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2016年07月25日
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今日の村上春樹さんの短編を読み返してみようシリーズは、「鏡」です。
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村上春樹さんは、どうしてなのか、自分には想像もつかないと仰っていますが、この「鏡」という作品は、国語の教科書に入れたいという申し出が二件もあったそうです。恥ずかしいのでお断りしたと、全作品の付録の「自作を語る」には書かれています。が、その後承諾されたようで、「高等学校国語総合」(明治書院)という教科書に、この「鏡」が載ったようです。

村上春樹さんの作品が国語の教科書に載っているということは、テストにも出るってことですよね。すごく難しそうな気がしますが!私は高校生の頃、オンタイムで(つまり単行本で)「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」を読んだ世代ですから、国語の教科書に村上春樹さんの作品が載っているなんて、なんか嘘みたいな気がします。当時の自分は、教科書なんかに載っているものとは違うものを読んでいるんだっていう思いがきっとあったと思うんですよ。そんな私は、村上さんの作品が教科書に載っているっていうことに対して、時代が変わったなあっていう感慨みたいなものを抱いてしまいます。

「自作を語る」によると、村上さんは、宿命的に鏡とか双子とかダブルとかにすごく惹かれるみたいなんだそうです。どうしてかはわからないそうですが。

そういえば、「1973年のピンボール」には、”双子の女の子”が出てくるし、「羊をめぐる冒険」でも、”鏡”って重要ですね。

「1Q84」も、ダブルの領域に入るのかな?この世界とあちらの世界というダブル。あ、空の上でもダブルになってましたね。

「鏡」という作品は、何人か集まって怖い体験談をしている締めの話として、語り口調で書かれています。

何かを彷彿させると思ったら、あれです。Kの話。「7番目の男」。あれも、人が集まって、体験談を語るという話でしたよね。

村上さんが、鏡や双子などダブルなものに惹かれるっていうのは、私が、「シャーロック」のモリー・フーパーとシャーロックの関係にすごく惹かれるのと同じ感じなのかな。ははは。夜、寝ている時に見る夢でも、そういう傾向があるようですし。

1か月半程前に、もう20年も中居君ファンだって書きましたが、たま~に夢の中に出てくる中居君と私は(そんなにいつも見るわけじゃないですから!)、完全に、シャーロックとモリー・フーパーの関係ですね。やっぱり、私のツボにはまるんだなー。これまた、村上さん同様、理由はよくわかりませんが・・・。

今日も、シドニーは冷えております。熱いお茶をずずっと啜りながら、

では、御機嫌よう!

[7月26日追記]

昨日、このブログをアップしてから、一昨日の「真田丸」を見たのですが、私、これまた理由はよくわかりませんが、石田三成に惹かれます。日本史の知識がほぼゼロの私なので、名前は聞いたことあるかも、くらいの認識しかなかった石田三成氏ですが、「軍師官兵衛」を観ていた時、意地の悪い嫌な奴に描かれていた石田三成に、なぜか惹かれて、「官兵衛から見たら嫌な奴だったかもしれないけど、石田三成側にしたら彼の言い分というものもあったんだろう」なんて思って、「なんだろう、これは、演じている田中圭さんがそう思わせるのだろうか?」なんて、よくわからなかったのですが、「真田丸」でも、やはり、なぜか石田三成に惹かれます。今回は、演じているのは山本耕史さんです。ということは、俳優に関係なく、やっぱり”石田三成”という人に惹かれているんだろうな。仕事のできる男って感じが良いのかなー。よくわかりません。

真田丸には、近藤正臣さんも出ているのですが、若い頃はバリバリ正統派2枚目だった近藤さんが、年を取られて、なんかこうすっ呆けた役を演じているのが、徳川家康のすっ呆けぶりとうまい具合に溶け合って、いい感じです。

草刈お父上も、すっ呆けてますが。そこに、寺島進の厳しいムスッとした表情のすっ呆け感があって、これも好きです。いつものように、「鏡」とは関係のない話になってしまったわ。






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最終更新日  2020年05月02日 09時40分07秒
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