、こんな人に憧れましたよ~。 (Sep 13, 2005 11:19:44 AM)

Re:ブーニン先生は優しい教え方でした(09/11)  
ふゆのほし  さん
浜Qさん

>巨匠や有名ピアニストにありがちな、「私のように弾かなくてはダメ。全然違う」なんて、高慢な態度とは無縁でしたね。

「自分の演奏が全て正しい」といった指導は、生徒本来の個性すら潰してしまいかねないですものね。生徒は先生の完全コピー品ではありませんし(^^;;

でも表現上の指導というのは結構難しいでしょうね。先生側にもボキャブラリーの豊富さが求められそうですし、それをうまく生徒に伝えるのはこれまた大変そう・・・

>演奏は、繊細な中に情熱的なものもあり、

ブーニン氏の演奏ってもっとアクの強いかと思っていたのですけれど、まったくもって私の思い違いでした。ピアノ(弱)であってもホールに響き渡るような音で、とレッスンで言われていたとおり、筋がピンとはった音を奏でておりましたね。

もともと風貌も渋みがありましたが、お顔にも演奏にも渋みが増したといった感じでしょうか。 (Sep 13, 2005 11:37:19 AM)

Re[2]:題名のない音楽会 ~ブーニンのショパン特別レッスン編~(09/11)  
ふゆのほしさん、こんばんは。遅くなりました。

>そういえば当日、実際は何時間くらいの公演だったのでしょうか。

レッスンは前半で行われ、ブーニンさんの4曲の演奏と合わせて1時間はかかっていたので・・・30分以上あったと思います。とても、熱心に教えていて、感心しました。全体では予定時間をオーバーして、正味2時間15分ぐらいだったかな?
私の7月の日記でも触れていますので、興味のある方はご覧下さいませ。(ちゃっかり、宣伝してしまいました。ふゆのほしさん、ごめんなさい・・・) (Sep 14, 2005 08:24:15 PM)

Re[3]:題名のない音楽会 ~ブーニンのショパン特別レッスン編~(09/11)  
ふゆのほし  さん
のりりん5700さん

>レッスンは前半で行われ、ブーニンさんの4曲の演奏と合わせて1時間はかかっていたので・・・30分以上あったと思います。とても、熱心に教えていて、感心しました。

なるほど~、やはりこれは直接御覧になられた方だけの特権ですね(^^)。テレビでも丁寧さのかけらが伝わってきているのですが、「うわっ、あちこちカットして、話が通じてない」というのが時々感じられるのが悲しかったかな。

>全体では予定時間をオーバーして、正味2時間15分ぐらいだったかな?

うわぁ、ということは・・・2週分を合わせても半分以上カットされているということになるのですね。番組の都合上とはいえ、かなり勿体ないような気がしてなりません(涙)

>私の7月の日記でも触れていますので、興味のある方はご覧下さいませ。(ちゃっかり、宣伝してしまいました。ふゆのほしさん、ごめんなさい・・・)

いえいえ、こういった関連宣伝は大いに歓迎ですよ~(^^)
7月14日の日記ですよね。のりりんさん、日記上で「半分以上カットされる」としっかりと書かれていらっしゃって、しかも私ったらコメントもしているのに、も~~~(^^;といった感じで・・・

でも番組を観てから、改めてのりりんさんの公開録画日記を読ませて頂くと、「順番がだいぶ異なっているのだなぁ」ということを実感しました。 (Sep 15, 2005 07:32:28 AM)

Re:題名のない音楽会 ~ブーニンのショパン特別レッスン編~(09/11)  
ムシクン  さん
ちょうど夜勤明けの朝だったから
朝食介助くらいの時間にテレビでやっていました。

たまたまテレビがついていたので音だけは聞けましたよ♪

色々なレッスンをしていたみたいですね。
見てみたかったなあ。

ブーニンのショパンバラード第4番の演奏は聞きました。
でもそんなに汗かいていたんですね。

そういうところを見られるのがまた楽しいんですよね~(^^)

ふゆのほしさんは「若者」という言葉には色々と思うことあるでしょうが
僕なんかは、ふゆのほしさんの気持ちは十分若いと思うので
そんなに気にしていませんよ。

こういうのは自分が気になってしまうのでしょうかね(笑)。
(Sep 15, 2005 08:38:37 AM)

Re[1]:題名のない音楽会 ~ブーニンのショパン特別レッスン編~(09/11)  
ふゆのほし  さん
ムシクンさん

日曜日の後が、丁度夜勤明けだったのですね。最近は、有名ピアニストによるレッスン番組を観る機会が増えましたが、ブーニンさんはルイサダ先生とはまた違った印象ながら、熱心さを感じる指導でしたよ。

でも音声だけとはいえ、バラードの演奏を聴けたのは良かったですね(^^) たまたまテレビ朝日をつけていらっしゃったのかな。

若者、うん、確かに私も気持ちだけはずっとずっと若いつもりなんですけれどねぇ(^^;;;やはりいろいろな意味で衰えを感じる今日このごろです。

でもきっとブーニンさんが指していた「若者」とは、ショパンコンクールに出場可な年齢の方々を言っていたのかも(^^;;

ショパンコンクール出場可能年齢って、あれれ、幾つだったでしたっけ。確か28歳までだったと記憶していますが、年齢下限が思い出せない・・・・ (Sep 15, 2005 01:59:16 PM)

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