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今週の「ショパンの風景」は、ショパンとリストのお話。1830年当時、パリにピアノが大流行してからは各地で演奏会が多数開かれ、そんななかでもあのフランツ・リストはスーパースター的存在。コンサートではご婦人たちの尋常ならぬ歓声、それだけでは済まず、コンサート後には、会場を出るリストの馬車に向かってリストファンの女性が乗る馬車が追いかけたなどという話まであるらしい。って、こういう行動って、何百年経っても変わらないなぁ、と思ってしまったり。
一方ショパンは上流階級のご婦人がたが集うサロンを中心にモテモテだったとか。ショパンの気品の良さがご婦人方にウケていたのだろう。しかも身につけているものも上品で最高級品。パリじゅうの男性が真似たという、トレードマークの白い手袋・・・という話までは私も知らなかったのだが、そ、そうなのか??
サロンにはショパンとリストの他、ベルリオーズやメンデルスゾーンもおり、皆でこれからの音楽について語り合ったというところで、今回のショパンの風景は締めくくられている。
このショパンとリストをめぐる話について実にうまくまとめられているのが、PTNAサイトのなかのショパン物語。
第16回 リストとショパン
第17回 人気較べ
第18回 人気の秘訣
実に面白い。(リンク自由とのことなので、勝手ながらリンクさせて頂いた)
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そして、「ショパンの風景」のバックに流れる音楽はショパンの 「即興曲第1番 変イ長調 Op.29」。あぁ、私がレッスンを受けた数少ないショパン曲のなかの1曲ではないか。ショパンの曲のなかでは割と地味な存在であるが、私はこの曲が大好き。主題のなかでチラッとみえる短調っぽい響き、これがたまらないのだ。うわっ、明日あたりはちょっぴり練習しなおしたくなってきそうだ。・・・いやいや、やめておこう。またしても「どうして、昔弾けていた曲が、今弾けないのよー」という雄叫びをあげてしまいそうだから。
それにしても、スーパーピアノレッスンにて「ピアノ協奏曲」を扱ってくれたのは実にユニークなのだが、やはりこれをソロパートのみ弾くのはちょっとむなしさが漂う。カラオケCDのように、オケパート(オーケストラ、もしくはピアノにてオケパートを演奏)のみ録音されたCDってあるのだろうか。
・・・ってほとんどまともに弾けもしないうちから、何を気にしているのだ、私ったら。
誰、そこで笑っているのは?
【本日のピアノ練習メモ】
本日のメイン練習
●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15
#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。
#08:アルペジオ練習。
#09:各指を広げる運動
#10:5指押さえながら他指の均一運動。
#15:3指押さえながら他指の均一運動。
●ハノン #22,23,25(3-4-5指を元気に)
●クラーマー=ビューロー60練習曲 #18,#19
#18:右分散音型練習。完全に納得いくところまではいけていないものの、とりあえずこの曲における効果は十分身に付いたと確信し、ひとまず終了。クラーマー2巡目にかけよう。
#19:分散音型練習。弾きこみ段階。スムーズで勢いある上下行を目指して。
●バッハシンフォニア #01~#12
#01~#11:おさらい
#12:各声バラバラに練習した際にはスムーズに弾けている箇所も、全声合わせると中声の左右弾き分けがスムーズでないところが出てきている。両手における進行に慣れれば問題ないだろう。特に難箇所は見当たらない。
●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #01,#05
#01:弾きこみ段階。
#05:いまいちどテンポを抑えて。昨日に引き続きパデレフスキー版での指使いに修正しながら慣れていくこと。
●ショパン エチュード Op-10
#04:本日も引き続き41~46小節を中心に。特に後半、指運びがぎこちないため、テンポを上げた時にもつれ気味。
本日のおさらい
●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10,#08,#16(指強化)
期間限定練習
●カスキ 「秋の朝」
華やかに下行する部分で、どうしても黒鍵を親指で弾かねばならず、これがスムーズな指運びを妨げているのだが、他に「これ」といった指使いが確立できず、いまだもがき苦しんでいる。・・・が、しつこく練習しているうちに、少しずつ慣れてきている。頑張れ、自分。
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