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2017年04月23日
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おはようございます、ひなこです。

1984年2月20日月曜日の朝。
エジンバラに向けて旅立とうする私のことを、本当に皆さん心配してくださって、同室だった女性は、「これが私のロンドン滞在先の電話番号よ。何かあったら必ず連絡するように」と言って下さり、あと、もう一人ロンドン駐在のご親戚の家に滞在することになっていた女性からも、「何かあったら連絡してね」と連絡先をいただきました。
ありがたや、人の情け。

いざ、行かん、スコットランド!

ひなこ、まじめにハリーポッターを見たことありませんが、度々テレビで再放送しているので、ちらっと観たことはあります。
ハリーポッターが中途半端なプラットフォームから列車に乗るシーンを見ると、自分がスコットランドへ旅立った日を思い出します。もしかして、あれ、キングスクロス駅なのかしら?

車内で食べようと思って、サンドイッチなど食料を買って、乗るべき列車に乗ります。
頼りの綱は、ブリットレイルパスと、トーマスクック発行の時刻表です。

というわけで、ひなこも強制的に英語で話さなければならない状況となりました。現場主義の女、ひなこ。本領発揮なるか。
皆さん、ミルクティー入りのポットを家から持参で旅していたりして、ひなこも「まあ、ご一緒にどうぞ」と一緒にミルクティーをいただきながら、つたない英語でお話していました。
(ちなみに、ひなこは中学生くらいの子供だと思われています。19歳ですと言うと、驚きの声が!)
ベタですが、子供には、折り紙を折ってあげたりして。
で、エジンバラに行くと言ったら、皆さん、「ヨークに行くといいよ、ヨークはすっごく街並みがきれいなのよ」とヨークを勧めます。
一瞬、本当にヨークの駅で降りようかと思いましたが、「いや、いかん。ここで予定変更したら、”ぎゃー、私は誰、ここはどこ状態”になっちゃうよ」と思いとどまりました。

なんで、エジンバラなのか?
というと、ほら昔、BCR(ベイ・シティー・ローラーズ)死ぬほど好きだったから!
やっぱり、行っておかなきゃねと思って。初志貫徹みたいな。ちょっと違うか。
私が好きだったレスリーは、前年の夏休みに、雑誌フォーカスに日本人妻との写真が載りましたが。
いとこのお兄ちゃんに「お前、こいつのこと好きだったよな」と写真週刊誌を見せられ、思わず「レスリーと結婚するのは私のはずだったのに!」と口走ってしまった私でした。


そのように、列車の中で改札係の人に言われました。
「ええ?!どうしましょ?!」とパニくるひなこに、「大丈夫、大丈夫。エジンバラに着いたら、すぐスタンプ押してもらってね」とのことでした。(子供に見えるから皆優しくしてくれる)

エジンバラ駅で列車を降り、まずそのスタンプを押してもらいました。
「す、す、す、す、すみません。ロンドンでスタンプを押してもらわずに列車に乗ってしまいました!!あいむそーりー!」とひたすら恐縮するひなこに、「ああ、大丈夫ですよ」とあっさりスタンプを押してくれました。

そして、公衆電話からユースホステルに電話をかけてみたのですが(チャレンジャーひなこ。身の程知らず)、相手の言っていることが全く何も理解できなくて、「サンキュー」と言って切りました。何がサンキューなんだか。

(スコットランドの英語はちょっと訛っています。乗り物のバスはブスなんて言う)

インフォメーションには、とっても明るい愛想の良い若くてかわいいお姉さんがいて(もしかしたら同じくらいの年だったのか)、「あなた、日本人ね?ほら、見て!(と、折り鶴を指さす)これ、日本の人にもらったのよ」などと気さくにお話してくれて、無謀な電話での英会話で心が折れてしまったひなこを元気づけてくれました。

エジンバラには3泊するつもりだったので、3泊の宿(B&B)を紹介して欲しいとお願いしました。
安宿希望なので、トイレは共同です。
でも、日本から来たばかりなので、「自分の部屋にシャワーがある部屋がいい」とわがままを言ったら、ちゃんとそういう所を見つけてくれました!(これが、日に日に、どうでもよくなっていく)


が、最終日は、そこが予約で満室なので、隣の宿を取ってくれました。


宿には、バスで行くようになるのですが、バスの乗り場、何番のバスに乗ればいいかを教えてもらい、バスの運転手に「ここに行きたいから、降りる場所がきたら教えてね」と言いなさいなどと親切に手取り足取り教えてもらいました。
エジンバラの印象が、グーンと良くなったのは、ひとえにこの女の子のおかげです!グッジョブ!

ロンドンのバスは2階建てで赤いけど、エジンバラのバスは緑の2階建てだった記憶が。
当然2階席に座りました。33年前のエジンバラのバスのチケット。かわいい!


この日は、完全に移動日で、ロンドンからエジンバラに行って、宿を見つけて終了しました。
B&Bには、朝食しかついてませんけど、夕食には何を食べたんだろうなあ。

駅で買ったリンゴとかでしょうか?
どこかに食べに出かけた記憶はないので、多分部屋でリンゴとポテチとかそんなだったんだろうな。
若い時は、健康に気を使ったりしませんでしたからねえ。
ひたすら、ウィンピーを愛用してたしな。
でもそのくせ、ビタミンCのサプリを日本から持って行っていて、毎日飲んでいました!(ちょっと健康志向?)

続く。





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最終更新日  2020年04月04日 07時48分10秒
[1984年2月―3月英国1周貧乏旅行] カテゴリの最新記事


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