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2019年05月03日
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カテゴリ: ザ・クラウン
おはようございます、ひなこです。


路上の新聞売り。
大見出しは、「同胞が女王を批判」。
一人の老紳士が新聞を買い、ITN(インディビジュアル・テレビジョン・ネットワーク)の前の人混みをかき分け進み、建物から出て来た若い紳士の顔を「この裏切り者!」と言いながらぶん殴る。つばも吐いてった。

宮殿には、時計の針を合わせる係の老人がいて、せっせと仕事中。
マイケルがやって来て女王に報告。
「ロード・ALTRINCHAM(オルトリンハムって発音するのか?)が殴られました。それも顔を」
9時から彼の出演するテレビ放送があります。
9時になったら、そこいら中の時計が一斉に鳴り出した!


1か月前。
新聞は当時2シリングだったんだ。
ジャーナリストのミーティング中。
遅れて来た女性が「トフィーでもどうぞ」と差し入れ。
オルトリンハム卿は食べない。「味がどうこうじゃなくて、子供の頃、トフィーを食べてその後歯医者で恐ろしい経験があるんだよ。だから食べないんだ」と言いながら、誘惑に負けて食べると「あ!歯が!」
又かよ!

女王のスピーチ原稿の最終チェック。
マイケルの原稿に、若いスタッフが「そのアヴェレージな男女という言葉は、働く男女の方がいいのでは?」と提案しますが、あっさり却下。
この若いスタッフは、マーティンに自分の考えを伝えます。マーティンも若いですからね。
それに同意するマーティンが、マイケルの部屋へ行きノックしてドアを開けると、大きな犬が2匹寝転んでます。
これはトミーの犬。

マーティンが「ちょっと古臭いんですよ。スエズ動乱以後人々は変わったんです。新しい世代の時代なんです。こんなスピーチをしたら、新聞に批判されますよ」と言います。
が、マイケルもトミーも(古い世代)全く耳を貸さず。
マーティン「私がいらぬ心配をしたということですね」
世代間の断絶というのを上手く表現しています。

女王様は、自室でヘアカットとパーマ。

なんか、おばさんっぽくなった女王。

汽車の旅。
フィリップが新しい髪型のことをぶつくさ言ってます。あんまり気に入ってないのか?
女王はプラクティカルでしょと言ってますが。

ジャグアーの工場を視察します。
ここで、例の労働者を見下したスピーチをします。

この時、オルトリンハム卿は、歯医者に行き、待合室のラジオで女王の演説を聞きます。彼はこのスピーチにムッとしてます。若い兄ちゃんが、ラジオのダイヤルを回して、音楽番組に変えました!

オルトリンハム卿は、仕事場に戻り、先ほどのスピーチに対する批判を書きます。秘書には残業してもらってタイプを打ってもらいます。
この女性は、ちょっと彼に気がある様子。

女王は、スコットランドへ。鹿撃ちしてますよ。可哀そうな鹿ちゃん。
ある朝、マイケルが「あー今朝の新聞なんですがー」と言いかけると、フィリップが「またマーガレットが何かやったのか?」「いいえ、マーガレット王女様ではありません」なんてやりとりが。
クイーンマザーが老眼鏡をかけて新聞を読んでる。

オルトリンハム卿は、”インパクト””という番組名のテレビに出ることになりました。
ここで彼の主張したことは、多くの人に受け入れられ大成功。特に若い世代ですね。
「昔は、王家がルールで、我々国民は例外だった。しかし、今は、我々国民がルールで、王家が例外だ!」
でも、あんたも称号持ってる貴族やん。
あ、だから新聞の見出しが、”同胞が女王を批判””なのか。

そして、この後、老紳士に殴られた、と。

女王はまだスコットランド。
外から車を運転して帰って来て、入口で長靴を脱ぐ。なんか板がありますね、長靴脱ぐため用の。
そういえば、王室御用達レインブーツはHUNTERらしい。
女王はマイケルに「今まであなたを信頼して、あなたの書いたスピーチをそのまま読んでいたけれど、これからは、もっと若い片足がリアルワールドにある人を雇った方がいいわね!」とプンプンしてます。
撃たれて死んだ鹿をじっと見る。
死んだ鹿と自分を重ねてますよね、これ。

マクミラン「多くの大使から連絡がありました」

外で遊ぶ子供を窓越しに見る女王。
子供、大きくなったなー。

歯医者の待合室。
「実は、マーティン補佐秘書官に呼び出されてね」
秘書の女性「行って下さい!絶対行くべきよ!手ぶらじゃだめですよ!」
とけしかけられて、バッと待合室を飛び出すオルトリンハム卿。
秘書の女性「今じゃなくて!歯はどうするんですかあああ?!」
受付の女性にも謝って出て行きます。

タクシーでバッキンガムへ。
マーティンの部屋へ通されます。
そうか。使用人はこんな変な片隅の小さな部屋なんだね。
イートン校の写真が飾ってあります。
それを見ていると人の気配がしたので、「どうやら私達には共通点があるようですね」と言うと、女性の声で「あら、どんな?」
え?ッと見ると、女王本人がそこにいました。

オルトリンハム卿は、自分は王家を抹消しようと批判したのではなく、反対に王家に存続してもらいたいから批判したのだと主張します。
個人攻撃ではありません。王家は全てを変える必要があるのです!と。
リコメンデーションリストも持ってきています。
3つの始めるべきことと、3つの止めるべきこと。
女王は、止める方から聞きます。

お!この進言の中に、王族の周囲に離婚者がいるようにするというのがありました!
女王は「私は英国国教会の長なんですよ!教会が禁止していることを、恐れ多くもどうやって!」なんて興奮して言いますが、この提言あってこその、チャールズ再婚やら、メーガンお輿入れがあったわけですね。

「マーティンを呼んできてもらえます?」
自分は部屋を出て外で待ち、マーティンに呼ばれて部屋に入ると、女王は消えていました。抜け道があるのか?忍者屋敷か?

「女王は消えてたんだよ」と秘書に話して聞かせています。
「で、補佐秘書官が僕の提案の1つ2つを受け入れて実行するって言ってくれたんだ!」

明るいライトの中、女王のクリスマススピーチをBBCがテレビ放送。
1957年のクリスマスのようです。

6か月後。
これはクイーンバースデイですね、きっと。
一般人が宮殿に招かれています。
マーガレットに「かわいいねえ」とフィリップ。
やっぱりマーガレットって魅力的ですよね、男の人にとって。
「その髪型もいいよ~」
「スタイリストがやってくれるのよ」
「なんだそれ。うちの奥さんにもつけてもらいたいね、それ」なんて。

クイーンマザーは、「全く私達の威厳が!これじゃあただの一般人の操り人形じゃないの!」と悲しみ、怒っています。
一般人の前に出る前に、それまで手に持っていた手袋について「さあ、手袋をして!」とちゃんとプロトコールのマナーを厳守するところも、昔の王族って感じの二人。

最後に字幕が出て、「結局王家は、オルトリンハム卿が提案した案を全て受け入れることとなった。そして、後に宮殿は、オルトリンハム卿が20世紀において、最も王家を助けた人物であったと、渋々ながらも認めたのである」とのこと。

そして、最後に男性の写真と、ジョン・グリッグ 1924 - 2001年没、と出てきた。
誰、この人?と思ったら、オルトリンハム卿でした。
この方、称号を捨てて、ジョン・グリッグという一般人になったんですね。

なるほど~。

続く。





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最終更新日  2020年01月07日 08時11分19秒


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