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2016年10月10日
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カテゴリ: 自己紹介
おはようございます、ひなこです。

今日は日本は体育の日ですね。
大学時代、「今日は体育の日だからなにか運動しよう!」と同級生達とローラースケートをしに行ったことがありました。
生まれて初めてのローラースケートでしたが、結構滑れました。
まあ、ちょっとアイススケートとは重心のかけ方が違うんですが、でも子供の頃からのスケート経験が役に立ったようでした。
札幌出身の人は、冬の体育がスキーなので、スケートはあんまり滑れないんですよ。

さて、北海道というのは、移民の寄り集まりなので、日本の他地域に比べると、物事を割とはっきり言う土地柄であると思います。そうしないと意思の疎通が図れないから。
でも、まあ一応日本で育ったので、それなりに空気を読むというか、そういう能力は多少はあったと思うんですよ、日本にいた頃は。

オーストラリアに来たばかりの頃、よそのお宅に呼ばれて「お茶はいかが?」と尋ねられ、「私は、結構です」と言ったら、本当に自分だけお茶が出てこなかったことがあって、そうか、ここでは、言った言葉が額面通りに受け取られるのね、とショックを受けたことがありました。

(オーストラリアも移民の国ですから、出身国によっては、とても日本に近い文化を持っている人々もいます)

Would you like a cup of tea?

そういうわけで、裏表なく言いたいことを言うことに磨きがかかって、最近では、日本人の微妙な空気を読むことができなくなってきている気がします。

特に、同じ日本人でも、自分の生まれた所と違う場所の人のことは、より理解できてないかもしれないです。

一度、関西の方ばかりの中での話なのですが・・・。
日本からいらした某偉い方が、「ドコソコへ行きたいなあ」という希望を申されました。
もし実際に行かれるなら、わたくしひなこがその手配をしなければなりません。
なので、私としては、一刻も早く行くのか行かないのか、はっきりした返事が欲しかったのですが、なかなかお返事がいただけません。
で、もうこれ以上待ったら、もし行きたいと言われても、手配が間に合わんと思って、ダメ押し風に、「あのー、それで、どのような結論に達せられましたでしょうか」とひなこがおずおずとお伺いを立てました。
「いやねえ、折角やからねえ、行きたいのは山々」
「こんな時しか、よう行かれへんしねえ」

「でも、見たいなあ」
こんな感じで、延々続きます。
そこで、ひなこが、意を決して、「それで、行かれるんですか、行かれないんですか」と言おうとしたのを、隣にいた方が、ぱっと手を私の前に広げて静止しました。
「ひなこさん、ちょっとこちらへ」
と、違う場所へ連れていかれました。

「え?言ってないですよ?」
「ひなこさん、あんた関西人やないから、わからんのやな」
「何がですか」
「あの場にいた人、全員行かないんやなってわかったで」
「ええ?!」
「でも、疲れてるしなって言いはったやろ」
「でも、行きたい、見たいとも言ってらしたじゃないですか!」
「いや、あの疲れてるしなで行かはらへんのやなって、関西人なら誰でもわかるんや」

どひゃー。
そんなん、わかるかいな!

これでは、ただの日本語のうまい外人どす。
日本人の微妙な心の機微はようわかりまへん。
という風に段々なりつつあります。

えらいこっちゃで、ほんまに。

一度、実家に帰省中、私が何かを食べていたら母が言いました。「それ、私の箸だよ!」
「いいじゃないの、親子なんだから」と私が言ったら、母に「お前はもう日本人じゃないな」と言われました。
まあ、確かに、これはお父さんの茶碗とか、外国ではあまり気にしないですものね。
昨今、なんでも「それは発達障害じゃないか」とか言われますよね。
私もそういう風に思われそうかも。
なんか変だって。
外人には、「ひなこは日本人だから、ちょっと変」と思われるんだろうし、両方から板挟みです。

では、ご機嫌よろしゅう。
ほな、さいなら。





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最終更新日  2016年10月10日 08時20分30秒
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